ワンネス 623号  2012/09/02発行

地域を楽しむ夏祭り特集!第2弾

白鈴園 8月4日(土)

 白鈴園保護者会(望月美穂会長)主催の夏祭り「夕べのつどい」が白鈴園園庭で行われました。
 年長のらいおん組がおみこしをかついで園内を一周したあと「今から夏祭りを始めます」と開会宣言。続いて、ステージで年中ぞう組の「おばけなんてないさ」と年長らいおん組の日・英・中、3カ国語の「キラキラ星」の歌と踊りが披露され、来場者から大きな拍手を受けました。
 園内にはかき氷やおにぎり、から揚げなどの食バザーやくじ引きやヨーヨー釣りなどのゲームが設けられ、子どもたちは大喜びで園内を走り回っていました。

合志杉並台 8月4日(土)

 杉並台中央公園で行われ、住民手づくりの出店や出し物で賑わいました。
 午後5時40分に子どもみこしが出発し、団地内を練り歩いて祭りの開催を告げました。6時半に開会。ステージは、元気な子どもたちのヒップホップダンスやカラオケ、舞踊体操やひょっとこ踊りで盛り上がり、公園内には「まちづくりこうし隊」の焼きそばやバーディ会の焼き鳥、若草会のかき氷やおもちゃなどたくさんの出店が並びました。最後のお楽しみ抽選会まで、大人も子どもも笑顔で賑わいました。

東ヶ丘区 8月18日(土)

 夏祭りが同区公園で行われました。
 午後6時に子どもみこしが出発し、区内を練り歩きました。
 7時からはおでんや焼き鳥、焼きそば、かき氷などのバザーも始まり、ステージ上では余興・演芸が披露され、子ども会のくまモン体操にキャロッピーも参加して来場者を楽しませていました。
 小池織琶ちゃん(5歳)は、民舞を踊った小池多鶴子さんを最前列で応援し「おばあちゃんは頑張ってキレイに踊れてました」と話してくれました。

菊陽杉並台区 8月18日(土)

 第34回夏祭りを同区南公園で開催。昼の部の午後4時からの杉並台音楽祭はカラオケ大会を開催。午後5時15分から子どもみこしが区内を練り歩き、子どもの部の盆踊りやラムネ早飲みもありました。各組で趣向を凝らした夜店は6時半にオープンし、焼き鳥やかき氷に長い列ができていました。歌や踊りに抽選会や花火もあり、賑わいました。
 押川マサ子さんは「カラオケや踊りに出ました。緊張しましたが歳を忘れて楽しみました」と笑顔で話されました。

緑ヶ丘区 8月18日(土)

 同区公園で開催されました。午後5時、開会宣言のあと子どもたちのストラック・アウトで祭りがスタート。西瓜早食い競争や○×クイズ、子ども会は元気に校歌斉唱しました。祭りに華を添えたフラダンスやコミカルな踊りのひよっとこおどり、地域で活動するアマチュアバンド“マグネティックビート”の演奏もあり盛り上がりました。また、区民総踊りや豪華賞品の当たるお楽しみ抽選会、焼き鳥やかき氷、くじなどの夜店も並び、大盛況でした。
 フラダンスを披露した野田静子さんと岩下節子さんは「皆さんに喜んで頂きました。楽しかったです」と話されました。

大堀木区 8月18日(土)

 同区グラウンドで行われ、第1部は子どもたちの○×クイズで始まり、ラムネの早飲みや大人のビールの早飲み大会で盛り上がりました。第2部には、菊陽吹奏楽団の演奏や太鼓の演奏、カラオケや日舞の披露もあり楽しい夏祭りとなりました。また、子どもたちに大人気のきんぎょすくいやくじ引き、唐揚げやカレー、ビールなどの夜店も並び、大繁盛でした。
 祭りのラストには、豪華賞品の当たるお楽しみ抽選会もあり盛り上がりました。


  (75)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

9月は酒が最も旨い季節

◆二百十日
 立春から数えて二百十日。今年は8月31日が二百十日でした。二百十日から二百廿日(はつか)にかけては、大型の台風が日本に襲来して、大きな被害を及ぼすとされています。
 この時期、米の花が咲く季節と重なります。台風がもたらす強風雨に稲がさらされると収穫が大幅に減ります。各地で、風を鎮めるための神事やお祭りが行われます。熊本では、高森町の風鎮祭が、風を鎮め五穀豊穣を願う伝統的なお祭りです。
 台風さえ来なければ、この時期は一年の中で最もお酒が美味しい時期であると私は思います。夕方、日が沈めば、凌ぎやすくなります。盛夏の時期とは違い、湿度もそれほど高くなく、少し乾燥した風が吹き抜けてくれます。こんな夜に飲むビールは格別に旨いです。
 うだる様な暑さの中で、身体がほてった後で飲むビールの旨さは、砂漠に水を撒くようなもの。どれだけ飲んでも、乾きが癒されませんね。
 しかし、すこし乾燥して、心地よい残暑を感じるこの時期のビールは、素直にビールが旨い。ほどよい量で満足できます。ビールの後に飲む日本酒や焼酎もなお旨い。
 私にとっての二百十日は、酒を嗜む絶好の季節なのです。

◆あっさりから芳醇な味わいへ
 初秋から中秋、晩秋にかけて、皆さんが美味しいと欲する味わいも変わってきます。それに併せて、選ぶお酒も変化してきます。
 盛夏の時期は、香りが低く、味わいが軽快な淡麗超辛口の日本酒や焼酎が人気でした。飲み方も冷やで、焼酎ならばロック、水割りで、スイスイと飲むスタイルで楽しんでらしたのではないかと思います。
 秋の使者・サンマは、秋の深まりとともに脂分が増します。また北の海から南へ下るカツオ(戻り鰹)も、初夏のあっさりとした味わいから、脂分を含んだ複雑な味わいに変わっていますね。
 同じ酒蔵のお酒も変化をします。春先の初々しい味わいから、蔵内のタンクや冷温庫でじっくり寝かせた日本酒は、熟成した円熟味を増してきます。全国各地の酒蔵で、熟成した味わいの日本酒を『ひやおろし』として発売されます。
 食の秋。今秋は食の味わいに加えて、季節によって味わいを変える日本酒の織りなす魅力に触れてみてはいかがでしょうか?



ふかふか焼きたてパン作り

 夏休みの思い出作りにと、7月31日(火)菊陽町三里木町民センターで「親子でパン作り」教室が開かれ、12組の親子27名が参加しました。
  講師の飯田まゆみさんの指導で、一次発酵を終えたパン生地を6〜8個に取り分け、お好みで餡やカスタードクリームを入れて、丸や三角、ウサギ形、魚形など、色々な形に整えました。続いてチョコクリームや、アーモンド、レーズン、チョコチップを使って、楽しいトッピング作業。ユニークで個性あふれるパンが出来上がりました。焼きたてのパンの味は格別で、子どもたちは「ふかふか!」「お店のよりおいしいね」と大満足の様子でした。
 小川実鈴ちゃん(5歳)は「初めて作っておもしろかった。クリームの入ったのがおいしかったです」と話してくれました。

 

 

 


 

  福永  莉那(りな)ちゃん 5歳
        怜(れい)ちゃん 2歳   

 いつも仲良しの姉妹です。この写真が載るころには、弟か妹が産まれている予定です。かわいい赤ちゃんが来るのを楽しみにしています。


  最先端の技術に驚嘆! 菊陽町歩こう会

 私たち菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は、猛暑の8月6日(月)熱中症に気を付けながらさんふれあ周辺の菊陽町内散策を行いました。
 まず、菊陽町図書館を見学。ホールの500もの座席の出し入れに驚き、館内利用などのお話を聞き、次に杉並木公園内で、歩こう会会員有志による8月6日にちなんだ平和学習(紙芝居、朗読、語りなど)を行い、命の大切さを学びました。
 午後は富士フイルム見学。フラットパネルディスプレイ材料事業の中核拠点としての活動など詳しく説明され、会員一同熱心に聞き入りました。最後に、山内醤油見学では、ユーモアと味自慢を交えながら、こだわりの材料や技法、環境に優しい工場などを説明していただきました。
 今回の見学に際し、どの施設でも優しく、丁寧に対応していただき感謝の気持ちでいっぱいです。
 次回は、大分国東半島の国宝富貴寺と城下町杵築日帰りの旅です。

写真提供 富士フイルム 文提供 久保田昌生会長


  菊陽フォトクラブ

 私たち菊陽フォトクラブ(阪本やすし会長)は、菊陽町在住の写真を趣味にしている仲間です。毎月第2日曜日午後2時から、菊陽杉並台区のぎゃらりー憩に集まり、それぞれが撮ってきた写真を見せ合って批評を交えた意見交換を行っています。
 年4回の展示会では、名前を伏せて展示します。来場された方から好きな写真に投票して頂き、最高得票の作品を投票者の中から抽選で1名に差し上げています。今月(9月)も同ギャラリーで作品展を行っていますので、ぜひご覧ください。また、私たちと一緒に写真を楽しんでいただける方のご入会をお待ちしています。

 


編集後記

 9月に入り、さすがに朝夕はひやりとした風が吹くようになりました。今年の夏は暑くて体調管理が難しかったです。クーラーの使い方も工夫したつもりですが、だるさが抜けません。(T.I)