ワンネス 680号  2013/10/20発行

がんばれみんな!
杉並台幼稚園

 9月23日(月・祝)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)の運動会が合志市総合体育館ヴィーブルで開かれ、園児の元気な声が響きました。
 プログラムは年少組のかけっこから始まり、年少・年中・年長さん全員が、名前を呼ばれると「はい」としっかりとお返事ができました。どのプログラムもそれぞれの年齢でできることを一生懸命練習し発表した運動会となり、頑張る園児のかわいい姿に笑顔が広がりました。毎年注目の年長さんの「Let’sマーチング☆」では、鼓隊とポンポン、カラーガードに別れ、3曲を力いっぱい表現しました。先生の言葉がなくても自主的に練習を始めるなど、自分で考え意見を出し合って練習を続けた年長さんの懸命な姿を見つめる保護者や来賓、先生方の眼には涙が光りました。
 元村記予子さん(菊陽杉並台区)は「年中の娘のまなみは、去年より走り方も上手になって成長したと思いました。玉入れは練習では負けていたのに今日は勝てて、本番に強いなと思いました」と笑顔で話してくれました。

 

 

 毎年のことながら年長さんのマーチングを見て、その一生懸命さに涙。心が洗われる想いがします。ありがとう!(岩田)


30倍盛り上げよう
菊陽西小学校

 菊陽西小学校(矢野栄子校長)の第30回運動会が9月29日(日)に行われ、全校生徒782名が全力で競技をしました。
 今年は生徒数の増加に伴い、赤、白、青の3団に緑団が加わり、4団で行われました。“みんなで団結して、最後まであきらめずに、30倍盛り上げよう 菊西大運動会”そのスローガン通り、笑顔で元気に競技する生徒たちに、観客席からも大きな声援や拍手がありました。
 工藤航希くん(1年)は「おどりもおもしろかったけど、かけっこが楽しかった」と笑顔。優勝した赤団応援団の中武雅晴団長と山下若珠さんは「赤団は去年まで、なかなか優勝出来なかったので嬉しいです」「みんなで協力して、来年も優勝出来るように頑張って欲しいです」と話してくれました。

 

 

 カメラのレンズ越しに気づいたことは「今年は笑顔が多いな」。周囲からも同様の声がけっこう漏れ聞こえてきたので自分だけの感想ではなかったようです。(宇都宮)


からだを動かしました
高齢者大学

 菊陽町中央公民館主催の高齢者大学(今村哲郎学級長)の9月講座が9月25日(水)菊陽町老人福祉センター大広間で行われ、多数の講座生が参加しました。
 今村学級長のあいさつのあと、今年3月に完成した菊陽町の紹介DVDを観て町の様子を勉強。このあと、健康運動指導士の佐藤孝子さんが健康講話「健やかに老いましょう」と題し「深い深呼吸をすると免疫力がアップしますよ。ふさぎ込まないで楽しく体を動かしましょう」と話されました。また、健康体操もあり、足の指や足全体をもみほぐしたり、ラジオ体操をしたり、横になり体全体を思いっきり伸ばしたりと全身を動かしました。参加した弓削昭男さん(上津久礼区)は「日頃の運動不足を感じました」と話され、河瀬あおみさん(下津久礼区)は「佐藤先生のお話はユーモアたっぷりで勉強になり、自分では分かりませんでしたが体を動かしてみると肩こりがあるんだと思いました。気持ちよかったです」と話されました。

 

 

 佐藤先生のユーモアたっぷりのお話や体操もあり、楽しい時間を過ごしました。日頃の運動不足の解消にもなり、よかったです。(谷川)


新しい菊陽中部小へようこそ
菊陽中部小学校

 菊陽中部小学校(岩根 浩校長)の創立140周年と新校舎落成を記念して9月29日(日)記念式典が同校体育館で行われ、生徒や保護者、同校卒業生、地域住民が多数参加しました。
 最初に同校PTA(安藤典子会長)が作成した、2011年7月の旧校舎お別れセレモニーの様子や旧校舎の画像が流されると児童は「わー!」と歓声を上げ、懐かしんでいました。式典は、岩根校長や安藤PTA会長、児童代表の中島龍希くん(6年)堀之内柊真くん(同)らによるテープカットで始まり、同校合唱部と菊陽中学校吹奏楽部のコンサートや絵本作家草場一壽さんの記念講演がありました。また、岩根校長からは「学校生活の指針として『夢を持って歩み続ける』という校訓を設定しました」と話があり、校訓の額が掲げられました。その後、140周年記念ストラップの販売や校舎内見学会、昨年の7・12水害の写真展や心肺蘇生法講習会なども行われ充実した式典となりました。
 西光 蓮さん(6年)は「歴史ある学校で学べることを誇りに思い、後輩に引き継ぐため大切に使います」と児童を代表して決意を述べました。

 

 

 とても使いやすい校舎ができ、体育館へも教室からスムーズに移動できるようになりました。
子どもたちの笑顔もはじけるようでした。(岩田)


  (121)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故(29) 日本の国民は正直で親切・政治家は?

 2013年9月9日アルゼンチン・ブエノスアイレスでIOC(国際オリンピック委員会)総会が行われました。2020年夏季オリンピックの東京への招致の最終プレゼンテーションで滝川クリステルが日本人の美徳、心のこもった“おもてなし”と“正直”を紹介していました。確かに、多くの日本人は、うそをつかず、他人に気を遣い日常生活を送っています。しかし政治家にはうそつきが多いようです。福島原発事故による放射能汚染の広がりは東北・関東一円におよび健康被害も出始めています。さらに事故収束のコントロールができず、大量の汚染水は外海に流れ、候補会場には放射線量の高い競技場が複数あるにも関わらず、安倍首相はプレゼンテーションで「汚染水の状況はコントロールされている」「健康問題については、今までも現在もそして将来もまったく問題ないということをお約束します」などとアピールしました。国際社会にウソをつけば日本の信用は低下することは明らかです。
 福島原発事故は人類史上最悪の放射能事故です。福島第一原発からの放射能汚染予測図(ドイツ気象局)から明らかなように、事故による放射能汚染は全国に広がり、特に中部日本以東の東北・関東一円の汚染は明らかです。これは文部科学省の測定(航空機モニタリングやその他の機器による測定)でも地表面のセシウム134.137の沈着量や地上1メートルの空間線量率でも実証されています。
 チェルノブイリ原発事故(1986年)から2011年までの25年間の周辺住民への様々な健康被害の報告があります。大人では糖尿病、慢性気管支炎、虚血性心疾患、神経系統の病気、胃潰瘍などの病気の増加、子どもでは、出生率低下、多発奇形、多指症、四肢減形成の頻度の増加、機能失調、神経衰弱、貧血、扁桃腺や耳鼻咽喉系の慢性疾患などの著しい増加。小児甲状腺癌の急激の増加。白内障、失明、不整脈、脳の発達が遅い子どもたちが多く、親の育児放棄も多いようです。若い人では心筋梗塞(セシウムが心臓に蓄積)や突然死の30歳代の若者も多く、25年経過しても甲状腺癌の発症リスクは減少傾向ではありません。
 チェルノブイリよりひどい今回の放射能汚染による健康被害は恐るべきものだと専門家は言っています。関東・福島では甲状腺癌を始めとする健康問題はすでに起きていますし、脳梗塞、心筋梗塞が増え、奇形の子どもたちが生まれていることも、事実です。有名人の死亡・体調不良が報道されていますが、これは氷山の一角かもしれません。これからますます癌・白血病など晩発障害を含む健康不良者が増えていき、チェルノブイリのような(事故後5年で爆発的に死者が急増)状況になってくるものと思われます。このような事実があるにもかかわらず、首相は「健康問題は現在も、将来も全く問題ない」と大うそをついているのです。このような政治家が日本を、そしてすべての国民のいのちを最悪の方向へ向かわせていると思います。


秋の夜長を楽しもう
杉並台ホタルを育てる会

 合志杉並台の杉並台ホタルを育てる会(久川 健代表)主催のお月見コンサートが9月28日(土)午後6時半から杉並台コミュニティセンターで行われ、大人も子どもも昭和の唄の数々を楽しみました。
 コンサートに先立ち、同会副会長の中村一和さんが育てたホタルの幼虫100匹と幼虫のエサとなるカワニナを用意。子どもたちは「おおきくなれよ〜」と声をかけて、来年のホタルを楽しみに飯高山橋から放流しました。
 コンサートには、熊本市や合志市で活動する音楽グループ「」が出演。「小さい秋みつけた」「七つの子」などの童謡や「青い山脈」「白いギター」などの懐かしい昭和の唄を披露し、参加者も手拍子したり口ずさんだりと楽しいひとときを過ごしました。また屋外では、若草会やセイブクリーン社の皆さんが担当する、唐揚げや炊き込みご飯、ポップコーンなどの販売もあり、訪れた人はゆったりと秋の夜長を過ごしていました。
 参加者の池田さわ子さんは「ヴォーカルの方の声が良くてすごくよかったです」と一緒に歌って楽しんでいました。

 

 

 


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●胸のストレッチ
 姿勢良く立ち、写真のように背中に両手を持っていきます。次に写真のように大きく息を吸いながら両手を肩甲骨のところまで上げていきます。このとき、胸は大きく張ってください。息を吸い終わったら5秒間位息を止めます。息を吐きながら両手を腰のところまでおろします。このストレッチを3回行ってください。

●胸・足・腰のストレッチ
 片足を前へ出し、両手を大きく横に広げます。息を吐きながら写真奄フように背筋を伸ばして体をくの字に曲げます。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢へ戻します。片足3回、足を替えて同じ要領で3回行って下さい。
 だんだん寒くなってきました。体を温めるのに良いストレッチです。運動を始める前に行って下さい。