ワンネス 682号  2013/11/03発行

10周年を迎えました
あさひヶ丘区

 10月13日(日)あさひヶ丘区(板垣勝幸区長)の設立10周年記念祭が、区長宅前の駐車場で行われました。
 やっとん節の賑やかなオープニングセレモニーで始まり、区長あいさつ、歴代区長の表彰のあと、区民によるステージ発表がありました。トップは3組の宮嵜さんが、祝吟「宝船」を朗々と吟じ、会場が引き締まりました。続いて日舞や、ストリートジャズダンス、オカリナ演奏など区民が日頃の練習の成果を披露。コミカルなレクダンスの「麦畑」では大きな笑い声が上がりました。会場に設営されたテントでは、手芸や写真などの作品の展示や、あさひヶ丘区10年の歴史の紹介、箸袋作成の実演講座も行われ、来場者の目を引いていました。また、200人分が用意されたおにぎりとだご汁が皆さんに振る舞われました。
 5代目となる板垣区長は「この記念祭をきっかけに、区民の皆さんがより一層、連帯感を深めていただけたら嬉しいです」と話されました。

 

 

 芸達者な区民の皆さんのステージ披露や、作品発表もあって、堅苦しさのない楽しい記念祭でした。(宇都宮)


ミステリーゾーン侵入?
菊陽町歩こう会

 芸術の秋・食欲の秋、そして行楽の秋、雲ひとつない絶好の旅日和に恵まれた菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は10月13日(日)「北九州 城下町小倉めぐりと松本清張記念館日帰りの旅」を行いました。
 「砂の器」や「点と線」「黒革の手帖」などのミステリー作品で有名な芥川賞作家 松本清張の日本唯一の記念館にて、遺品や資料、仕事部屋などを見学しました。作品が出来上がるまでの苦労や倒れる寸前までの作家魂などに圧倒されました。
 また、北九州の台所「旦過(たんが)市場」での買い物は半分のお店が休みだったことは残念でしたが、小倉城を見ながらの小倉名物糠漬け料理の三段弁当が、参加者の顔がほころぶ程の絶品でした。紫川の美しさ、おしゃれなカフェや建物、モノレールなど、新しさと懐かしさが混在する魅力ある小倉めぐりを堪能しました。
 11月例会は、11月22日(金)「佐賀九年庵の紅葉と肥前浜宿・太良町カキ焼海道日帰りの旅」です。
写真・文提供 久保田昌生会長

 

 


思いやりの心を
東部町民センター人権講演会

 菊陽町東部町民センター(平野葉子所長)が主催する人権講演会が10月10日(木)同センター多目的ホールで行われ、多数の来場者がありました。
講師には、国立療養所菊池恵楓園 酒本喜與志園長が「ハンセン病回復者等の人権」と題し、スライドを見せながらハンセン病に対する差別や偏見の歴史、ハンセン病はどんな病気なのか?などを詳しく話されました。
 来場した山川シズノさん(中代区)は「今日の講演を聞き勉強になりました。いずれ恵楓園を訪れたいと思いました」と話されました。

 

 ハンセン病について知らないことが多く、とても勉強になりました。参加して良かったです。(谷川)


スポーツを満喫しました
西校区民体育祭

 菊陽西校区体育協会(岸田年弘会長)主催の第25回西校区民体育祭が10月13日(日)菊陽西小運動場で行われ、西校区12区が参加し、スポーツの一日を楽しみました。
 開会式では新山区子ども会の中野友都くん(菊陽西小5年)が「スポーツマンシップの精神のもと正々堂々と戦うことを誓います」と元気に選手宣誓を行いました。
 選手の皆さんはボール運びリレーやグラウンドゲートなどの競技に優勝目指して頑張りました。競技のメインイベント地区対抗リレーでは、抜きつ抜かれつのデッドヒートが展開され、各地区の応援席からは「がんばれー」と精いっぱいの応援が送られ盛り上がりました。優勝した境の松区中村誠喜区長は「待ちに待った初優勝です。チームワークのおかげです。とても嬉しいです。これから公民館で祝賀会をやります。ビールがうまい〜」と喜ばれていました。

 

 

 お天気もよく、絶好の体育祭日和で、私も選手として参加しました。楽しかったけど日焼けしました。(谷川)


  (88)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

日本酒愛飲健康法 2日に1合 飲もう!
国立がんセンター等の調査によると・・・

 お酒を適度に飲む人は、がんで死亡する確率がまったく飲まない人の約半分、たくさん飲む人は逆に約1.5倍であることが、国立がんセンターなどの大規模調査で明らかになりました。がんと飲酒の関係について本格的な調査が行われたのは今回が初めてのことだそうです。適度な飲酒は必ずしもがんの確率を高めるわけではないことを示すデータとして、注目される調査結果です。適度な晩酌は、健康増進に役に立つということが実証されたものですね。
 調査を行ったのは、国立がんセンター研究所支所・津金昌一郎臨床疫学研究部長らの研究グループ。岩手県、秋田県、長野県、沖縄県の40歳代、50歳代の男性のうち、がんなどの病気にかかっていない健康な1万9231人を対象に、1990年から1996年までの7年間を追跡調査しました。

 調査は、お酒を飲む頻度別に
〈1〉非飲酒者
〈2〉2週に1回程度飲む人
〈3〉日本酒に換算して2日に1合(180ml)飲む人
〈4〉毎日1合飲む人
〈5〉毎日2合飲む人
〈6〉毎日4合飲む人

の6グループに分類し、飲酒とがんによる死亡リスクを比較しました。

 その結果、7年間に死亡した人は548人、うちがんで死亡した人は214人で約4割。がんで死亡する確率は、非飲酒者を「1」とすると、2週に1回程度飲む人は0.79。2日に1合飲む人は0.53。毎日1合飲む人は0.9と非飲酒者よりも低かったのに比べ毎日2合飲む人は1.48。毎日4合飲む人は1.54と急激にリスクが増加することが分かりました。
 一方、がんも含めた死亡リスク全体では、非飲酒者を「1」とした場合2週に1回程度飲む人は0.84、2日に1合飲む人は0.64、毎日1合飲む人は0.87、毎日2合飲む人は1.04、毎日4合飲む人は1.32。過度の飲酒は特にがんによる死亡のリスクを高めている傾向が見られます。
 津金部長は「ほどよい飲酒は、がんになる確率を必ずしも高めるものではない。過度の飲酒者は、禁酒ではなく節酒で、がんによる死亡リスクを軽減できるだろう」と話しています。やはり、適量の酒は百薬の長が実証された結果だけに、愛飲家には嬉しい話題ですね。


ビールで乾杯!

10月13日(日)西校区民体育祭終了後各地区で懇親会が行われました。

菊陽杉並台区

  今年は残念ながら9位の結果でしたが来年に期待し乾杯です。焼き肉バーベキューと焼きソバ、おにぎりそして今年は生ビール!食べ放題飲み放題です。たくさんの区民が楽しみました。
写真・文 嵯峨根千歳区長

三里木北区

 区の公民館横にテントを張り毎年恒例のバーベキュー交流会を行い、焼きそばやウインナー、今が旬のサンマなどを美味しく頂きました。参加した上農由紀さんは「体育祭は1位と1点差の2位で、嬉しいけど残念でした。でも、今年のバーベキューの味は最高です」と話されました。

沖野区

 同区公民館広場で、公民館活動と社会教育推進委員活動の一環としてバーベキューを楽しみました。バーベキューは業者に任せ、おにぎりは同区サロンや婦人部が用意し、マグロのカマや焼き肉をお腹いっぱい頂きました。里平隼人さんは「地区で取れたお米のおにぎりはおいしかったです。これを機会に若い方と交流を深めたいですね」と話されました。

青葉台区

 区の公民館駐車場で焼き肉パーティとなりました。毎年、体育祭参加者にはお弁当と公民館内での親睦会でしたが、今年から秋晴れの下でのバーベキューとなりました。体育部長の西 邦彦さんは「体育祭の成績は数え方?によっては1位でした。今年から交流を深めようと焼き肉パーティとなりました」と話されました。


ハロウィンパーティ  Global Smile Japan

 菊陽町ふれあいの森研修センターや自宅教室などで英会話を教える松本いづみさん(三里木区)が代表を務めるGlobal Smile Japanのハロウィンパーティが10月14日(月)菊陽町杉並木公園管理センターで行われ、赤ちゃんから就学前の子どもたちが魔女やドラキュラなどの衣装で参加し、楽しいひと時を過ごしました。
 パーティは、松本先生による絵本の読み聞かせやはいはい競争、よちよち競争、ゲームなどがあり盛り上がりました。また、県内で演奏活動中の茶屋桃子さんのエレクトーンコンサートもあり、子どもたちに大人気の曲が演奏されると一緒に歌ったり踊ったりしました。
 参加した中村 吟くん(3歳、光団地)は「楽しかった!」と元気いっぱい。神村 唯さん(宮ノ上区)と麗美奈ちゃん(3歳)親子は「エレクトーンコンサートは音楽に合わせ一緒に歌ったりして楽しかったです」と笑顔でした。