ワンネス 648号  2013/03/03発行

民館活動を発表
菊陽町公民館大会

 2月17日(日)平成24年度菊陽町公民館大会が菊陽町図書館ホールで行われました。
 オープニングセレモニーで、音楽ユニット「月の雫」の皆さんが「川の流れのように」などを披露されたあと開会行事が行われました。
 地域活動推進モデル公民館発表では、武蔵ヶ丘2町内の上村勝秋さん、津留区の阪本茂春さん、馬場区の城 良明さんの3名が活動報告をしました。
 講座生発表では、小学生の皆さんが元気に英語を発表したキッズイングリッシュや高齢者大学の皆さんのダンス、可愛い衣装のフォークダンス、ギター愛好会の皆さんによる演奏など、日頃の学習の成果を発表しました。また、ホワイエでは短歌教室やおいしいお菓子教室、写真教室、書道教室など16講座の作品が展示されました。
 公民館発表をされた阪本茂春さんは「緊張しましたが無事発表することができホッとしています。少しでも津留区のことを分かって頂くことができ嬉しいです」と話されました。
 最後に自転車や野菜の詰め合わせなどが当たるお楽しみ抽選会もありました。

 

 

 月の雫の素晴らしい歌や講座生の発表・展示には感動しました。公民館活動の発表では、区の方たちの頑張りが良く分かりました。(谷川)


天草 出水方面一泊旅行
杉並台倶楽部

 2月13日(水)14日(木)杉並台倶楽部(川畑延洋会長)の13名は天草・出水方面一泊旅行の旅へ出掛けました。
 参加者は杉並台区を車で出発し、宇土マリーナで小休止後、本渡まで走り昼食を取りました。食後、キリシタン館を見学し、天草空港経由で富岡城址へ移動。途中下田温泉街を通り、大江天主堂を車中から眺めながらア津天主堂に到着し、見学や写真を撮り、隣の店で魚の干物を買い込みました。
 目的地の温泉施設「愛・夢・里」に午後4時半に着いて、各自温泉を楽しみました。夕食は鯛の活き造り^が3匹も出て豪華な宴会となり大満足でした。朝食には、夕べの鯛のアラの味噌汁が出され更に満足しました。宿を午前9時に出発し牛深へ向かい、フェリーで鹿児島県蔵之元港へ渡りました。出水市の鶴観察センターに昼頃到着すると、鶴の北帰行は始まっていましたが1万3千羽の鶴が残っており、口々に「すごい」の言葉が聞こえました。ここで昼食を頂き、次の武家屋敷へ行き散策しました。
 帰路、水俣市で有名な「美貴最中」を買い込んで予定通り無事杉並台区に帰り着きました。参加した工藤睦枝さんは「楽しかったです。旅行を満喫しました」と話されました。

 

 


冬の味覚 牡蠣に大満足
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)の2月例会は、2月15日(金)近年大人気の福岡県糸島半島名物牡蠣小屋で「新鮮焼き牡蠣を味わう日帰りの旅」に出掛けました。
 午前8時半、参加者37名は菊陽町を出発し、福岡県糸島へ出掛けました。玄界灘に面し大自然が作り上げた風光明媚な芥屋の大門(太祖神社)は、荒波が打ち寄せ寒々としていました。牡蠣小屋に到着すると早速、玄界灘糸島漁港で獲れた大きなプリプリの牡蠣を焼き、レモンや醤油をたらすと美味しい香りで幸せな気分になりました。そして、焼きたてのアツアツを夢中でほおばり、参加者は海の幸に大満足でした。糸島までは、往復350kmもありましたが、糸島農協直営の物産館の大きさと活気に満ちた店内に圧倒され、買い物にも力が入りました。
 また、2月9日(土)の特別企画「長崎ランタン祭り」も好評でした。保育園児の蛇踊りは可愛さと元気さ、女子高校の蛇踊りは若さとリズム感の素晴らしさに圧倒されました。中華街に灯されたランタンや色とりどりのオブジェにも感動でした。そして、本場チャンポンの美味しかったことが忘れられません。

 

 

 写真提供 河上 司さん

 文提供 久保田昌生会長


  (81)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

安土桃山時代から評判の花見酒

◆桜と日本人
 今年の熊本の桜の開花は3月19日との発表がありました。桜の花は春の使者として、古来より日本人が愛した花です。開花から1週間で満開をむかえ、美しく、はかない花の姿は、日本人が美徳とする「潔さ」に通じるところがあります。
 花見の歴史は古くは奈良時代、中国から伝来した「梅」の鑑賞に始まり、平安時代に桜の花に変わってきたと言われています。野外で盛大に宴を行う「花見」は、桃山時代、太閤秀吉が開いた醍醐の花見が有名です。慶長3年3月15日(1598年4月20日)、京都の醍醐寺で、秀吉、ねね(北政所)、秀頼、淀君をはじめ諸大名や配下の諸々、総勢1300名余り。太閤記が伝えるところ、宴には「加賀菊酒」が登場します。戦国時代の姫たちも、加賀菊酒の旨さに酔いしれたやも知れません。きっと、お茶々も、お初も、お江も(お市の三人娘)加賀菊酒を飲んで、桜を愛でたでしょう。

◆加賀の菊酒
 今から500年以上も昔の室町時代。人々が憧れた銘酒がありました。「加賀の菊酒」です。加賀の菊酒は最も古い幻の銘酒でした。貝原益軒が晩年の著「扶桑記勝」で「加州剱は金沢より三里、白山より下る川あり、手取川と云。大河也。その水にて酒を作る。雪水にてつくる。甚好酒。色すめり。或者天下をめぐりて酒の高下を試む」(霊峰・白山から流れる出る手取川の雪解け水で仕込む酒は、澄んでおり美味)と述べています。
 現在でも白山山麓の手取川の流れる付近には銘醸蔵が数多くあります。「菊姫」「天狗舞」「手取川」「萬歳楽」が有名です。今年の花見は、加賀の菊酒をたずさえて、粋に宴を行うのはいかがでしょう。

◆最高のにごり酒(これからが旬)
 「吟醸、純米、普通酒など造りの違う全てのジャンルに最高の味を求める」という言葉通り、頑固なまでのこだわりによって醸される「菊姫」の思想が息づいたお酒は、普通酒クラスのお酒にも兵庫県特A地区の吉川町産山田錦を用いられます。そして、鑑評会用と市販用の区別をせずに行われる仕込み。もちろん、これらの伝統に裏づけされた揺るぎない誇りから生まれるこの新酒のにごり酒も、酒米の旨味が生きた個性的な味を持っています。醗酵完了直前の甘みの強い醪(もろみ)を、そのまま練りひいた風雅の酒は、醪そのものが持つ自然な旨味と、柔らかな飲み口をお楽しみいただけます。室町時代から評判の花見酒の紹介でした。

〜酒質コメント〜
にごり酒は濃醇でベタベタ甘いと思っている方、このにごり酒は違います。ほんのりと甘味を感じる米の旨み、なんとも言えない上品な味わい。すこし、ホワイトチョコレートににた味です。ロックで飲むのもお薦めです。



おやじの会のおはなしの森

 2月15日(金)武蔵ヶ丘中学校2年生を対象に「おはなしの森」による読み聞かせが行われました。今回初の取り組みとして「おやじの会」のメンバーでPTA副会長の井之口明洋さんが、父親と母親が一緒に子どもを育てたいという願いからサプライズゲストとしてメンバーに加わりました。
 井之口さんが2年5組の生徒のために用意されたのは、シェル・シルヴァスタイン作・村上春樹訳『おおきな木』です。井之口さんは、父親(おやじ)の立場から、来年度義務教育最後の年をむかえるにあたって「人生とは・・」というメッセージを込めてこの本を朗読されました。最初は、お父さんの朗読ということで、好奇心いっぱいの雰囲気でしたが、話が進むにつれて生徒は物語の世界に引き込まれていました。
 終了後、井之口さんから「私は子育てにおいて、子どもの良いところを見つけて褒めることを大切にしています。静かに聞いてくれた生徒たちに、逆にありがとうという気持ちです」という言葉を頂きました。生徒の背後に保護者の方々の愛情があり、それが成長の礎になるのだと再認識し、胸を打たれました。井之口さんの『おおきな木』の朗読には、「誰かに何かを与える時は、人はどこか自分の一部を削りながら行っている。人生とはそんなものだ」という「おやじ」の心が表れていました。これから、最高学年として武蔵ヶ丘中学校をリードしていく新3年生に、「人のために」行動する大人としての心構えのヒントをいただいた愛情あふれた朗読でした。
文・写真提供 図書館司書 森下真樹さん

   

 

 



軟式野球チームクボターズ

 クボターズは菊陽中学校野球部のOBを中心に結成された軟式野球チームです。練習は不定期ですが、菊陽町民グラウンドを中心に行っています。今年で結成2年目になる非常に若いチームですが、昨年10月に行われた菊陽町会長旗争奪大会では初優勝を飾りました。
 興味のある方は、是非、足を運ばれて下さい。応援宜しくお願いします。

クボターズ 代表 緒方 元紀
        主将 窪田 光浩

 

 


 光の森7丁目のCafe&Restaurant Olivo お薦めの3品を紹介します。

 

牛ホホ肉の赤ワイン煮込み …1260円

本日のパスタ各種 …900円

 

生ハムとルッコラのガーリックピザ…700円

 オススメしているのは牛ホホ肉の赤ワイン煮込みです。

Cafe&Restaurant Olivo 233ー3608
ランチ   午前11時〜午後2時
カフェ   午後2時〜4時
ディナー 午後5時半〜10時
定休日  月曜日(月曜祝日の場合火曜日)