ワンネス 691号 2014/01/01 発行

新年おめでとうございます

  いつもワンネスをご愛読いただきありがとうございます。
   お陰様でワンネスは16年目を
   迎えることができました。
   3月の700号発行に向け、もっと
   お役に立てる企画を準備中です。
   ご期待ください。

熊本日日新聞 菊陽販売センター
              


みんなで迎えたお正月

北新山区

 12月15日(日)北新山区(中岡 勉区長)として初めての餅つきが、同区公民館で賑やかに行われました。
 用意された20kgの餅米が手際よく蒸しあげられると、列を作った子どもたちが順番に笑顔で餅をつきあげていきました。餅をつき終わった子どもは、さっそく公民館内で納豆や大根おろし、きな粉などお好みの味でつきたての餅をほおばっていました。また、女性有志が作った100人分の豚汁も振る舞われました。
 中岡区長は「初めての餅つきで心配しましたが、多くの区民が来て、楽しんでくれたので良かったです。今年は杵や臼もお借りした物ですが、少しずつ我が区で揃えていきたいと思います」と話されました。

 

 

光の森7町内

 今回で2回目となる、光の森7町内自治会(毛利信彦会長)主催の町内もちつき大会が12月15日(日)ひかりのもり公園であり、約250名の住民の参加があり盛り上がりました。
 当日は気温は低めながらも良いお天気で、広々とした公園の芝生の上で気持ちよい餅つき大会になりました。比較的若い家族構成の地区とあって、小さな子どもたちが小さな杵をふるって一生懸命に餅をつく姿をカメラやビデオにおさめる親御さんも多く見られました。
 にこにこ笑顔で餅つきを楽しんでいた柚恵ちゃんは「きな粉とお醤油でお餅を食べました。来年もお餅つきがしたいです」と話してくれました。

 

 

白鈴園

 12月13日(金)菊陽町立白鈴園(吉野惠子園長)でお餅つきがあり、園児もかわいい杵をふるいました。
 餅つきにはJA菊池菊陽中央支所青壮年部(福島泰伯部長)の6名が訪れました。菊陽西校区民生児童委員5名も手伝って餅米25kgが蒸され、青壮年部メンバーが次々と勢いよく餅つきを始めると、子どもたちから「ぺったん!ぺったん!」と元気な掛け声が響きました。子どもたちも順に杵をもって餅つきを体験し、できたてのお餅にきな粉をつけておいしそうにほおばっていました。
 「最初杵が臼に当たってびっくりしたけど楽しかったよ」と話してくれました。

 

 


  (90)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

無形文化遺産「和食」のつれあいの酒

◆和食の時代に和酒の出番
 明けましておめでとうございます。
 昨年12月4日ビッグニュースが舞い込んできました。ユネスコ(国連教育科学文化機関)の会議で、無形文化遺産に「和食」が正式に登録されました。このニュースが投げかけることの意味は、実に深いものがあるように思います。乱暴な言い方かもしれませんが、「和食」が絶滅危惧的なゾーンに存在するということかもしれません。
 食生活のスタイルは世代によって大きく変わるものであると思います。しかし、日本の食の継承に危機感を覚えた京料理の関係者が、無形文化遺産登録を発案したそうです。和食という広義の食文化は、日本の長い歴史の中で、それぞれの地域で育まれたものです。春夏秋冬の四季があります。彩りがあります。
 お正月に、家族のみんなで頂くお節料理は最も晴れの料理ではないでしょうか。
 和食の一汁三菜のスタイルは、日本人以上に世界が憧れる食生活のスタイルであるようです。和食の味わいをより美味しくするのは何といっても、日本酒や焼酎ではないでしょうか。日本酒や焼酎を私は「和酒」(わしゅ)と呼んでいます。日本酒や焼酎に共通するものが、米麹を使い醸されていることです。
 カビの一種である麹菌を巧みに使うことによって、日本酒や焼酎が出来上がります。今年は和食が世界に広がる元年。和酒も世界に広がり、国内でも和食や和酒が見直されたら〜と願うものです。

◆めざましく進化した和酒百年
 明治時代、西洋から科学が入り、和酒の世界でも、科学的な目線で発酵をとらえることになりました。そして大正時代になりますと、これまでの伝統的な手法を改良して、現在の酒づくりが確立していきました。例えば、酒を仕込む時に、健全な酵母を大量に培養する酒母の仕込みがあります。「山廃」仕込み、「速醸」仕込みもこの時期に全国に広まっています。
 昭和の初めには、水車精米から電気発動を使用して精米機が開発され、高精白の原料で、低温発酵する吟醸酒が産まれました。お米から産まれたと思えぬフルーティーな香り。
 さて、これから百年、どんな醸造技術で、どんな和酒が産まれるのでしょうか?時代が変わっても、和食の美味しさが分かり、和酒の美味しさが分からないと、日本から和食や和酒が消えてしまいます。健全な消費が食文化の危機を救うと思います。先ずは和酒で乾杯!!


2014年 年男 年女 抱負を語る

昭和5年生まれ 昭和17年生まれ 昭和29年生まれ
井 チエ子さん
 絵手紙を習っています。添える言葉は難しいですが楽しいです。ゆっくり急がないで歩いていきたいです。
矢野郁夫さん
 健康一番で、グラウンドゴルフや趣味の風景写真撮影をしたり地域の方との交流をしたいです。

松村幸治さん
  今年は南阿蘇村にも畑を借りて、美味し〜〜いミニトマトとほうれん草を作りたいと思います。
昭和41年生まれ 平成2年生まれ
山川和徳さん
 菊陽町商工振興課

 あらゆる分野の企業の方とお仕事をさせていただいています。住民の皆様のお役に立てるように頑張ります。

大橋達也さん
 白鈴園保育士

 きりん組の担任をしています。もっと保育士としてのチカラをつけたいです!


8年ぶりの門松

 菊陽西小学校PTAの父親委員会(城ヶ峰徹也委員長)は12月15日(日)校庭で正門に飾る門松作りを行いました。
 当日朝、新山区の前村公徳さんから提供頂いた竹を切る作業から開始。新年にふさわしい松竹梅そして千両、葉牡丹、南天、キンカンなどを植込み、お昼前には、8年ぶりの門松が西小正門に飾られました。