ワンネス 688号 2013/12/15発行

今年もイベント盛りだくさん
第5回鼻ぐり井手祭

 11月17日(日)「第5回清正公(せいしょこ)さんの鼻ぐり井手祭」が菊陽町南部町民センターと鼻ぐり井手公園で開催され、多くの来場者がありました。
 公園ではボランティアによる鼻ぐり井手の説明や、鼻ぐり井手○×クイズ、武蔵剣豪太鼓の演奏が行われました。今年は残念ながら、井手の中を歩く井手探検は諸事情により中止となりましたが、見事に渦を巻く井手の様子を公園から眺めることが出来ました。また、同センター内では町指定文化財の馬場楠の獅子舞や、居合い抜きと琴の生演奏のコラボレーション、菊陽南小学校児童による寸劇「鼻ぐり井手は私たちの宝」が行われ、来場者を楽しませました。
 センター前では、カレーや地元の特産品、菊陽南小学校児童が作った野菜などの販売があり「南小マルシェ」の出店で白菜や大根を販売していた中原璃良さん(6年)は「近くの農家さんに作り方を教えてもらって、みんなで大事に育てました。おいしいですよ!」と笑顔で話してくれました。

 

 


新型キャロッピーも登場!
すぎなみフェスタ2013

 11月9日(土)菊陽町杉並木公園スポーツ広場で「すぎなみフェスタ2013」が開催され、にんじんバルーンが舞う空の下、多くの来場者で賑わいました。
 ステージ上ではテレビでお馴染みの中華首藤さんと菊陽町出身のMEGさんの進行で、新型キャロッピーのお披露目や人参を使ったおやつレシピコンクールの表彰、仮面ライダー鎧武(ガイム)ショー、人参釣り大会などが行われました。また、広場には56団体の出店が並び、姉妹都市の屋久島町の特産品の販売や、菊陽町婦人会のバザー、にんじん詰め放題や人参ジュース試飲などがあり、大人から子どもまで楽しめるイベントとなりました。
 ひばりヶ丘区の齋藤絵美さんはたくさんの買い物袋を抱えて「人参の詰め放題にも行って荷物がたくさん。若い人たちも多くて、こういうイベントはいいですね!」と話されました。

 

 


楽しい旅行でした
宮ノ上区

 宮ノ上区(江口重治区長)では11月9日(土)区設立・公民館建設20周年記念旅行を行い、区民42名が参加しました。
 早朝、区を出発し、一路大分県竹田市にあるくじゅう花公園へ向かいました。くじゅう花公園は、阿蘇国立公園内の久住高原に位置し、日本百名山のくじゅう連山や遠くに阿蘇五岳を背景とした美しい自然が満喫でき心身ともに癒されました。この後、湯布院で美味しい昼食を頂き、街中を散策。湖底から温泉と清水が湧き出ている金鱗湖では、参加した皆さんからは「お天気もよく、紅葉がきれいで心が癒されました」などの声も聞かれ、旅行を満喫しました。

文・写真提供 宮ノ上区

 

 


笑顔あふれる交流会
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センター(平野葉子所長)主催の第9回みんないきいき交流会が11月15日(金)同センター多目的ホールで開催されました。
 開会のあと、津久礼駐在所の出水 博所長による講話「交通安全、防犯対策について」があり交通事故や振り込め詐欺の防止について学びました。ステージの部では、ふれあい劇団による人権劇「お・し・だ・そう」の上演や、各地区の参加者による歌や踊り、なかよし園の園児たちによる元気な踊りなどが披露されると、会場からは大きな拍手が送られていました。
 「奥飛騨慕情」を披露した山川シズノさん、上田光子さん(中代区)は「生歌で踊るのは初めて、男歌を歌うのは初めてとお互い緊張しましたが上手く息が合いました。仲良し二人組です」と笑顔で話されました。

 

 


体験して知ろう
菊陽西小4年生

 菊陽西小学校(矢野栄子校長)4年生が総合的な学習の時間で2学期から取り組んでいる「やさしい町」の学習の一環として、11月21日(木)3種類の体験を行いました。
 3・4時間目に4年2組と4組が3班に分かれ、菊陽町ボランティアセンターと校区民生児童委員が協力して、高齢者疑似体験、車いす体験、アイマスク体験を行いました。高齢者体験をするためにメガネ、ヘッドホン、手袋を身に着け、足首には重りをつけ腰の曲がった姿勢になって、杖をつきながらゆっくり進み、自由の利かない体に驚いていました。車いす体験では段差を越える操作が難しく、乗っている児童は怖さで声をあげていました。また、目隠しして杖と介助者を頼りに歩くアイマスク体験でも不安な言葉が聞かれ、貴重な学習となりました。伊藤友菜さんと川ア花歩さんは「目隠ししていると階段が怖かったし大変だなあと思いました。補助することも大変でした」と話してくれました。

 

 


  (123)  上津久礼区  古川まこと

地震と原発事故(31) トイレのない時代遅れの危険な原発を即ゼロに

 今まで保守派政治家として原発稼働を推進してきた小泉元首相が今は“原発、即ゼロ”を主張しています。フィンランドのオンカロで防護服・ヘルメットを装備して400メートル地下に降り、核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)の最終処分場(縦横2`四方の広場を造り、円筒形の筒に核のゴミを埋め込み、10万年間貯蔵)を見学したそうです。そこでも2基分しか容量がなく、フィンランドには原発が4基あり、あと2基分はまだ場所が決まっていないのです。日本の原発が50基前後なので最終処分場をどれだけ造らなければならないのか想像することさえ困難です。また、4つのプレートがせめぎあい、活断層が200本以上ある日本にはオンカロのような頑強な地層はどこにもなく、最終処分場をつくることは不可能です。そして、原発事故の前でも最終処分場の候補地は見つからず、今でも受け入れ先は全くありません。
 福島原発事故後、法律で原発の運転を「原則40年」と定めているので、運転後30年以上たつ原発15基の廃炉が迫っています。しかし、これらの廃炉で出る「核のゴミ」の処分場も決まっていません。1998年廃炉を決めた東海原発は、来年度の原子炉解体作業ができず、先送りとなりました。これは処分場が決まっていないからです。「使用済み核燃料」も核燃料サイクルの破綻で増え続け、「核のゴミ」のいく先がないにも関わらず、政府は原発再稼働の方針です。
 日本では自宅にはトイレがあるのが普通です。しかし世界で25億人がトイレにアクセスできず、11億人が野外での排泄を余儀なくされています。核兵器を開発し、人工衛星を飛ばすIT大国インドでも、国民の64%が自宅にトイレがないので野外で排泄しています!文明国ではトイレ普及率が100%のはずです。原発は稼働中も、人間に有害な放射能をまきちらし、ひとたび事故が起これば、放射能汚染により人間が住めない危険地帯をつくりだします。そして原発が、まさに時代遅れの恐るべき装置なのは「核のゴミや廃棄物」の処分場がない、即ち“トイレ”がないことに尽きます。これでは文明国とは言えません。こんな当たり前のことを理解しない政治家が政治を行ない、国民のいのちとくらしを危険な方向に導いているのです。
 小泉元首相の“原発、即ゼロ”の真実の意見に対して、賛同する与党の国会議員が少しずつ増えているようです。しかし、「電力安定供給推進議員連盟(参加議員130人以上)」のような原発推進派の勢いが強い。その理由の一つが、おカネです。国民の税金と世界一高い電気料金から膨大なおカネが原子力産業に流れ込み、そのおカネに群がる政治家・官僚・ゼネコン・商社・メーカー・流通・学者・メディア・文化人等々の“原発利益共同体”の実態が明らかになっています。政治家たちもこの巨大利権を捨てることはありません。しかし、次の大地震で原発事故が起これば、次回の選挙では原発推進派議員は全員落選することになるでしょう。日本国中放射能汚染がひろがり間に合わないかもしれませんが…。


心癒す作品を多数展示

 茄子の会(中村孝幸代表)は11月12日(火)13日(水)に菊陽町中央公民館で作品展示を行いました。
 会場には、押し花&葉画や写真、油絵などが展示され、来場者からは「素晴らしい作品ですね」との声の聞かれました。
 茄子の会は来年1月19日(日)〜23日(木)、2月17日(月)〜22日(土)、24日(月)〜3月7日(金)にお菓子の香梅ドゥ・アート・スペース光の森で作品展示が行われます。ご来場下さい。

 

 


 布手作り教室

 布手作り教室は、家に眠っている布を有効利用しようと、磯部ツヤ子先生の指導で毎月2回月曜日にギャラリー「クロストークL&E」でおしゃべりをしながら楽しく手作りをしてます。作品は、ポーチやバッグなどの小物からブラウスや子どものエプロン、パジャマなど。自分の服を作ったり、孫の服を作ってプレゼントして喜んでもらっています。また、雛人形や五月人形、ぬいぐるみを作ったり、着古したワイシャツから子どものパンツや腕カバーなどのリメイクもしています。いつでも見学できます。一緒に手作りしませんか!

 

 

 


 名前 モコ 1歳8ヵ月 オス

 千綿家の家族になってもうすぐ2年になります。いつも元気なボクです。これからもよろしくネ!
 千綿陽子さん 津留区


  (116)  体側のストレッチ

   

 両足を肩幅に開いて立ち、右手を真っ直ぐ頭の上へあげます。息を吐きながら写真のように体重を右足へかけて体を弓なりに反らします。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢へ戻します。左も同じ要領で行います。左右交互に2回ずつ行って下さい。

 両足を肩幅に開いて立ち、両手を頭の上へあげます。息を吐きながら写真奄フように体を上げていた手を右へひねって腰のところへ持っていきます。息を吐き終わったら吸いながら両手をあげます。次に、同じ要領で左にひねります。このとき足は床に付けたまま動かないようにしてください。このストレッチを2セット行って下さい。
 寒くなりましたのでストレッチなどで体を温めてからスポーツをしましょう。