ワンネス 629号  2012/10/14発行

げんきいっぱい運動会

光の森キャロット保育園

 9月22日(土)光の森キャロット保育園(廣田婦美子園長)の第6回運動会が菊陽町立体育館で行われ、園児たちは毎日練習したおゆうぎやかけっこにがんばりました。
 プログラムは、ゆめ・はな・ほしの0歳から3歳の子どもたちのかけっこでスタート。年長そらぐみのおゆうぎは沖縄民謡のミルクムナリ。エイサーの衣装に身を包み、表情もきりっとかっこよく踊りと太鼓の演技を決め、たくさんの拍手が送られました。昼食をはさんで、うみぐみとそらぐみの組体操やリレーもあり大きな声援が沸き盛り上がって閉会となりました。
 保護者の中原明子さんは「以前、年長そらぐみの子どもたちを担任していました。成長を感じて感動しました。1歳になる我が子もあんなになるのかな〜」と涙ぐんでいました。

 

 

 おゆうぎでは、子どもたちが衣裳に着替えて登場し、保護者の皆さんはカメラやビデオの撮影に大忙しでした。もう、カワイイの一言に尽きますね。(岩田)

杉並台幼稚園

 9月23日(日)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)の運動会が合志市総合体育館ヴィーブルメインアリーナで行われ、園児たちが一生懸命かけっこや演技に取り組みました。
 園児たちは手作りのとんぼ門やぶどう門、こっき門から入場。プログラムは年少組のかけっこから始まり、親子で参加する技走やダンスに、玉入れなど楽しい時間が続き、たくさんの保護者から応援が送られました。年長きく・ゆり・ふじぐみのマーチングでは、太鼓やポンポン、カラーガードを手にした園児たちがミッキーマウスマーチとシング・シング・シングに合わせて会場いっぱいに真剣な演技を披露し、観客は大きな拍手を送りました。
 りおなちゃんの父 杉 匡隆さん(光の森)は「年中になり、去年は出来なかったことができ成長を感じました」と話していました。

 

 

 毎年、年長さんのマーチングには感動させられます。真剣に先生の指揮を見てドラムを演奏したり、ダンスのカウントを大きな声で数えながら踊ったり。終わった後のホッとしたような笑顔も見逃せません!(岩田)


もっと勉強したいです
ぎゃらりー憩

 4月から月2回開かれていた 菊陽杉並台のぎゃらりー憩(杉本益人オーナー)のパソコン教室が、9月25日(火)に最終回を迎えました。
 この日は13名が参加し、指導に当たったシニア情報アドバイザー實取弘一さんが、これまでに習ったすべての内容をもう一度パソコンで再現し、総復習しました。一人ひとりの感想も聞き、「写真のファイルに名前を付けられるようになった」など、できるようになったことやこれからしてみたいことなどを出しあいました。また、「これからも勉強したいので公民館で週に1回くらい集まりたい」との提案もありました。その後お弁当を頂きながら打ち上げ交流会となり、それぞれの趣味の話も出て楽しいひと時となりました。
 中村ハル子さん(合志すずかけ台)は「途中体調を崩して休んだので、皆さんに追いつきたいです」 と意欲満々で話し、柴田美津子さん(合志杉並台)は「年賀状の作り方を習ったので、学生時代の写真を入れて作ってみたいです」と笑顔で話されました。

 

 

 高齢者と侮ること無かれ!皆さんの熱意に感動しました。(岩田)


じぞうさんごもり
津留区

 津留区の昔ながらの伝統行事「じぞうさんごもり」が9月24日(月)区の地蔵堂で行われました。
 この行事は春(3月24日)と秋の年2回行われ、地域の女性たちが昼食時間に手作りのお漬物などを持ち寄り集います。近所でも日頃会うことの少ない皆さんは、世間話に花を咲かせ、楽しいひと時を過ごしていました。この地区に生まれ育った坂本ヨシ子さん(88歳・原水新町区)は「毎回必ず里帰りして参加しています。今年は94歳の主人と一緒に来ました。お話をして楽しかったです。これが元気の秘訣です」と話されました。

 

 皆さんわきあいあいと世間話をされていました。長く続けて欲しいです。(谷川)


  (69)  ひばりヶ丘区  矢原正治

タマリンド マメ科

 アフリカの熱帯原産で、東南アジアなどで栽培されている、常緑の高木です。果実はいろんな国で見ていたのですが、花は見たことがありませんでした。今年9月にベトナムのカチチェン国立公園に行ったおり、近くの村で皆さんが聞き取り調査をしている時、私一人でブラブラしていたら、運良く農家の庭先で花を見つけ感動しました。果肉は甘酸っぱくて美味しいのですが、場所とか時期によって結構当たり外れがあります。一昨年の8月にラオスで食べたのは美味しかったです。

 
薬用としては、果肉を使います。中国では「酸角(さんかく) suan jiao、酸梅」などと言い、味は甘酸、性質は涼で、清熱、夏バテによる食欲不振の改善や妊娠嘔吐に用いるようです。また食べ過ぎると下痢をしますので注意をして下さい。
 タマリンドを初めて見たときはどのようにして食べるのか分かりませんでした。店の人に実演してもらっても、タマリンドの皮を割ると皮が果肉にくっつき、なかなか奇麗に割るのが大変です。また、口の中に入れるとデッカイ種が歯にあたります。これを巧く食べるのも少しコツが要りましたが、今では適当に味わっています。
 皮にはタンニンを含み少し渋味があります。また、種子の外皮にもタンニンがあるので噛むと渋味が出てきます。東南アジアで食べると美味しいのでしょうが、日本で食べても他の食材と味が合うかどうか分かりません。

 台風も無事に通過してくれました。本格的な秋です。少し涼しくなり、湿度も下がり過ごしやすくなりました。湿度が下がると胃の調子が良くなり「食欲の秋」になります。しかし逆に、肺や皮膚は乾燥には弱く、肺・咽を痛めたり、皮膚がカサカサするなどの症状が出てきます。胃は湿に弱く、肺(呼吸器系)や皮膚は乾きに弱いので、皆さん気をつけて下さい。


105回目の誕生日

 菊陽町の男性最高齢の松下 登さん(三里木北区)は明治40年11月1日生まれで今年105歳の誕生日を迎えます。
 13年前に脳梗塞を発症し、現在は菊陽台病院に入院中ですが、100歳まではご自身で車椅子を使って移動し、トイレも一人で出来ました。
 小学生の頃は担任の先生に「津田小学校一の悪ゴロ」と言われるほどの活発な子どもでしたが、家業の農業では巧みに代掻き馬を操り「名人」と言われるほどの働き者。白川にヤナを仕掛けてウナギや蟹を採ったり、藁で「ネコボク(むしろ)」を作るのが趣味でした。
 昭和10年、サザエさん(現在95歳、同病院に入院中)と結婚。3男を儲けましたが3人とも他界されました。現在は孫が4人、ひ孫10人、玄孫1人がいます。
 これからやってみたい事は?との質問に「また藁でくつわやネコボクを編んでみたい」と話されました。

 

 


 石田 悠真(ゆうま)くん   真士(しんじ)くん
 9ヵ月 三里木北区

 悠希お姉ちゃん、いつも遊んでくれてありがとう。もう少ししたら歩けるようになるので、それまで待っててね。



「切り絵教室」受講生合同展示会を終えて

 切り絵講師 中村孝幸 三里木北区
 9月22日から25日にイオンモール熊本2階イオンホールで菊陽町三里木教室と武蔵ヶ丘教室、熊本市内2教室の合同展示会を行いました。
 経験6ヶ月の初心者から5年のベテランまで、53名が出展。花や仏像など、色々なジャンルの題材を選び、ハガキ大からB2という大きさまで250点以上の作品が並びました。製作期間約1ヵ月を費やした、山鹿灯篭娘などを描いた大作もあり、来場者は感心して見入っていました。体験コーナーも設置し、たくさんの方に、切り絵の楽しさに触れていただきました。地元菊陽町を始め、熊本市や南関町、御船町など県内各地からの来場者があり、メンバー一同嬉しい思いでいっぱいでした。
 今後は定期的に作品展を開きたいとの声も上がり、一層の精進を誓いました。

 

 

 

 


ドラゴンフルーツ サボテン科

 ドラゴンフルーツ(ピタヤ)は、サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテンの果実を指します。近年日本では園芸用としてこのサボテンの人気が上がってきており、苗木は標準和名のヒモサボテンではなく「ドラゴンフルーツ」という園芸名で流通しています。そのため、果実だけでなくこの品種自体を示す名前として「ドラゴンフルーツ」は広まり始めています。
 非常に強壮なサボテンで、寒さに弱い点を除けばこれといって手のかかる事はなく、日当たりが良く、水はけの良い土壌に植え付けるだけで簡単に栽培できます。

 

 

撮影場所 皆本ヨシ子さん宅 下津久礼区