ワンネス 737号  2014/12/07発行

秋の文化祭! 第二弾

青葉台区

 第14回文化祭が11月16日(日)区の公民館で行われました。
 書道やトールペイント、盆栽、エコクラフトなどの作品が展示されました。開会行事のあと、青葉会によるコーラスや村田さんによるフルートの生演奏もあり楽しい文化祭となりました。SLのスケッチとお召列車の模型を出品した餅沢 博さんは「国鉄に勤めていた35年前の制服を着て出発式を行いました」と笑顔でした。
 また、お茶席やコーヒーショップのほか、婦人部によるぜんざいのおもてなしもあり、来場者は思い思いにくつろいでいました。

 

 

三里木区

 第21回文化祭が11月16日(日)区の公民館で行われました。
 会場には、竹細工や俳句、華道、パッチワーク、絵手紙、子ども会やふれあいサロンの作品などが展示され、来場者は「上手にできていますね」とその出来栄えに感心していました。また、折り紙でコマを作る体験コーナーもあり、来場者は楽しみながら作っていました。
 男の生花を出品した大山さんは「男らしく豪快に生けました」と笑顔で話されました。

 

三里木北区

 11月16日(日)区の公民館で行われました。
 会場には、切り絵や編み物、写真、着物の着付けなどの力作が展示されていました。落ち葉で作った絵を出品した西内ひかりさん(菊陽西小3年)は「さんさん公園に落ち葉を拾いに行って作りました。少し色が変わってしまったけど上手にできました」と笑顔で話してくれました。また、折り紙の体験コーナーや手作りの豚汁とおにぎりのおもてなしもあり、憩いのひと時となりました。

 

新成区

 11月16日(日)第12回文化祭が同区公民館で開催され、多くの来場者がありました。
 見事な木工作品や、手作り小物、盆栽など多くの展示品が来場者の目を引き、どんぐりのコマで遊ぶ子どもたちの姿もありました。また、公民館横にはステージが設けられてバーベキューが行われ、ちらし寿司やぜんざいなどのおもてなしもあり、賑やかな文化祭でした。
 たくさんの人形をかわいらしく展示した西村エイ子さんは「洗いざらしの布で作ると味わいが出ます。ビニール袋なんかでも簡単に人形を作れるので、子どもたちにも体験してもらいたいですね」と目を細めて話されました。

 

 

境の松区

 11月16日(日)同区公民館で第5回文化祭が開催されました。
 公民館裏の広場では、老人会のグラウンドゴルフ大会が行われ、参加者は笑顔でプレー。公民館内では、区民のパッチワークや絵画、写真などの力作が展示されました。また、手作り石鹸や入浴剤作りの体験コーナーもあり、来場者は豚汁やおにぎり、ポップコーンを味わいながら文化祭を楽しんでいました。
 色使いが鮮やかな抽象画を出品したえまりさん(小6)は「週1回、絵の教室に通っています。今日はお気に入りの絵を3点持ってきました」と話してくれました。

 

 

下原区

 ぶらっとギャラリーが11月15日(土)16日(日)同区公民館で行われました。
 会場には木工細工や書道、写真などが展示され、来場者は作者に「どうしたらこんなにできるの?」などと尋ねていました。また、吉山さんの手編みのセーターなどのプレゼントコーナーもあり、来場者は気に入った作品に自分の名前を書いていました。木目込みパッチワークと押し花を出品した
宮本さんは「お散歩しながら押し花の材料を集め、楽しみながら作りました」と話されました。

 


  (101)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

日本のウイスキーおもしろ文化考A

■日本産ウイスキーのおいたち サントリー誕生の秘話!!  
 NHK朝ドラ「マッサン」。いよいよ、1924(大正13)年に巨額の資金を投じて、日本初のウイスキー蒸留所・山崎蒸留所(京都府)で本格的なウイスキーづくりがスタートします。  
 鳥井とマッサンの一番の悩みの種は、ウイスキーづくりではなく、酒税でありました。現在の酒税は、製造元を出た時点で税金が課せられる方式=課税移出方式に対して、戦前までの酒税は、造石税でした。製造する時点で税金が課せられました。長期間(5年以上)じっくり熟成をさせて発売されるウイスキーにとって、造石税は当時のサントリーの屋台骨を揺るがすほど、資金的大きなリスクでした。造石税でしたので、全国各地の蔵元では、酒が腐る=腐造が一番怖かったのです。大正年間には、アルコール発酵が順調にいかず、モロミが腐りやすい年がありました。製品ができなくても、酒税が課せられ、多くの造り酒屋が廃業に追い込まれることもありました。   
 ウイスキー製造も麦芽を糖化させたあと、糖化した糖分を健全に発酵させます。発酵で得られたアルコールを2回蒸留することにより無色のアルコール度数の高い液体を得て、木樽に入れて熟成をさせます。もし、腐造がおこれば、ウイスキーどころか、会社の存亡に関わる事態に陥ります。また、ウイスキーは木樽に熟成させている間、酒量が目減りしていきます。これは、天使が飲んだとされ「天使の分け前」と言っていました。  
 マッサンは、大阪税務監督署に通いつめ、造石税方式から、出荷の時に酒税を払う蔵出し税方式に変えてもらうよう交渉しました。

1928(昭和3)年秋のこと。
鳥井:「そろそろ4年や。マッサン、どうやろう。発売してみては?」
政孝:「まだ早い。理想のブレンドウイスキーを造るには最低でも5年必要です。」

 マッサンも会社の事情は重々分かっていました。翌年1929(昭和4)年春、サントリー白札が1本4円50銭で発売されました。太陽ワイン=サンと鳥井=トリイを合わせて「サントリー」の名前が生まれるのです。しかし、白札は売れませんでした。高価な上、スモーキーフレーバー=焦げ臭い香りは当時の日本人の嗜好には馴染まなかったのです。マッサンに求められたのは、日本人に馴染むウイスキーづくり。マッサンはスコットランド伝統の「本物のウイスキーづくり」にこだわるのです。
 10年の契約期間が切れたマッサン。理想のウイスキーづくりを行うために、汽車と青函連絡船を乗り継いで、30時間かけて、北海道余市へ。1934(昭和9)年、マッサンはこの地で、本物のウイスキーづくりの蒸留所を作るのでした。
(来月に続く)


咲顔〜花開け大きなsmile
菊陽中学校

 菊陽中学校の文化発表会が11月12日(水)菊陽町立体育館で開かれ、生徒たちがこの日のために制作したり練習した成果を発表しました。
 ステージでは英語暗唱の発表や各学年の学習発表、吹奏楽部の演奏などが行われました。合唱コンクールでは、クラスごとに気合を入れながら登壇。早朝や昼休みに集まって練習した歌声を、心を一つにして披露し会場から大きな拍手が送られました。優勝は、1年1組、2年3組、3年4組でした。
 会場壁面には各学年の総合的な学習の時間の報告や絵などが張り出され、保護者も熱心に見ていました。
 また、プログラム最後には、本年度熊日学生音楽コンクール合唱の部、中学生の部で5年ぶりの最優秀賞、7年ぶりの熊日大賞に選ばれた合唱同好会が素晴らしい歌声を響かせました。
 かさねさん(3年)は「放送部で発表会全体に関わることができました。3年生の劇『ありのままで』のシナリオ作りも参加して3年生らしく元気な劇になりました」と話してくれました。

 

美味しかったバーベキュー
菊陽町手をつなぐ心障者の会つくしんぼ 坂田義美

 天気にも恵まれた10月19日(日)に菊陽町手をつなぐ心障者の会つくしんぼ(坂田義美会長)のバーベキュー交流会を開催し、会員21人の参加がありました。
 今年はいつもと違う場所のさんふれあバーベキュー場に会場を変更して行いました。食材や食器類、炭などの事前の買い物もしなくてよく、火起こしから片付けまでやっていただける会場でしたので、大人も子どももいつもよりリラックスし、ゆとりをもって参加できたようです。肉や野菜を頬張りながら子どもは子ども同士の話、大人も子どもの話やバーベキューの味の話やらで笑顔いっぱいの姿でした。
 中村さんは「久しぶりに仲間や新しい会員さんにも会えて嬉しかったです。お腹いっぱい食べました。また参加したいです」と笑顔でした。 
写真提供 渡邉将一さん

 

イベントもりだくさん!

 11月8日(土)菊陽杉並木公園スポーツ広場で「すぎなみフェスタ2014」が開かれ、盛りだくさんのイベントに菊陽町内外からたくさんの来場者があり賑わいました。
 菊陽町特産のニンジンをアピールしようと、ニンジン釣り大会やお笑い芸人による料理対決、「にんじん焼酎酔紅」のPRなどのステージイベントが行われたり、公園近くの畑では収穫体験などがあり、参加者はニンジンを満喫。町加工グループによる地産地消弁当の販売や、環境団体の展示、社会福祉団体のバザー、健康づくりコーナーなどもあり、参加者は1日中楽しい時間を過ごしていました。

 

 


 正解は、フェイジョアの実でした。
 フェイジョアは、グァバなどど同じフトモモ科の常緑樹で、南米が原産とされています。ニュージーランドやオーストラリアなどでは庭木や公園樹として人気があり、その果実もポピュラーな果物として食べられています。
 10月下旬から11月下旬にかけて収穫され、2週間ほど追熟し食べ頃となったものは、バナナやパイナップルのような独特の強い香りが立ち、果肉が柔らかくなり甘みが強くなります。
提供 谷口美智子さん