ワンネス 645号  2013/02/10発行

鬼を退治しよう!
こうのとり保育園

 こうのとり保育園(春田裕子園長)で2月1日(金)節分の行事が行われ、元気に鬼退治をしました。
 最初に2歳3歳の子どもたちがカラーボールを投げて鬼退治しました。ひまわり、ぱんだ、きりんぐみの子どもたちは、朝から鬼がやってくると知ってそわそわしたりドキドキしたり落ちつかない様子。先生から「昔の人は鬼が災害や病気をもたらすと考えて、豆を投げて追い払ったんだよ」と聞いた子どもたちは、豆まきの歌を歌って元気いっぱいに鬼を待ちました。大きな足音がして3人の鬼がやってくると、逃げ出したり泣きだす子もいましたが「鬼は外!」「かえって!」と大声を出して、豆の代わりのチョコレートやアメを投げて鬼を退治しました。
 ぱんだぐみの原 優介くんは「こわくて泣いたけど、次がんばる。いっしょうけんめいやっつけたもん」と泣きながらがんばったことを話してくれました。

 

 

 鬼が3人もやってきたので園児は、こわがって逃げまどって大変でした。お面は先生方の手作りで大迫力でした。(岩田)


菊池地域の食材を発信!
光の森マルシェ

 JA菊池青壮年部とJAフレッシュミズ(若妻会)が企画・運営する「光の森マルシェ」が1月19日(土)ひかりのもり公園で開かれ、新鮮な野菜や花など農業生産物を販売しました。
 このマルシェ(市場)は毎月第3土曜日に開かれており、小ぶりのテントを並べ、お揃いの黒くて長いエプロンを着けた若手生産者は自分が作っている野菜や花、お茶、乳製品、お肉などを廉価で販売しました。1月はバレンタインをテーマに、Hotハニーミルクやカスミソウで描く花絵体験などを企画し、買い物客を集めていました。2月は16日(土)に朝9時から12時まで同公園で、ひな祭りやホワイトデーをテーマに開催されます。
 吉村龍博さん(下津久礼区)は「野菜や花苗を出展しています。散歩がてらにお気軽に寄ってください」と笑顔で接客していました。
問合せ JA菊池総務課
0968-23-3500 担当 東

 

 

 今回は参加テントが少なかったのですが、暖かくなるともっと増えて賑わうそうです。ただ、駐車場が近くにあればなあと思いました。(岩田)


共に手をとり合って
よかつれフェスタ 2013

 菊陽町男女共同参画社会推進懇話会(那須眞理子会長)・菊陽町男女共同参画さんさんの会(堀川妙子会長)主催の「よかつれフェスタ2013〜女(ひと)と男(ひと)で築く いきいき菊陽〜」が1月26日(土)菊陽町図書館ホールで開催されました。
 オープニングアトラクションとして武蔵ヶ丘中学校 吹奏楽部の演奏が行われたあと、さんさんの会が募集した育メン体験談表彰があり、濱名裕治さんと西村浩明さんに堀川妙子会長から表彰状と記念品が贈られました。続いて菊陽町有志が、鼻ぐり井手建設をモチーフとした寸劇「鼻ぐりんはなし」を披露。菊陽弁丸出しの熱演で、男女の協力の大切さをアピールし、会場からは大きな笑い声と拍手が送られました。また、KKTアナウンサーの本橋 馨さんの講演もあり、本橋さんご自身のエピソードや視聴者からのメッセージを楽しく話され、来場者全員が「男女がお互いを認め合い、助け合って、より良い社会を目指す」という意識を再確認しました。

 

 

 菊陽町の「男女共同参画都市宣言」から1年。関係者の皆さんは着実に歩を進めておられるようです。本橋さんのお話しも楽しく、大変参考になりました。(宇都宮)


むかしの遊びに夢中!
昔遊び大会

 菊陽中部小学校PTA(安藤典子会長)主催の第3回昔遊び大会が1月20日(日)菊陽町立体育館で開かれ、たくさんの親子連れが昔遊びを楽しみました。
 地域の老人会から20名が参加し、ちょんかけゴマやお手玉、バナナの叩き売りの名人がその技を披露し、子どもたちから歓声が上がっていました。屋外駐車場では、竹馬、タカンポ、竹とんぼ、コマ回しを体験し、名人に教えてもらったりお父さんやお母さんに手伝ってもらったりしていました。体育館内では、メンコやお手玉、けん玉、ヨーヨーなどが準備され、子どもたちは次々に試して、できるようになるとおじいちゃんやおばあちゃんから褒められて得意顔でした。11時からは、紙飛行機飛ばし大会があり、自分で工夫して作った紙飛行機を思いっきり飛ばして競争していました。
 緑ヶ丘老人会の小島ミヤ子さんは「何年もしていませんでしたが、この昔遊び大会が始まって思い出しました。今でもお手玉3個はできますよ」と笑顔。紙飛行機飛ばし6年生の部で優勝した工藤祐誠くんは「友だちから良く飛ぶ作り方を教えてもらって、優勝したのでうれしいです。ちょんかけごまも少しできるようになりました」と楽しんでいました。

 

 

 老人会の方も楽しんでおられましたが、保護者の皆さんがどんどんチャレンジして楽しまれていました。紙飛行機とばしは大人より子どもが上手でしたよ。(岩田)


  (73)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ダイコン アブラナ科

 春の七草の蘿蔔(すずしろ)です。今日2月10日は旧正月(春節)、2月の声を聞いたとたん暖かくなってきました。草花も花芽を膨らませています。植木市も始まり、三寒四温で暖かくなってきます。
 ダイコンの根(肥大根)は、すりおろすと特に辛くなります。これは細胞を壊すことによりカラシと同じ様な辛味の成分が酵素(タンパク質で出来ている)で分解され出来ます。切るだけですと辛味はほとんど出来ませんし、熱をかけると「酵素」は失活(機能を失う)しますので、煮物にした時、辛味はほとんど出ません。またダイコンの中には澱粉(デンプン)・多糖を分解する酵素(アミラーゼ)が入っていますので、澱粉の消化を助けます。この酵素を見るには納豆の糸が引かなくなるのを観察するのが良いですね。
 ダイコンの根(肥大根)は消化を助け、咳・咽の痛みを抑え、痰を除く、イライラした気分を落ち着かせ、種子は、咳・咽の痛みを抑え、痰を除く、消化を助け、葉も、消化を助けます。また、阿蘇の民間療法で、浴剤として風呂に入れ女性の冷えを予防します。面白いのは、牛の産後の親牛の胎盤などを出すのを促進するので、ダイコン葉の煮汁を牛に飲ませると産後が良いと今でも使っています。さらに干葉湯(ちばゆ)は、ダイコンの干した葉を浴剤として用いる習慣が各地であるようです。
 11月にNHKの朝イチで干葉湯(ちばゆ)を取り上げる予定だったのですが、国会中継が入り流れました。ダイコンの干した葉を風呂に入れると何故温まるのかという問合せがありました。辛味の成分が皮膚吸収し、血管を拡張、血流量を上げる可能性があるからだと思います。しかし、沢山入れ過ぎると、皮膚が「ピリピリ」しますので、皮膚の弱い人は注意して下さい。また、細かい毛がありますので、刺さるなどして、皮膚が痛くなることもありますので、アレルギーなどの皮膚疾患のある方は、注意して下さい。
 風呂に用いたい時、前もって大丈夫かどうか試す方法は、@煮出した液を布に浸し、腕につけてみる。これで問題なければ、A二の腕(脇の下の近く)につけてみる。これで問題なければ、Bお腹、脇腹につけてみる。これで問題なければ、C少し薄めの煮汁、または葉をネットに入れて風呂に入れる。
 葉は無農薬の物を使って下さい。無農薬のダイコンの葉、ニンジンの葉は抗酸化力が大変強いので、小さく切り、チリメンジャコと一緒にフライパンで炒って、ふりかけにすると美味しいです。子どもが喜んで食べ、骨粗鬆症の予防にも良いですね。


健康講演会と生演奏で心も身体も健康に
高齢者大学・地域婦人会合同講演会&演奏会

 菊陽町高齢者大学(今村哲郎学級長)と菊陽町地域婦人会(岩根祐美子会長)の合同講演会&演奏会が1月23日(水)菊陽町図書館ホールで行われました。
 開会行事のあと菊陽町中央公民館 矢野陽子館長より「悪徳商法に気をつけて」とパンフレットを基に説明がありました。このあと、健康運動指導士の佐藤孝子さん(三里木区)による「健やかに老いましょう」と題した講演がありました。また、阿蘇の大自然をテーマに音楽活動をするビエントの心癒す演奏が披露されました。
 参加した五野テル子さん(新町区)は「講演会はとても勉強になりました。ビエントは大好きで、楽しみに来ました。久しぶりの生の演奏に心が癒されました」と話されました。


 

 高橋 知花(ちか)ちゃん 3歳  あさひヶ丘区

 歌と踊りが大好きです。特に「どんぐりころころ」が好きです。今日はどんどやが楽しくて、ずーっと走り回っていました。


囲碁愛好会会員募集

 囲碁愛好会(富永 實会長)は毎週木曜日午後1時30分より、菊陽町中央公民館で行っています。囲碁に興味のある方、やってみたい方を募集しています。初心者の方も大歓迎です。
 午後4時30分頃まで碁を打っているので興味のある小・中学生も大歓迎です。



懐かしい!付録コレクション

 菊陽町図書館(堀 行徳館長)の少女雑誌展示室では5月6日まで「少女雑誌のふろく 付録 附録、大コレクション」展を開催中です。
 明治37年から平成にかけて発行された少女雑誌のふろく約300点を展示。明治時代は新年号のみに双六のふろくがつき、その後雑誌に挟み込んだ絵はがきや千代紙が現れ、昭和4年以降は竹久夢二や中原淳一、松本かつぢなどの人気挿絵画家のレターセットやスタイルブックなどが人気を呼びました。戦争中はふろくは無く、戦後昭和25年頃から復活し、昭和45〜50年ころは人気漫画家一条ゆかり、陸奥A子などのイラスト入りの小物が付きました。
 今回は、昭和10年代の「少女の友」のふろくで、日本画家村上三千穂が描いた国宝の屏風絵を取り入れた小物入れなど貴重なものや、お母さん世代に懐かしい「りぼん」のふろくなど(写真堰j楽しさいっぱいの展示です。