ワンネス 750号  2015/03/08発行

公民館での学びを発表
菊陽町公民館大会

 特色ある地域活動の促進や、日頃の学習成果を発表することを目的とした平成26年度菊陽町公民館大会が、2月15日(日)同町図書館ホールで開かれました。
 今年度地域活動推進モデル公民館に指定された馬場楠区は、白水地区に伝わる「お法使祭」で披露される「馬場楠の獅子舞」をオープニングセレモニーで実演。「お法使祭」の歴史や準備についても詳しく発表しました。
 ホワイエでは、菊陽町中央公民館で学ぶ講座生の洋裁、押し花などの作品展示があり、ステージではキッズイングリッシュや、自彊術、健身気功などの講座生が、いきいきと成果を披露しました。
 フォークダンスを披露した高齢者大学健康体操部の中村部長は「みんな後期高齢者で練習が大変ですが、ステージ発表や施設訪問などをしています。今日のできはバッチリでした」と笑顔で話されました。

 

 


卒業を祝いました
あさひヶ丘区子ども部

 あさひヶ丘区子ども部の卒業お祝い会が2月21日(土)「あたりや」菊陽店で行われました。
 板垣区長が、子どもたちに「お父さん、お母さんに感謝の気持ちを忘れずに、卒業する6年生は中学生になったら、勉強に運動に頑張ってください」とお祝いを述べました。このあと楽しい会食となり、子どもたちはお好み焼きをおいしくいただき、6年生に記念品が贈られました。
 6年生の楽くん、泰成くん、直人くん、瑠生くんは「子ども部の行事に参加して楽しかったです。中学校では部活を頑張ります」と、笑顔で話してくれました。

 

 


驚きとぬくもりの木工展
ギャラリー「クロストークL&E」

 2月8日(日)〜14日(土)の7日間、あさひヶ丘区のギャラリー「クロストークL&E」で、福岡県田川郡在住の木工職人、吉村嘉之さんの木工展が開催され、多くの来場者がありました。
 展示された作品は、椅子や生活雑貨、3輪車、流木を使った皿など、大小合わせて約300点。製作途中ながら、実物大の3輪バイクも屋外テラスに展示されて目を引きました。
 精密でありながら、木のぬくもりを活かした作品たちに来場者は感心したり、微笑んだり。
竹細工の趣味を持つ宮嵜さんは「経験とアイデア、あとはしっかりとした技術が揃わないと出来ないですね。うん、スゴイ」と話されました。

 

 


ステージは元気でいっぱい!
光の森キャロット保育園

 光の森キャロット保育園の第8回発表会が2月8日(日)菊陽町図書館ホールで開かれ、満員の観客の前で元気いっぱいのステージを披露しました。
 5歳そらぐみの凛々しい和太鼓演奏で開会。0歳ゆめぐみや1歳はなぐみは、園での日頃の生活を活かした発表をし、2歳ほしぐみ・3歳つきぐみはかわいいお遊戯や歌を発表。4歳うみぐみは「あかずきん」の劇に挑戦し、5歳そらぐみは跳び箱や縄跳びの技をかっこよく決めて見せました。会場からは、園児たちの頑張りに、大きな拍手や声援が送られ、感動で涙ぐむ保護者の姿も見られました。
 保護者の舛田さんは「子どもが0歳ゆめぐみからお世話になっており、4歳になった今年は、劇で小鳥の役を演じていました。年々上手になって成長が感じられます」と嬉しそうでした。

 

 


  (97)  ひばりヶ丘区 矢原正治

バショウ バショウ科

 今月は、花をつけたバショウです。バショウ(芭蕉)はバナナの仲間ですが、日本では食べられるような実はできません。何回か小さな実を食べたことがあるのですが、皮ばかりで少ししかない実も渋くて駄目でした。
 芭蕉は、花、葉、根、茎から出る水、種子を薬用とする、と中薬大辞典に書かれています。日本では見たことのない「種子(芭蕉子)」は、性質:寒で、そのまま食べると止喝し肺を潤す、蒸して仁を食べると血脈を通す、「茎から出る水(芭蕉油)」の性質:涼で、清熱、止渇、解毒などの効能があり、熱病に、高血圧による頭痛などに用いられると記してあります。根(芭蕉根)は、性質:涼で、清熱、止渇、解毒、利尿などの効果があり、高熱を清熱する等と記されています。ただし、長期に服用すると冷え、胃腸を弱らせるので注意するように記してあります。花(芭蕉花)は、性質:寒で、痰を和らげ去痰する、肝の調子を整える、月経不順を治すなどの効果があると記されています。
 芭蕉・バナナの花は、タイなど東南アジアでは、蕾の部分を炒めたりして食べます、甘酸っぱくて美味しいようです。味・食感が、イタリア料理の食材のアーティチョークと似ていると言った人がいます。食用のバナナのカロリーは100g当たり約90kcalで、水分が75%、糖質22%、タンパク質1%です。カリウムが多く、ビタミンC、ビタミンB群も多く含まれます。バナナが褐変するのはクロロゲン酸というポリフェノールによります。コーヒークロロゲン酸で最近有名になった化合物の仲間です。バナナの外の皮に少し黒い斑点できたころ甘味が増し(澱粉の一部が熟すことで麦芽糖、ブドウ糖等になり)一番美味しいですね。
 沖永良部島に一昨年行った時に、芭蕉布の工房を見学させてもらいました。芭蕉の茎をほぐして、糸にして紡ぐそうです。染色には沖縄藍等が使われています。柔らかくて綺麗でした。小さな沖永良部島で"400余種の薬用植物"を見つけました、スゴイですね。
 春一番が2月22日に吹きました。その後すぐに北から黄砂が飛来しています。冬の時期の黄砂には中国で排出される石炭・排気ガス由来のPM2.5がたくさん含まれています。PM2.5はタバコの煙からも多量に出ますので、子どもたちに副流煙を吸わせないほうが良いでしょう。
 春になると山菜採りをしに行かれる方もいらっしゃると思いますが、間違えて有毒植物を食べないようにして下さい。山菜採りでよく分からないものは採取しないようにしましょう。また、ワラビはきちんとアク抜きをして食べましょう。手抜きすると10年後ガンになるかもしれません。


  カッコいいねコックピット

  

 YS-11機内特別公開&スタンプラリーガラポン抽選会が、2月14日(土)熊本空港YS-11展示場で行われ、たくさんの親子連れで賑わいました。
 子どもたちは、パイロットの制服を着てコックピット内でご満悦。お父さん、お母さんも普段見られない機内を見ることができ、楽しんでいました。
 お母さんと一緒に来たゆうきくん(4歳)は「飛行機に乗ったのは初めて。カッコよかった」と喜んでいました。
 また、空港ターミナル内ではスタンプラリーもあり、楽しみながらスタンプを集めてガラポン抽選会に参加していました。
 次回は、3月14日(土)午前10時から行われます。


楽しい交流会
若草会

 2月22日(日)合志杉並台の若草会(関 祐子会長)と同会シルバーヘルパー(土井千登枝代表)の「ふれあい交流会」が杉並台コミュニティセンターで行われ、49人が参加しました。
 参加者の近況報告後、野崎由喜男さんのハーモニカ演奏に合わせて「春よ来い」「二人は若い」など7曲を合唱。椅子に座ったまま出来る「長寿きくちゃん体操」で体をほぐしました。
 折り紙によるひな飾り作りでは「ありゃ、おだいり様の首が引っ込んでしもた」「女性が強か時代だけん、よかよか (笑)」と和気あいあい。シルバーヘルパーの皆さんが用意した昼食もいただき、交流会を楽しみました。