ワンネス 649号  2013/03/10発行

楽しい交流会
上津久礼なでしこ会

 上津久礼区のなでしこ会(磯部 勉会長)は2月15日(金)菊陽町老人福祉センター大広間で交流会を行い、26名が参加しました。
 なでしこ会(老人会)は、2月と9月の年2回交流会を行っています。この日は、人権ビデオ「雲が晴れた日」の鑑賞を行いました。そして、菊陽町の町民センターや自宅などでカラオケを教える外村信子さんが「幾つになっても登り坂」と題し講演され、「もっと楽しい人生を送るために、『ありがとう』と言いましょう」と話されました。このあと、外村さんの歌と酒井 恵さん(辛川区)の踊りが披露され、二人のコラボで「河内おとこ節」が披露されると会場から大きな拍手が送られました。
 参加した平野ケイ子さんは「外村先生のお話はとても素晴らしかったです」と話され、大野誠哉さんは「良か話しと良か歌で楽しかったです」と話されました。

 

 

 月の雫の素晴らしい歌や講座生の発表・展示には感動しました。公民館活動の発表では、区の方たちの頑張りが良く分かりました。(谷川)


グラウンドゴルフで交流
ボランティア大会

 菊陽町ボランティア連絡協議会(加藤眞佐男会長)主催の第20回ボランティア大会が2月23日(土)下原北公園で行われました。
 大会には、ボランティア連絡協議会に登録しているグループや菊陽町社会福祉協議会職員など80名が参加。会場には初心者からベテランの方までが参加し、グラウンドゴルフを心ゆくまで楽しみました。
 親子で参加した社協職員の岩切孝憲さんと達夢くん(菊陽中部小1年)は「力加減が難しいですね。楽しかったです」と笑顔でした。加藤会長は「今回は少し趣向を替え、ボランティア登録をしている方たちの交流を深めようとグラウンドゴルフ大会となりました。皆さん楽しんでおられ良かったです」と話されました。
 大会終了後は、おもてなし交流だご汁会となり参加者は楽しく交流を行いました。

 

 

 お天気にも恵まれ楽しみながら交流ができました。だご汁も美味しかったです。(谷川)


私の作品を 披露します

緑ヶ丘区

 緑ヶ丘区(江平民生区長)の第7回文化祭が、2月23日(土)24日(日)同区公民館で開催され、区民が力作を持ち寄り、多くの来場者がありました。
 会場の中心に展示された子ども会出品のペットボトルの小物入れと、ふれあいサロンのフラワーアレンジが、カラフルな色使いで会場内を明るく盛り上げました。また、周囲にはプロ顔負けの竹細工や押し花、書、木目込み人形などが並び、来場者からは「細かい細工やねぇ」「もう職人さんやね」と感心する声が聞かれました。
 緑ヶ丘区へ里帰り中の清田さんは「素晴らしい作品ばかりで見とれてしまいました。母がベビードレスを出品しているので、私も何か作ってみようかなと思いました」と話されました。

 

 今年も多くの出品があり、とても賑やかでした。
 来場者全員に浅田公民館長さんの手作りのしおりが配られ、地域の人に大切にされている文化祭だなあと思いました。(宇都宮)

東ヶ丘区

 東ヶ丘区(古川武志区長)の第21回文化祭が2月23日(土)24日(日)に同区公民館と特設テントで開かれました。
 公民館内には、区民が日頃製作した油絵や写真、手芸作品や水墨画が並び、訪れた人は「皆さん色々な趣味をもっとらすですな〜」と感心していました。また、ふれあいサロンに参加された方が作られた大きな「お花畑のくまモン」の額や折り紙のおひな様や子どもたちの作品も展示されました。
 屋外では、今年初めてバザーが開かれ、女性の会(河上静子会長)の皆さん手づくりのゆずジャムやパン、クッキーなどが人気を呼んでいました。またぜんざいも振舞われ、孫を連れて訪れた猪本かつえさんは「おぜんざいはとても美味しかったです。地域の方々とこのテントで会えていいですね」と笑顔でした。

 

 今年から始まった振る舞いぜんざいや女性の会のバザーは大好評でした。私も美味しく頂きました。ごちそうさまでした。(岩田)


  (74)  ひばりヶ丘区  矢原正治

アンズ バラ科

 アンズ(杏)の花が早々と咲き始めました。平年に比べ2週間位早い開花です。昨年はあまり実を付けなかったので、今年は実りが多ければ良いなとピンクの花と蕾を見上げています。アンズで皆さんが良く知っているのは杏仁豆腐、アプリコットジャムなどの食べ物でしょうか?杏仁豆腐は、アンズの種子(硬い種を割って出て来る種子)の渋皮を剥いで、中の白い部分を粉末にし、寒天などを加えて作ります。独特の香りがしますね。これはアンズに含まれる有毒成分のアミグダリン(Amygdalin) が分解して出来るベンズアルデヒドという化合物の香りです。熟していない梅、アンズ、ビワ、桃などの果肉にもアミグダリン が含まれています。何故?理由は動物に食べられないためです。種子が熟すころには果肉も熟し、果肉の有毒成分は無くなり、動物に食べて下さいよと良い香りを発し、美味しそうな色に変わります。そうすると人を含めた動物が実を食べ、種を別の場所に運んでくれます。巧くいくと次の年に親木とは離れた場所で発芽することが出来、子孫を増やします。これは植物が身につけたすばらしい知恵です。熟していない実は、渋い、苦いなど美味しくありませんね。また、種子の周りについている茶色の皮は渋いです。渋皮には沢山のポリフェノールを含み、発芽するまでカビ、動物から種子を守っています。(すごい!!)
 アンズの薬用部位は種子の中の仁(じん)で、生薬名を杏仁 (キョウニン)と言います。形はハート型をしていて、桃仁(トウニン、モモの仁)、アーモンドと見分けがつきます。
 杏仁には、アミグダリン、脂肪油などが含まれます。
 杏仁は、味:甘、性質:温。漢方で、去痰、止咳、喘息発作の鎮咳に、腸を潤し通便することなどを目的に、潤腸湯、麻杏甘石湯、麻黄湯、清肺湯などに配合され、民間薬ではほとんど使いません。漢方処方でインフルエンザなどの風邪に用いる麻黄湯に入っています。
食べられる果肉は、熟すと糖分が増えるので滋養強壮に用いられましたが、昨今は糖の取り過ぎなので逆に良くないですね。
 5月になると良く熟れたアンズの果実が実ります。アンズジャム(アプリコットジャム)の作り方は、軸(果柄)を除き良く洗って、一晩、水でアク抜きをします。皮が嫌な人は皮を剥いても良いですが、私のように無精者は皮付きで、種子だけを除き、水の入った鍋に入れ軽く煮立てて水を捨て、果実をミキサーでつぶし鍋に移し、焦げ付かないように注意して弱火で煮て下さい。適当な時に砂糖を適量(好みの量)加え、気を付けて煮詰めて下さい。果実をあまりつぶしたくない時はミキサーでつぶすのを抜いて、鍋の中で直接つぶして下さい。おいしいジャムが出来ますように!


  (1)  (有)藤原新聞店  藤原広幸

相双地区は陸の孤島

 今回、ご縁がありまして浜通りの今や震災後思うことを、書かせていただくことになりました。元来、物書きではありませんので、誤字脱字、表現の間違いなどは、ご容赦のほどを!
 気がつくと震災から2年たちます。原発以北のこの地方は、いまや陸の孤島、いやいや離れ小島になってしまった感があります。私の家は、南相馬市(旧原町市)になります。
 まず、JR常磐線、常磐自動車道は、原発事故のため再開のめどはたっておらず、東京への直通の手段がありません。相馬市、新地町なども同様です。仙台の交通手段もJRは原ノ町駅〜相馬駅間のみ。その先は代替運行で亘理駅まで。そして乗り換えとこちらも直通便はありません。高速道路も原町〜相馬まで、そしていったん国道6号線で山元町まで走り再度高速にと片側一車線の道路を延々と走ります。
 県庁のある福島市には、一日数本のバスのみです。しかし復興のための工事車両が大量に通るために朝夕の渋滞で、通常1時間半が2〜2時間半もかかります。車がないとどこにも出ることもできません。本当に車の運転ができない人には不便この上ありません。 
 交通手段ひとつとってもこんな感じです。バスに関しては、東京や仙台へも直通はありますが震災前の2倍以上の時間がかかります。震災前はJR常磐線は上野駅〜原ノ町駅間約3時間10分程度でしたが、現在は約5時間半以上かかります。ちょっとした海外に行けそうです。
 駄文に最後までお付き合いいただきありがとうございます。
(有)藤原新聞店  藤原広幸


 フォークダンス

 毎週土曜日午前9時半から11時半まで菊陽町中央公民館3階で和気あいあいと楽しく練習しています。
 今年の1月には、県内外から集まるフォークダンスの祭典にも参加しました。参加者全員で踊ると笑顔がはじけました。
 リズムや音楽に乗って可愛い衣装を着けて踊ると若返ります。現在、私たちと一緒にフォークダンスを楽しむメンバーを募集しています。初心者大歓迎です。毎週土曜午前中の練習にお越しください!

 


 切り絵

小島大伍さん  東ヶ丘区

 武蔵ヶ丘コミュニティセンターの講座で習い始めて3年になります。持っている作品は、山鹿特産の和傘をスケッチし組み合わせてデザインしました。2時間も切っていると目が疲れるので休みながら製作を楽しんでいます。自分で決めた図柄がきれいに切り上がったときが一番うれしいです。