ワンネス 697号 2014/02/16発行

元気にオニは外
さくら園

 節分の2月3日(月)菊陽町立さくら保育園(實取智子園長)で、楽しい豆まき会が行われました。
 この日は4歳きくぐみの劇遊び発表会もあり、きくぐみの保護者が見守る中、カメやゾウなどの動物に扮した子どもたちが絵本「おつきさまってどんなあじ」を表現。覚えたセリフを一生懸命話していました。豆まき会では、工夫して自分たちで作ったオニのお面をクラスごとに見せたあと、1歳ちゅーりっぷぐみから段ボールで作ったオニをめがけて豆まきをしました。年中、年長組には先生扮する真っ赤なオニが登場し、子どもたちは驚いて逃げたり向かっていったりと楽しいひと時になりました。会の最後には、年齢より一つ多い数の豆を頂きました。
 きくぐみの真穂ちゃんは「オニはこわかったよ!」と話し、母親の洋子さんは「劇ではセリフを大きな声ではっきり言うことができて、よかったです」と笑顔でした。

 

 


昔の遊びは楽しいね
南ヶ丘小1年生

 合志市南ヶ丘小学校(徳永誠也校長)1年生が生活科の授業で「昔からの遊び」を体験しようと、杉並台若草会と永江団地永寿会の皆さんを学校に招き、昔の遊びを教えてもらいました。
 校庭ではおじいちゃんたちが指導して、竹馬、竹トンボ、ビー玉などが行われ、「上手、上手!」と褒められると子どもたちは一層嬉しそうに挑戦。教室内では、おばあちゃんたちからお手玉やおはじき、紙風船などを教えてもらい、子どもたちにとっては今までにしたことのない新しい遊びの体験となりました。
 若草会会長の関 祐子さんは「子どもたちから『きょうはありがとう、たのしかったです』と書かれた折り紙のメダルを貰ってとてもうれしかったです」と話されました。

 

 

 写真提供 内川祐輔さん


学びの成果を発表
菊陽町南部町民センター

 菊陽町南部町民センターで第9回講座発表会が1月26日(日)行われ、同センターの講座で学ぶたくさんの受講生が、日頃の学びの成果を披露しました。
 同センターには主催講座が11、自主講座が12あり、ステージ発表と作品展示が行われました。ステージでは英語や習字を学ぶ小学生やじっくり練習を重ねた歌謡教室やケーナ演奏、華麗な日本舞踊、楽しくイキイキと踊った健康体操などが登場し、会場からたくさんの拍手が送られていました。展示では、手の込んだパッチワークやレカンフラワーが並びました。
 男性料理講座で学ぶ矢野公男さんは「退職してから趣味を持とうと参加しています。月1回ですが、楽しくて休みたくないですよ」と笑顔で話してくれました。

 

 


身近な暮らしについて話そう
三里木区

 三里木区(岸田年弘区長)で、地域の支え合い活動を進めるために住民同士で話し合う「身近な暮らしについて話す会」が1月23日(木)区公民館で行われました。
 話す会では、ひとちいき計画ネットワークの佐伯謙介さんが講師を務め、スライドを使い菊陽町の高齢化の現状や支えあい活動などを話されました。このあとグループごとにふだんの暮らしについて、地域で取り組んでいること、地域での困りごと(何とかしたいこと)、解決のアイディアを話し合い、まとめを発表しました。
 参加した大倉恵美子さんと佐藤ソヨさんは「どんなことがあるか興味があり参加しました。今日話し合ったことが一つでも多く実現したら良いですね」と話されました。
 次回は2月20日(木)午後7時より区公民館で行われます。

 

 


  (125)  上津久礼区  古川医院 古川まこと

ワンネスはすべての世界に!
ワンネスの考えで生きていきましょう!

 ワンネスはミクロからマクロの世界まで認めることができます。人間は、ひとつひとつの細胞に生存に必要なすべての情報を持つDNAを持っています。この細胞が60兆個集まり、骨や筋肉や血液などになってそれぞれの場所で役目を果たしながら生きています。また腸内には100兆個以上の腸内細菌が人間と共存関係を持ちながら生きています。腸内細菌は腸内細菌叢を構成し、互いに共生しているだけでなく、宿主である人間とも共生関係にあります。腸内細菌は宿主の食餌に含まれる栄養で発酵することで増殖し、同時にさまざまな代謝物(人に足りないアミノ酸など)を産生し、人にエネルギー源を供給したり外部から侵入した病原細菌が腸内で増殖するのを防止する感染防御の役割を果たします。よく知られている大腸菌は全体の0.1%しかありません。一人の人間自体も無数の細胞や腸内細菌が集まりお互いに助け合っている小宇宙でありワンネスの世界です。
 1960年代に ジェームズ・ラブロックによって提唱されたガイア(地球)理論があります。これは、地球と生物が相互に関係し合い環境を作り上げている「巨大な生命体」と見なす仮説です。地球は、すべての生き物と環境との相互作用によりあたかもひとつの生命体のように自己調節を行っています。この考え方もワンネスです。しかし、人間が我が物顔に地球を支配し環境を変えて行くような行動を取り続けるならば、この自己調節システムが崩壊し、地球に大異変がおこる危険性もあります。地球温暖化、地震、気象変動等は人間の人口急増や経済活動や戦争による環境破壊等が原因とも言われています。もっと地球にやさしい人間の生き方や考え方に変えない限り、人類滅亡もあり得るかもしれません。
 マンガは日本が世界に誇るすばらしい文化で、世界遺産として申請中です。その代表的漫画家手塚治虫の代表作の一つが“火の鳥”(1954年発表)です。これは永遠のいのちをもつ火の鳥をコスモゾーン(宇宙生命)の仮の姿として描き、大宇宙の創生と人類の歴史を描いている感動的で壮大な作品です。すべての生き物や物質が役目を終えるとそこからぬけ出したコスモゾーンが大きなコスモゾーンの中に入り、さらに巨大なコスモゾーンの集合になり、大宇宙で大きないのちの流れとして永遠に続いて行くのです。手塚治虫は輪廻転生、魂の永遠性を"火の鳥"で表現したものと思われます。最近、現代科学の最先端の量子力学の研究者・臨死体験を研究している医師・医療現場の医師、その他様々な分野の人々があの世の存在を報告しています。人が死ぬと、肉体から離れた魂(意識体、エネルギー体)は、別次元の世界、すなわちあの世に行きます。そこでは、ひとつひとつの魂は、しきりのないエネルギー体ですから次から次へと集まり巨大な集合体になることもあるそうです。先述の巨大なコスモゾーンの集合体と同じです、これこそワンネスです。
この世界は、微生物から大宇宙までワンネスが基本であり、共通のしくみと思われます。別離・分離・分裂の方向ではなく、融合・集合・統一がワンネスの本来の方向です。私たちは日常生活においてもワンネスを常に考え生きて行くことがほんとうの生き方だと思います。
 皆さまはいかが思われますか?

参考文献
  「手塚治虫の『火の鳥』と読む 137億年 宇宙・地
  球・生命の謎」 塩浦信太郎著    実業之日本社


菊陽町スポーツ功労賞表彰式
菊陽町体育協会

 菊陽町体育協会(瀬上昌夫会長)主催の平成25年度菊陽町スポーツ功労賞表彰式が、2月1日(土)菊陽町中央公民館で行われました。
 今回受賞したのは、菊陽町グラウンドゴルフ協会の副会長、会長を歴任して、平成21年に会長を退任。現在は協会理事として協会発展のため貢献されている村上鉄也さんです。村上さんは「グラウンドゴルフを始めて20年以上になります。今回表彰していただき身の引き締まる思いです。高齢者の間ではグラウンドゴルフはとても盛んです。健康づくりに少しでもお役にたてれば嬉しいです」と話されました。
 続いて、菊陽町体育協会研修会も行われ、長崎国際大学 人間社会学部 国際観光学科 准教授の宮良俊行さんが、演題「地域におけるスポーツ振興について」と題しての講演会があり「スポーツを通して『まちづくり』『ひとづくり』に貢献しましょう」と話されました。最後に質問の時間もあり、有意義な研修会となりました。

 


みんなが住みやすい社会に

 1月25日(土)菊陽町、菊陽町男女共同参画社会推進懇話会 (那須眞理子会長)と菊陽町男女共同参画さんさんの会 (堀川妙子会長)主催の「よかつれフェスタ 2014 〜女(ひと)と男(ひと)で築く いきいき菊陽〜」が菊陽町図書館ホールで開催されました。
 オープニングアトラクションでは、働く婦人の家講座生がコーラスとリズムダンスを披露。続いて菊陽町有志8名が、寸劇「カラスだって頑張るぞ!」で、菊陽弁丸出しで熱演し、男女が互いを思いやり、協力し合える社会の実現が、みんなが住みやすい社会に繋がるというメッセージを笑いを交えて客席に届けました。
 また、大津町在住でフリーの舞台女優 木内里美さんの演劇「とめばぁさんのある一日」も上演され、社会風刺の効いた木内さんの楽しい芝居に、会場から大きな笑い声と拍手が送られていました。

 

 

 


  (118)  胸のストレッチ

 

 タオルをご用意下さい。足を肩幅に開いて立ち、息を吐きながらヒジを伸ばし胸を大きく張るようにしてゆっくりタオルを頭上に上げていきます。(写真)息を吐き終わったら、吸いながら元の姿勢に戻します。このストレッチを3回行って下さい。
 四つんばいになり、写真奄フように片手を耳にあて息を吐きながら胸をひねるような感じでヒジを上げていきます。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢に戻します。このストレッチを3回行い、手を変えて反対も同じ要領で3回行って下さい。
 今回のストレッチは、朝起きてすぐ布団の上でもできますので、目覚めのストレッチとして行うと効果的です。