ワンネス 652号  2013/03/31発行

げんきいっぱい走れ
菊陽町子ども会駅伝大会

 3月10日(日)菊陽杉並木公園ふれあい広場で、第36回菊陽町子ども会駅伝大会が行われ、規定の部14チーム、オープン参加の部11チームが参加してたすきをつなぎました。
 菊陽武蔵剣豪太鼓の勇壮な太鼓演奏のアトラクションに続いて開会式があり、緑ヶ丘区の杉田琉華さん(菊陽中部小6年)と岸間千夏さん(同)が「日頃の練習の成果を発揮し正々堂々と戦います」と選手宣誓。規定の部からスタートし、ふれあい広場を周回するコースに挑戦しました。「がんばれ〜」「前を向け〜」など応援の声の中、各学年に分かれ12区間10kmをたすきを繋いで駆け抜けました。規定の部4位の沖野区チームの歌津 瞬くん(菊陽西小6年)は「前の人に追い付こうと思って走りました。前回より順位が上がってよかったです」と頑張りを話してくれました。

 

 

 今年は雨上がりでしたが、寒くも無く絶好のマラソン日よりでした。優勝の鉄砲小路チームは地域のまとまりも良く、5連覇となりました。沖野区は惜しくも入賞ならず、残念!(岩田)


たすきをつないで
ふれあい駅伝大会

 菊陽町体育協会(瀬上昌夫会長)主催の第25回菊陽町ふれあい駅伝大会が3月10日(日)菊陽杉並木公園スポーツ広場をスタート・ゴールで行われ、35チームが出場し健脚を競いました。
 開会式では武蔵ヶ丘中学校陸上部 藤川 遥さん(2年)が「ひとつのたすきに思いを込めて最後まで全力で走ることを誓います」と元気よく選手宣誓。選手は6区14.6kmにさわやかな汗を流しました。
 初めて参加した愛LOVE津留チームの矢野真光さんは「津留区の消防団で結成しました。楽しく走りました」と笑顔で話され、優勝した、あじまんチームの清水郭尋さんは「平均年齢が47歳のチームです。2連覇でき嬉しいです」と喜ばれました。

結果 一般の部
優勝 あじまん
2位 菊陽中職員A
3位 さんりぎ茶屋

中学生の部
優勝 菊陽中学校A
2位  武蔵ヶ丘中学校B

 


たすきをつなぐ「菊陽中職員A」チーム


優勝した「あじまん」チーム

 暑くも無く寒くも無く絶好の駅伝日和。今年は35チームも参加があり、応援も賑やかでした。(谷川)


コンサートでウキウキ
武蔵ヶ丘児童館

 3月13日(水)武蔵ヶ丘児童館でスプリングコンサートが開かれ、就園前の子どもたちと母親らが楽しい音楽のひと時を過ごしました。
 コンサートには、本田ゆうじさんとゆみこさん夫婦デュオの「ゆあみらい」が登場。キーボードとギターで「ミッキーマウスマーチ」や「となりのトトロ」など子どもたちの好きな曲を中心に演奏が始まると、子どもたちは音楽に合わせてノリノリで踊ったり一緒に歌ったりしていました。また、ゆみこさんがお母さん向けにリラックスできるストレッチや呼吸法も指導し、子育てに追われるお母さんたちがゆったりとしたひと時を過ごしていました。
 2歳の俐玖くんと参加した新ヶ江真紀さん(南八久保区)は「優しい歌声とメロディで癒されました」と笑顔で話してくれました。

 

 

 「ゆあみらい」のゆみこさんは、大学で声楽を学んだそうでとてもきれいな歌声でした。2人のお嬢さんを育てた子育ての先輩としてのお話もあり、ほっと一息できる時間でした。(岩田)


元気な歌声に癒されました
菊陽中部小合唱部

 3月20日(水)春分の日に、菊陽中部小学校の合唱部員39名が、特別養護老人ホームきほう苑を慰問し、施設利用者の皆さんに美しい歌声を届けました。
 AKB48の元気な曲「Everyday、カチューシャ」から始まり、昨年のNHK合唱コンクール課題曲の「希望の光」や「涙そうそう」など全6曲を披露。唱歌のメドレーでは、一緒に歌を口ずさみ、手拍子を打つお年寄りもおられました。最後には合唱部員が「最後まで聴いていただき、ありがとうございました」とあいさつをし、客席を回ってひとりひとりと握手とお礼の言葉を交わして会場をあとにしました。
 きほう苑の利用者、野村ユキエさんは「本当に美しい歌声を聴かせていただいて、ありがたく思いました。また是非、来年も来ていただいて歌ってもらいたいです」と話されました。

 

 

 その実力に定評ある中部小合唱部の歌声に施設利用者の皆さんも熱心に聞き入っている様子でした。
 きほう苑まで子どもたちを6〜7台の車に分乗されて送迎された保護者の皆さんもお疲れ様でした。(宇都宮)


  (8)  緑ヶ丘久  弁護士  後藤二男

遺言のはなし@〜遺言の種類〜

 遺言書には、自筆証書遺言、秘密証書遺言、公正証書遺言などがありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
「遺言」という言葉は、広くは「死に際に残す言葉、人が死後のために残す言葉」ですが、法律的には、遺言をする人の単独の法律行為(遺言をする人が自己の死後において法律上の効果を発生させる意思表示)です。法律上の効果が発生するのが死後であるために、できるだけトラブルが発生しないように、遺言の方式・要件が厳格に定められています。
 遺言には大きく分けて、普通方式と特別方式の2つがあり、特別方式の遺言は、たとえば、伝染病で隔離されている場合や船舶乗船者、遭難船舶に乗船中に死亡の急迫状況にある人などがする遺言方式です。
 今回取り上げる自筆証書遺言と秘密証書遺言と次回取り上げる公正証書遺言は、普通方式の遺言です。

●自筆証書遺言
 自筆証書遺言は、遺言者が遺言書の全文、日付、遺言者の氏名を自ら記載して押印しなければならず、また、遺言書の加除・訂正などをする場合は、遺言者がその場所を指示してこれを変更したことを付記して署名し、かつ、その場所に押印しなければなりません(民法967条)。この要件を満たさないと、自筆証書遺言としての法律上の効力が発生しません。自筆証書遺言は、誰にも知られないように作る遺言であり、証人や立会人等は一切不要です。

●秘密証書遺言
 次に秘密証書遺言は、遺言者本人が遺言内容を自ら記載する必要はありませんが、遺言書の署名・押印は自らしなければなりません。また、遺言者が自ら当該遺言証書を封じて、その証書の作成に使用した印章で封印しなければなりません。更にその遺言書を公証人及び証人2人以上の前に提出して、それが自己の遺言書であることと筆記者の氏名・住所を申述すると共に、公証人がその証書の提出を受けた日付及び遺言者の申述を封紙に記載し、遺言者と証人が共にこれに署名・押印することになります。加除・訂正の方式は、自筆証書遺言と同じです(民法970条)。
 自筆証書遺言も秘密証書遺言も、いずれも保管するのは自分ということになりますので、保管場所の失念・紛失等のおそれがありますが、公正証書遺言に比べて、そのほかにもいろいろと問題があります。これらのことについても次回以降に触れることにします。


   長縄跳び頑張りました

 RKK熊本放送の人気番組「夕方いちばん」内で放送された「元気が大好き 小学校対抗長縄跳び選手権」の今年度上位12チームが参加した第10回チャンピオン大会が、3月17日(日)合志市総合センターヴィーブルで行われました。
 菊陽西小学校6年2組は予選3組に出場し、1秒に1回というペースを保ち328回飛んで決勝に進出しました。決勝では、緊張のあまり実力を発揮できず6位という結果に終わりましたが、応援の保護者からたくさんの拍手が送られました。

〈リーダーの感想〉
松野太勢くん
 みんなで、1つの目標に向かって頑張ることができ、長縄跳びを通して、協力し合える仲間になれた事がうれしかったです。

稲葉優花さん
 練習では回数を重ねるごとに声掛けができるようになり、チャンピオン大会前には650回という記録を出せました。決勝では126回という悔しい結果だったけれど、協力することや努力することの大切さ、すばらしさを学びました。

長崎 蓮くん
 全員で優勝することを目標に練習してきました。結果は6位でしたが、がんばりきった6年2組最高!米多先生、佐藤先生ありがとうございました。

 

お行儀良くマナーを守って

 こうのとり保育園(春田裕子園長)の年長きりん組の園児24名が3月4日(月)レストランでテーブルマナーを守ってコース料理をいただく体験をしました。
 テーブルマナー教室は光の森5丁目のカフェレストラン「シェ・入り江」で行われ、一般のお客様も来店される中、子どもたちは緊張した様子で席に着きました。たくさん並んだナイフやフォークのどれを使えばいいのか、先生の指導を受けながらサラダやスープ、ハンバーグにデザートまで、初めて持ったナイフも上手に使って、約1時間かけてきれいに食べ終えました。公共の場でお行儀良く騒がずに食事をするというマナーもしっかり学べました。

 レストランの入江光博オーナーシェフやスタッフは「一生懸命、嬉しそうに食べていただきました。昨年は、教室を体験した子どもさんと保護者の方が卒園式後に食事に来られたんですよ」と話してくれました。

 

 

 写真提供 こうのとり保育園


 仲間と共に
大津・菊陽音楽協会会長 三池伸也

 これまで大津音楽協会定期演奏会として33回の活動を重ねてきましたが、 今回大津・菊陽音楽協会として3月10日(日)菊陽町図書館ホールで第一回定期演奏会を開催することができました。
 大津と菊陽それぞれの音楽協会があるなかでお互いのイベントに参加しながら交流を図ってきましたが、今回町の枠にとらわれない音楽好きの活動の場にして、もっともっと輪を広げて行きたいとのことから、大津・菊陽町音楽協会として新たにスタートする運びとなりました。菊陽町図書館ホールの協力もあり盛大に演奏会を開催することが出来ました。関係各位、スタッフ、出演者には深くお礼を申し上げます。
 私たちは、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあで毎月1回のミニコンサートや大津・菊陽の祭りイベントをはじめ、さまざまな形で音楽を楽しんでいます。ぜひ、みなさんも、私たちと一緒に楽しみませんか?そして菊陽町・大津町の音楽シーンを盛り上げていきませんか!

 

 


ユスラウメ バラ科

 梅桃、山桃桜とも表される可憐な花です。初夏に、甘酸っぱい紅い実をつけます。


編集後記

 長縄跳び選手権チャンピオン大会には、合志市南ヶ丘小学校6年1組や菊陽町武蔵ヶ丘北小学校6年生も出場していましたが、予選敗退となり残念でした。菊陽西小6年2組は生徒も保護者もチームワーク抜群でがんばり、取材していて力が入りました。この企画は、今回で終了となる記念大会でもあり、心に残る大会でした。(T.I)