ワンネス 709号 2014/05/18発行

気心が知れた仲間で楽しく
津久礼ヶ丘21年会

 4月26日(土)津久礼ヶ丘区公民館で、仲間が集まり楽しくおしゃべりする21年会が開かれました。
 この会は約10年前に、同区内で夫婦どちらかが昭和21年生まれのメンバーが集まって結成。一度は自然消滅しましたが、4年ほど前に公民館が改築されたのを機に再結成され、毎月第4土曜の夜に集まっています。交代で幹事を担当し、飲み物や食べ物を用意。ざっくばらんにおしゃべりしたりカラオケを楽しんだりしています。この日は、持ち寄りのお煮しめやイチゴ、お菓子も並び、気心が知れたメンバーで楽しい一夜を過ごしました。
 馬場律子さんは「21年会という名前ですが、年齢も問わず代表も決めずに楽しくやっています」と笑顔で話されました。

 

 


ボウリングでみんな仲良し
東ヶ丘区子ども会

 東ヶ丘区(古川武志区長)子ども会のお見知り会が4月26日(土)菊陽ボウルで行われました。
 6レーンを使って、大人3名を含む32名が元気にゲーム開始。小さな子どもや、ボウリング初体験の子どもたちは重そうに両手でボールを抱えて思い思いのフォームで全力投球!ボールはガター防止装置に何度も当たりながら、ピンに向かってゆっくりゆっくり進みます。その間子どもたちは「あ〜、もうちょっと右!」「お願い!曲がって〜!」とボールの行方に一喜一憂し、初参加の子どもも楽しい時間を過ごしました。子ども会会長の秀貴くん(小6)は「ボウリングはたまにしかやらないけど、初めて100点とれました」と笑顔で話してくれました。
 ボウリング終了後は同区公民館でお楽しみ会が行われ、子どもたちは一層仲良くなりました。

 

 


華やかにあでやかに舞の競演
第12回さん陽舞の会舞踊祭

 種目や流派、社中の垣根を越えて舞を楽しむ方々の祭典「第12回さん陽舞の会舞踊祭」が4月26日(土)菊湯町図書館ホールで開かれ、様々な舞を堪能した一日となりました。
 舞をたしなむ方は年々増え、日舞や民踊、民舞、フラダンス、ジャズダンスなどが次々と登場。華やかな衣装に身を包んで、独り舞台だったり息の合ったグループで踊ったりとバラエティに富んだ舞台となり、会場からは声援や拍手が送られました。また、今年もチャリティー募金が行われ、菊陽町社会福祉協議会と東日本大震災の被災者へ贈られました。
 フラダンスで「ブルーハワイ」を仲間7名で踊った水田英子さん(東ヶ丘区)は「何回出ても緊張しますが、楽しかったです」と笑顔で話してくれました。

 

 


  (128)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

いのちと健康を考える〜輸入農作物は危険!〜

 政治家や官僚は国民の命より経済(お金)を最優先するらしい。食べ物の安全性が問題です。政府やメディアは「輸入農作物がいかに危険であるか」を国民に伝えていません。輸入量の多い米国産について説明します。
 米国産の農作物(小麦・トウモロコシ等の穀物類・柑橘類)や肉・乳製品が、どれだけ人体に有害な物質に汚染されているか知っていますか。私たちは、この恐ろしい現実を知らないで、あるいは知らされないで有害な米国産の農作物や肉類を摂っています。
 私は、30年以上続く「熊本いのちと土を考える会」から無農薬の野菜や食材を週1回購入しています。玄米パンや豆腐の賞味期限は2〜3日でしばらく放置するとカビが生えてきます。外国産の農作物は、収穫されたあと日本の消費者の届くまで長期間保存のために、腐敗防止と虫・カビ発生防止のため農薬や添加物等を大量に使用します。
 米国産農作物のポストハーベスト農薬が問題です。収穫後に倉庫や輸送中に細菌・カビの繁殖を防止するための殺菌剤・防カビ剤・農薬が使われます。トウモロコシや小麦は倉庫で最長1年間保存され、出港から日本につくまで最低2ヵ月かかります。その間に、有害なカビが大発生をするため、アフラトキシンなどの防カビ剤を大量に散布します。農薬の残留基準値は、猛毒のマラチオンでは国産米が0.1ppmに対して輸入小麦は80倍の8ppm、有機リン系殺虫剤のクロルピリホスメチルは国産米の0.1ppmに対して輸入小麦は100倍の10ppmと、米国産小麦に有利な基準値が設定されています。給食のパンに使われる安い小麦粉はすべて輸入小麦であり、子どもたちの健康といのちが心配です。
 米国産の牛肉も安全ではありません。全米で約9千万頭もの牛が飼われていますが、そのうちの約75%がレンダリングされ栄養強化されたものを飼料として食べさせられています。牛が屠殺されると腸や内容物・頭部・ひづめ・角・血は「レンダリング・プラント(動物性脂肪精製工場)」に運ばれ、巨大攪拌機 (かくはんき)に投げ込まれます。この「混合物」はレンダリング工場でミンチに刻まれ、高温蒸気で「調理」されます。1997年8月にBSE(いわゆる狂牛病)への不安が巻き起こり米食品医薬品局は新しい規制を作り「牛などの反芻(はんすう)動物のタンパク質(肉骨粉)を、反芻動物に与える」ことを中止しました。しかしこの規制は形だけで、レンダリング・ビジネスは年間24億ドル強という売り上げの巨大産業となっています。また、米国で生産されるほとんどの肉が、ダイオキシンやDDTなどの発ガン物質で汚染されています(除草剤由来)。動物のエサには、成長を促進させるために成長ホルモンを混ぜられたり動物が病気にならないように抗生物質が混ぜられたりしています。

参考:肉骨粉とは、家畜の内臓やくず肉・骨をミキサーにかけ、脂分を抜いた後乾燥させて細かく砕いたもの
参考文献:「まだ、肉を食べているのですか」
ハワード・E・ライマン&グレン・マーザー著


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白い田んぼ

 震災から3年が過ぎ、除染もだんだん進んでいるようです。おかげで線量は3年前と比べると1/7から1/10と健康には影響がないレベルまで下がりました。しかし除染で出た汚染廃棄物は行き先がまだ決まっていません。中間貯蔵施設や最終処理施設などがいまだに決まっていないからです。そのため、浜通り各市内には仮置き場なるものが多数作られています。最初の頃は人里離れた場所や目立たない所でしたが、汚染廃棄物は増え続け、気がつくと身の回りのあらゆるところに見られるようになりました。市民でさえ驚くばかりです。
 また仮置き場に持っていけない汚染土は、自宅の一角に袋に入れてそのままにしてあります。いつの間にかそれらが普通の生活風景になりつつあります。慣れとは恐ろしいものです。
 人の住んでいない飯舘村でも田んぼの除染が進んでいます。田んぼの表面を5cm程剥ぎ取ったあと山砂、白砂、赤土等を入れています。そのため一面乳白色です。粘土質の土が必要な田んぼへの山砂の投入は、再び田んぼとして使えるのか、将来の作付を考えると気になります。また除染のため「いぐね」の木を切ったものはその家の敷地内に置く事になっているのですが、人が住んでいないため切った木にシロアリが発生し、自宅へのシロアリ被害の拡大が懸念されています。暮らしが落ち着くにともない将来に配慮した除染作業が求められています。
 原発から一番遠い避難区域の飯舘村は原発の恩恵をあまり受けていませんでした。しかし原発事故による全村民避難となり、事故後5年での帰村計画を立てたのですが、3年たっても村の方向性が見出せない状況です。

福島県南相馬市(有)藤原新聞店 藤原広幸


  子ども110番の家を見つけよう

 4月26日(土)新山区(矢津田源一区長)で「子ども110番の家探検ラリー」が行われ、41名が参加しました。
 地域の子どもが、犯罪やケガ、病気などの緊急時の避難場所として指定されている「子ども110番の家」を、親子で歩きながら覚えてもらうこの行事も5回目。主役は、幼稚園年長(5歳)小学校1年生(6歳)2年生(7歳)です。子どもたちは、受付で渡された地図を見ながら区内の「子ども110番の家」7ヵ所を訪問して、名まえと場所を確認し名前を記入して進み、約1時間かけてゴールの新山公園に戻りました。公園では大津警察署員から110番マスター賞の賞状とノートなどの参加賞が渡されました。
 未来さんと愛希さんは「きつかったけど新しい道と新しい家を覚えて楽しかったよ」と話してくれました。
写真・文提供 矢津田区長


  (121)  肩甲骨のストレッチ

 

 両手をテーブルなどに写真のようにつき、肩甲骨を開きます。両肘を伸ばし息を吐きながら5秒間ほど静止します。息を吐き終わったら、吸いながら写真奄フように手首を回し指先を自分の方へ向けます。息を吐き終わったら吸いながら写真に戻します。このストレッチを3回行ってください。

 

 両手を写真のように胸の前で合わせます。息をゆっくり吐きながら写真奄フようにゆっくり肘を開いていきます。このときできるだけ肘を高く上げてください。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。このストレッチを3回行ってください。
 肩甲骨を動かすことで肩こりの解消に効果があり、痩せやすい体になります。このあとウォーキングなど行えば、なお効果的です。