ワンネス 692号   2014/01/12発行

新春に願うことは! 
菊陽町歩こう会

 1月6日(月)菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は一年の開運を願って「佐賀初詣(祐徳稲荷神社・佐嘉神社)と嬉野温泉日帰りの旅」を行いました。
 衣食住の守護神として国民の間に篤く信仰され、日本三大稲荷に数えられる「祐徳稲荷神社」に参拝。新年に相応しく、仕事始めの人や家族連れなど多くの参拝者で賑わっていました。次に、文化、交通、学問の神の「佐嘉神社」に参拝し、商売繁盛、家運繁栄、交通安全など「今年も良い年でありますように」とお願いしました。皆さんの楽しみの昼食は、嬉野温泉「和楽園」にて、お正月気分でゆったりと美味しい料理を堪能しました。
 2月例会は2月9日(日)〜10日(月)に「長崎ランタンフェスティバルと九十九島遊覧・新西海橋・稲佐山1000万ドルの夜景1泊2日の旅」です。

 

 

写真提供  矢野孝昭さん
文 提 供   久保田昌生会長


餅つきでみんな笑顔に
境の松区

 12月22日(日)境の松区(中村誠喜区長)の餅つきが同区公民館で朝9時半から行われました。
 おとながもち米を練り、ある程度つき上げたあと、子どもたちが餅をつく番になると「やりたい、やりたい」「頑張れ〜」と声が上がり、楽しいひと時となりました。用意された30kgのもち米は、あんこや納豆を入れたり、きな粉や砂糖醤油で美味しくいただき、各家庭にも配られました。
 11月に引っ越してきた厨子まゆみさんは餅の返し手に初挑戦。「おばあちゃんがやっているのは中学生まで見てましたが自分でするのは初めて。お餅が熱かったです」と笑顔で話されました。

 

 


餅つきは力仕事
あさひヶ丘区

 あさひヶ丘区(板垣勝幸区長)の餅つきが12月15日(日)同区村の上公園で行われ、多数の区民が参加し20kgのもち米をつきあげました。
 もち米は前日から婦人部、子ども部の方たちが、お米を洗い水につけて準備。蒸しあがったもち米を男性陣が手際よくついたり、子どもたちも元気に餅つきに参加していました。つきあがった餅は女性や子どもたちが丸め、きな粉や納豆などで美味しく頂きました。
 参加した藤井海羽さん、三池藍礼さん、上田彩加さん、市原愛華さんは「つきたてのお餅は美味しいです」と笑顔。土屋瑠生くん、安藤友誠くんは「餅つきをしました。餅が臼にくっつき重たかったけど楽しかったです」と話してくれました。

 

 


竹馬に初めての挑戦
菊陽町青少年健全育成町民会議

 12月21日(土)菊陽町中央公民館で竹馬作りと餅つき教室が行われました。
 竹馬作りは、菊陽町老人クラブ連合会の方たちが作り方と乗り方を教えてくれました。餅つきは、同会議のメンバーが手伝い、子どもたちに餅のつきかたと丸め方を教えました。
 お父さんと参加した小田悠生くんは「みんなたのしかった」と元気いっぱいでした。鐘ヶ江麻耶さんは「子どもの頃竹馬で遊んだことがありますが子どもは初めてです。乗れるようになってくれたらいいですね」と話され、琉生くんは「竹馬は難しくて乗れなかったです。お餅は丸めるのが難しかったけど自分で丸めたお餅はおいしいです」と笑顔でした。出来上がった餅は、きな粉、だいこんおろし、砂糖醤油などで美味しく頂きました。

 

 


今年も楽しく餅つき大会
菊陽杉並台区

 菊陽杉並台区(嵯峨根千歳区長)で恒例の餅つき大会が12月21日(土)杉並台公園で行われ、楽しい師走のひと時となりました。
 同区の餅つき大会は今年で18回目となり、準備も手順も慣れたもので区民が手分けして、朝8時半からとりかかりました。15kgのもち米が蒸され、次々と力自慢の男性や子どもたちの手で杵が振るわれ、あん餅やきな粉餅が出来上がりました。同時に、しし鍋やたき火で焼いた焼き芋もふるまわれ、2歳から92歳までみんなでおいしくいただきました。また、ビールや日本酒で楽しい交流のひと時となりました。
 坂本 彰さんは「ここに引っ越してきて12年になりますが、地域のつながりがよかですね〜。新しく住民になった人もすんなり仲間になれますよ」と笑顔で話されました。

 

 


  (84)  ひばりヶ丘区  矢原正治

クコ ナス科

 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
 元旦に「屠蘇」を飲まれましたか? 七日に「七草粥」は食べられましたか? 長生きするために、身体の「冷え」を除き風邪を吹き飛ばし、「胃腸」を整え元気に普通にし、たまには解毒を毎日している「肝臓」を休めてやって下さい。

(クコの花)  (クコの実)

 今月は「クコ(枸杞)」です。熊本では12月に入り赤い実がなっています。青紫色の花を咲かせます。果実(枸杞子)は、中華料理、薬膳料理によく使われます。枸杞子は強壮、肝腎の滋養に、根皮は解熱薬として用います。中国の本に「春、枸杞の葉を採り、夏、花を採り、秋、実を採り、冬、根を採り、いずれも陰干しにして一夜酒につけてひきあげ、それらを四十九日間、日精月華の気をとり(日夜干し自然のエネルギーをもらい)、乾くのを待って粉末とし、蜂蜜で練って小指大にまるめ、それを朝夕一丸ずつ飲む。これを地仙丹と名付け、昔、仙人が、百歳を越えた老人に飲ませたところ、歩くこと飛ぶが如く、白髪も黒くなり、抜けた歯もさらに生え、陽事も壮者をしのぐほどであった」との文章があります。大変大げさですが、嘘ではないかもしれません。毎日枸杞の実を食べてみては如何でしょうか。
 インフルエンザが流行しています。予防接種を受けに患者さんの多い病院に行き、風邪をもらってこないようにしましょう。予防接種の免疫が出来るのは1〜2週間かかりますので、やはり養生が必要です。「風邪は万病の元」ゾクッときたら、すぐ風邪薬で対処を。冬は「カバンに風邪薬を入れておく」。後から医者にいくのではなく「ゾクッときたら、間髪入れず対処」して下さい。素早い自己管理、自己対応で風邪は防げます。
 嘔吐下痢症には「五苓散」を、家に準備しておき、嘔吐、下痢をしたら、すぐ飲んで下さい。子どもさんに飲ませて吐いても、一度は胃に入っていますので、少しは吸収されています。子どもの場合、大人の一包を飲み終わる頃にはだいぶ楽になっているはずです。頓服です。また、1〜2時間おきに飲んで下さい。
 今年は寒そうです。久しぶりに雪でも積るかな。野菜の根、葉、茎、種子と脂の少ない肉・魚を食べて(鍋料理が温まります)、毎日の皮膚の乾布摩擦、朝夕のラジオ体操をして免疫力をアップし、風邪を引かないようにして下さい。
 心が幸福な一年をお過ごし下さい。


  (11)

現在(いま)

 2013年12月1日で震災後ちょうど1000日になりました。振り返るとあっという間に過ぎ去ったような気がします。そんな中、現在の南相馬について、ちまたの噂話も含めて書いてみました。
 まずはやっぱり除染が進んでいないこと。国は3年の延長と言っていますが、実際は工程の遅れや除染効果の疑問などでペースダウンしているようです。南相馬市でも現在、30%も除染は進んでいないでしょう。また復興住宅の建設に関しても遅れ気味で、まだ土地の整備も済んでいません。そして仮設住宅に住んでる人は、狭い、暑い、寒い、プライバシーがない等の状態に置かれたままです。たくさん作ったものの、入居率が低い理由はわかっているのに改善の取り組みがないようです。また、治安がちょっと悪くなっているという声を聞きます。原発や除染に関わる人たちが全国から来るため小さなイザコザやちょっとした事件が起きてます。集まってきてる人が悪いと言うわけではないのですが、残念です。   
 また小高区の4つの小学校と小高中学は未だに隣の鹿島区の仮設校舎を学び舎としています。こういったところに早く税金を使ってほしいものです。12月17日の行政発表によると、震災と原発による避難などが原因で亡くなった震災関連死が1650人と震災直接死を上回りました。南相馬はその中で最大の439人です。あまりメディアには出ない話ですが、震災後の厳しい現実を物語っているようです。浜通りの旅、まだまだ続きます!!
福島県南相馬市 挙。原新聞店 藤原広幸



 赤い羽根共同募金活動

 12月15日(日)イオン菊陽店、22日(日)ゆめタウン光の森店で熊本県共同募金菊陽分会による街頭募金活動が行われました。
 参加協力したのは人形劇ひまわり、菊陽町地域婦人会、菊陽町少林寺拳法協会、更生保護女性会など約150名が買い物客に募金の協力を呼びかけました。募金をした方には赤い羽根と干支のストラップが手渡されました。

 



 寄せ植えができました

 12月14日(土)菊陽町ふれあいの森研修センターで15名が参加し、クリスマス・正月寄せ植え作りが行われました。
 講師は社会教育指導員の内田早苗さん。プランターや土と葉ぼたんやシクラメンなど6種類の花が準備され、内田さんから「真ん中を高くすると可愛くできあがりますよ」などアドバイスがあり、参加者は自分だけの寄せ植えを作りました。
 参加した山ア水葵さんは「お母さんと参加しました。可愛くできたのでベランダに飾ります」と笑顔。堀 郁子さんは「簡単に可愛くでき嬉しいです」と話されました。

 

 



 鏡餅を届けました

 菊陽町民生委員 児童委員協議会(佐藤 彌会長)は12月27日(金)菊陽町老人福祉センターで餅つきを行いました。
 この餅は鏡餅となり、葉みかんとメッセージを添え、町内70歳以上の一人暮らし548名に届けられました。佐藤会長は「今年は189kgのもち米で548組の鏡餅を作りました。お届けした皆さんの笑顔が見たくて頑張りました」と話されました。