ワンネス 662号 2013/06/09発行

 

雨にも負けず…体育大会!

 

菊陽中学校

 菊陽中学校(宮川伊十校長)の第66回体育大会が5月19日(日)同校運動場で行われました。
 開会式では、赤団 平野 樹団長、青団 川道隆征団長、白団 上野聡一朗団長、黄団 稲留天志団長が「一昨年の3月11日には、東日本大震災という大変悲惨な出来事があり、2年以上経った今でも多くの方が苦しんでいます。その震災から絆の大切さ、助け合うことの大切さを学びました。今年の大会スローガン“無我夢中〜解き放て!菊中魂〜”のもと、私たちと交流を深めている宮城県の矢本第二中学校の皆さんをはじめ、東北の方々に元気と笑顔を届けられるよう全力で競技することを誓います」と力強く選手宣誓を行いました。
 プログラムは雨天のため大幅に変わりましたが、各学年の全員リレーや女子ダンス「ARAXILE」、男子演技 男魂2013“無限なる可能性への挑戦”など11競技に全力を尽し、青団が優勝しました。
 黄団1年の応援リーダー森田健心くんと高野実来さんは「黄団が優勝できるよう頑張って応援しました」と笑顔で話してくれました。

 

 

 雨天でアクシデントもありましたが、皆元気いっぱい競技をしてがんばっていました。カゼひかなかったですか?(谷川)

武蔵ヶ丘中学校

 5月19日(日)武蔵ヶ丘中学校(岩下昭彦校長)で第33回体育大会が行われ、全校生徒752名が全力で競技をしました。
 当日は朝から小雨がぱらつくあいにくの天候のため、開会式は体育館で行われました。しかし競技の一つが中止になった以外は、ほぼプログラム通りに進行。今年の大会テーマの「RUN〜限界に向かって走り出せ〜」のとおり、生徒たちは足場の悪さをものともせず、元気いっぱいの徒競走や迫力満点のタイヤ引き、いきいきとしたダンスなど一生懸命な姿を傘の花が咲く観客席に届けました。
 優勝した白団員は「みんなが全力を出し切ったから優勝できたと思います。本当に最高の思い出になりました」と話してくれました。

 

 当日は、朝から雨。学校に到着すると、雨の中、傘を持ち、合羽を着た保護者ボランティアの方々が駐車場誘導を頑張っておられました。生徒さん、学校関係者のみなさん、そしてちょっぴり自分にも「あの日はお疲れ様でしたm(。。)m
(宇都宮)


イベント盛りだくさん
さんふれあ春の感謝祭

 菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ(高田健二社長)では5月19日(日)春の感謝祭が行われ、たくさんの来場者でにぎわいました。
 直売所で1000円以上お買い物をすると豪華景品の当たる抽選会やたまごのつかみ取り、じゃがいもの詰め放題などのイベントが行われました。また、ぜんざいの無料配布にはたくさんのお客さんが並び大好評でした。
 じゃがいものつかみ取りをした竹下純加さん(菊陽中部小2年)は「初めてつかみ取りをしました。いっぱい取れて楽しかったです」と笑顔いっぱいで話してくれました。

 

 盛りだくさんのイベントに来場者は楽しまれていました。(谷川)


親睦と交流を深める大会
菊陽町老連グラウンドゴルフ大会

 菊陽町老人クラブ連合会(今村哲郎会長)主催の平成25年度第1回春季グラウンドゴルフ大会が5月16日(木)菊陽杉並木公園スポーツ広場で行われ、265名が参加しました。
 開会式では今村会長や来賓あいさつのあと、大津警察交通課より交通安全講話があり、高齢者の交通事故が多いことから「交通ルールを守り、昼でも明るい服を着ましょう」と話されました。このあと吉川福弥さん(下津久礼区)が選手宣誓を行いプレー開始。試合は、個人戦となり8ホールを2回まわる16ホールで行われ、選手の皆さんから「あー!あとちょっと!」や「やった!ホールインワン」などの声もありゲームを楽しみました。
 プレーオフの末、総合優勝した吉野公人さん(上津久礼区)は「お天気にも恵まれ皆さんと一緒にゲームもでき楽しかったですし、総合優勝もでき嬉しいです」と喜ばれていました。

 

 

晴天の中での大会となり、皆さんグラウンドゴルフを楽しまれていました。お疲れ様でした。(谷川)


  (77)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ギョウジャニンニク(ユリ科)

 ギョウジャニンニクは北海道から裏日本の日本海側の能登半島に自生し、修行で山歩きをする行者がギョウジャニンニクを食べ、元気に修行に励んだことから名前がつけられたと言われています。北海道などでは山菜としては人気ダントツのようですが、身体が弱って火照りのある人が食べると、頭痛、吐き気、逆上せなどが一層ひどくなるようですので、食べても少量にしておいた方が良いでしょう。
 香りはニンニク臭がします。ニンニクと同様の作用があると言われ、滋養・強壮を目的に、山菜として柔らかい4月末〜6月にかけて食べられます。また、少し硬くなっても食べることは可能です。食べるのは地上部の葉です。
 一度、広島のお好み焼き屋さんでお好み焼きにギョウジャニンニクが入ったのを食べました。最初はニンニク臭がしていましたが、多量に食べると本人は臭いが麻痺します。そのまま新幹線に乗って熊本まで帰りました。周りの人が何となく嫌な顔をしていたようですが、気にせず寝てしまいました。家に帰ってすぐ「ニンニク臭い。何を食べたの」と言われ、新幹線での怪訝な顔はニンニク臭かと反省しましたが、後の祭りだったことを思い出します。
 家の庭に能登産のギョウジャニンニクが10株位、ポットに植わっていますが、増えもせず、年々少なくなっているような気がします。夏の暑さに弱いからでしょうか?


 

 ニンニクを常食すると、血液が壊れ貧血になるというデータもあります。たまに食べるのは良いとして、毎日食べるのは控えた方が良いかもしれません。「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」でしょうか。

 暑くなると「寝冷え」をし、お腹を冷やし、夏風邪を引きます。夏風邪は冬の風邪と違い、熱は余り高くなく、流れるような鼻水、下痢などお腹の調子が悪くなります。腹を冷やさないように生活して下さい。子どもは金太郎さんのような「腹当て」か、寅さんのような「腹巻き」をするとよいでしょう。中(臍の周り)を冷やさないようにすると夏風邪にはかかりにくいです。ただ、夏でもクーラーで冬の風邪(感冒)を引きますので「首から腰のラインを冷やさない」ように注意しましょう。
 さらに、暑い梅雨になると冷たいものを飲食しすぎて胃腸が弱ってきます。たまには温かいお茶を飲み、鍋料理でも食べて胃腸を温めましょう。皆様の御健康をお祈りします。


 (4)

まだ戻れません 希望と苦悩

 私たちの生活を一変させたあの震災から2年が過ぎました。今年の4月から、私の住んでいた浪江町で区域再編が行われましたが、状況は何一つ震災後から変わっていません。
 私の新聞販売店があった浪江駅前の建物はほとんどが半壊、または全壊という被害状況で震災当時のままです。店の作業台には2011年3月12日の毎日新聞や福島民報が置かれたままであの朝のまま時間が止まっています。行政はいまだに具体的な復興計画を描けずにいます。
   
 町民は避難先でこの先どうすればいいか途方にくれています。時間が経過すればするほど町への帰還率は低下していくでしょう。私も店を強制休業させられてから2年が経過してしまいましたが、もし新聞店を再開させるのは最低でも3年はかかるだろうと考えています。この年月はこの先インフラを整備するのにかかる最低必要な時間でしょう。町の行政もそのくらいの時間が必要と見積もっているのです。
  町民が帰還すると同時に店を再開させるのには非常に厳しいと考えるのが現実的でしょう。しかし不思議と不安より楽しみの気持ちも強いのです。(続く)

 

 

 


  力作が並びました

 5月18日(土)菊陽町総合交流ターミナルさんふれあで、3月31日(日)に開催された「第5回富士フイルム九州さくら祭り スケッチ大会/フォトコンテスト」の作品展と表彰式が行われました。
 今年で2回目となる作品展・表彰式は、フォト部門から3点が、スケッチの部門が未就学児・小学生・一般の8部門から2点ずつ計16点が表彰を受けました。
 特にスケッチ部門は応募総数179点の中から選ばれた力作揃いで、子どもたちの自由な感性の色使いや、構図の面白さが目を引きました。
 後藤三雄町長は「富士フイルムさんのさくら祭りは菊陽町の大事な祭りとなっています。これからも続けていただきたいと思います」とあいさつしました。スケッチ部門・小学校4年生の部で入選した中路美里さん(熊本市)は「賞がもらえて嬉しいです。きれいな桜の木の色や、全体のバランスを考えながら描きました」と笑顔で話してくれました。

 

 


トウオガタマ モクレン科

 「唐招霊」と書く。中国原産で日本には江戸時代中期に渡来したといわれる。バナナのような甘い香りが特徴で英名は「バナナツリー」花言葉は「甘い誘惑」
境の松区 中村さん宅