ワンネス 729号  2014/10/12発行

秋の味覚を満喫!!
菊陽町歩こう会

 真っ赤な彼岸花が咲き誇り、黄金色の稲穂とのコントラストが見事な風景の中で行われた菊陽町歩こう会(久保田 昌生会長)は9月18日(木)「秋の味覚フルーツ狩り」に出かけました。
 全行程500kmの移動、行く先々での試食と買い物、特に佐賀伊万里の梨園ではビッグサイズの新高梨が鈴なりに実り、こわごわともぎ取りながら収穫。また、三瀬高原りんご園では、たわわに枝が折れそうに実った真っ赤な富士を収穫しながらの試食と100%のりんごジュースの美味しかったこと。最後の浮羽巨峰ぶどう園で食べた巨峰の味は最高でした。
 今回利用したバスは、真新しいバスで乗り心地も良く、そして天候にも恵まれ、三種類のフルーツに満腹。会員同士の話も弾み、益々健康で参加できる喜びを感じた一日でした。

文章・写真提供 久保田会長

 

 

三瀬りんご園の たわわに実ったりんごの前で


パトロールに出発!
大津地区少年補導員菊陽支部

 大津警察署長から委嘱を受けた大津地区少年補導員菊陽支部(園田秀明支部長 在籍14名)が、9月13日(土)8名で町内の公園やゲームセンター、ゆめタウンなどをパトロールに出発しました。
 活動は月1回土曜の夜のパトロールと菊陽町青少年健全育成町民会議メンバーとして、あいさつ運動や年末の餅つきなどをボランティアで行っています。
 補導員の方は「自転車の二人乗りや無灯火、喫煙を注意したり、早めの帰宅を呼びかけています」と指導のポイントを話され、少年を守ろうとの心意気に頭が下がります。

 

 


人権を考えました
人権のまち菊陽フェスタ

 「人と人とのつながりで差別の壁を乗り越えよう」を大会テーマに平成26年度「人権のまち菊陽フェスタ」が9月13日(土)菊陽町図書館ホールで開催されました。
 菊陽町東部町民センターを拠点に活動しているふれあい劇団による創作劇「お・し・だ・そう」は、高齢者詐欺商法について菊陽弁丸出しで人間ドラマが熱演され、会場から大きな拍手が送られていました。講演会では、反省ポーズでおなじみの猿まわし芸人村崎太郎さんが「橋はかかる〜被差別部落に生まれ育って〜」と題し話されました。
 来場した長野孝子さん(武蔵ヶ丘7町内)は「劇は分かりやすく、詐欺にあわないように注意したいと思いました。村崎さんのお話は心に残りました。差別問題は根深いですね」と話されました。

 

 

ふれあい劇団の熱演に会場が沸きました


月がきれいな秋ですね
白鈴園

 白鈴園(吉野惠子園長)で9月12日(金)琴の演奏を楽しむお月見コンサートが開かれ、園児が秋を楽しむひとときを過ごしました。
 会場のらいおんぐみのお部屋にはススキやお団子が供えられ、秋の雰囲気満点。琴奏者の田崎容子さんが登場して、「月」や「さくらさくら」、アニメソングなどを演奏すると、園児たちはうっとりと琴の音色に聞きほれていました。
 「お琴は何でできていますか?」「手に付けているものは何ですか?」などたくさんの質問が出て、初めて見る楽器に興味津々でした。

写真提供 白鈴園

 

 


  (92)  矢原正治

アカザカズラ ツルムラサキ科

 

 南米熱帯地域原産の薬草、アカザカズラ(藜蔓)は、別名、雲南百薬(うんなんひゃくやく)、オカワカメ、マデイラカズラ等と言われ、沖縄で民間薬・食用として用いられています。高さ2m〜10mの蔓性の多年生植物で、地下は肥大した根茎があります。茎を挿し芽しても繁殖します。葉は肉厚で光沢がありハート形をし、切ると粘りがでます。9月〜10月にかけて、10〜30cmの穂状の集合花を多数つけ、穂の根元から順に咲きます。花の大きさは5o位で最初は白色ですが、受粉すると黒くなりほのかな香りがします。果実はできないようで、ムカゴをつけます。
 中国の雲南省で、沢山の薬効があることから「百薬」と名付けられたことから「雲南百薬」と呼ばれています。葉にはマグネシウム、カルシウム、亜鉛のミネラル類、ビタミンA、葉酸などのビタミン類が多く含まれていると言われています。効能としては狭心症、腎臓・膀胱の病気、便秘、癌、骨や歯の形成、アレルギー、骨粗鬆症、気管支炎、胃潰瘍、高血圧、心筋梗塞、免疫力増強等々と何でも効くように記されています。しかし「ブラジル産薬用植物事典」には、収斂剤として内出血に用い、また気管支の病気や眼炎に用いるのみとあります。さらに、糖尿病、自律神経失調に良いなどと、インターネットに掲載されています。また、中国の本には、藤三七(トウサンシチ)とよび、病後衰弱を治すと記されています。
 栽培は日本全国で行われていますが、南の方が適しているようです。熊本大学薬学部の薬用植物園では、管理棟の日除けのトビカズラの棚に一緒に伸び、今年は2階の屋上まで届き10m近くになり、9月に入り日当りの良い部分で花を咲かせ、淡い香りがします。周りからウスキモクセイの香りがにおいますので、その香りに消されているようです。花は少し黒くなってきましたが、後2週間位は楽しめそうです。
 秋になりました。今年は栗の豊作でしょうか、利平の割れグリを見つけ衝動買いをし、渋皮煮を作ってもらいました。普通に茹でても皮が剥きやすく美味しくいただいています。
 秋になると空気が乾きます。乾燥すると胃の水分は少し減少し、胃の調子が良くなり「食欲の秋」となります。冬になり寒くなると寒さで胃の動きも少し悪くなります。そこで身体を温める「鍋」が楽しい季節になります。皆様、心身のバランスを崩さないように、心身をご自愛下さい。


サンタさんがいっぱい!

 9月12日(金)阿蘇くまもと空港に、世界中からたくさんの公認サンタクロースが降り立ちました。
 昨年も行われた「第2回世界サンタクロース会議in天草」が9月13〜15日にあり、会議に参加するサンタクロースが熊本入りしました。お迎えした保育園児たちには3ヵ月早いプレゼントが渡され、歌のプレゼントも贈りあいました。
 サンタクロースさんたちは13日(土)に天草へ向かい、会議や第11回サンタクロース・ウィンターゲーム大会日本代表選考会や、子どもたちとの交流会を楽しみました。

写真提供 杉本益人さん 菊陽杉並台区

 

 



フラワーアレンジメント講座

 菊陽町西部町民センターで毎月第3木曜日午後7時半から、フラワーアレンジメント講座が今年度から始まりました。
 緒方恵子先生の指導で、生花や造花、プリザーブドフラワー、サンドアートなど、様々な技法で美しい花々をアレンジしています。メンバーは初心者ばかりですが、毎月季節に合ったアレンジを先生から提案していただき、楽しんでいます。
 来年2月までの主催講座ですが、一緒にお花を飾って楽しみませんか?

問合せ 菊陽町西部町民センター 
п@338−3443


 最近テレビやネットで話題のポポーを読者の方から頂きました。
 ポポーノキ、ポポ、アケビガキとも呼ばれ、秋には黄緑色の薄い外果皮を持つ果実をつけます。完熟すると木から自然に落下し、その時から数日後、香りが強くなってきた頃が食べ頃です。
 果肉はマンゴーとバナナとパイナップルを足して3で割ったような強い甘い香りがして「森のカスタードクリーム」との別名があるほど濃厚な歯触りが特徴です。熟すのが早く収穫時期も限られているため市場にあまり出回りません。そのため「幻の果物」とも言われているそうです。
 果実を下さった方の庭には3本の木があり、たくさんの実がついていました。私は美味しくいただきましたよ!