ワンネス 766号  2015/07/05発行

ダンスって楽しいよ!
キッズダンス体験教室

 NPO法人クラブきくようが主催する「キッズダンス体験教室」が、菊陽町光の森町民センターキャロッピアで全4回の予定で始まりました。
 体を動かし体力を付けながら子どもたちのリズム感を養おうと、幼稚園・保育園年長から小学6年生までの子どもたちを対象に、キッズダンス体験教室が企画され、6月13日(土)の第1回には12人が参加。井手彩斗さん(プレジール‐J エンタープライス)をコーチに、音楽に合わせて元気に踊りました。「間違ってもいいよ!」「リズムを感じて」と声を掛けながら、かっこよく踊るコーチをまねて、子どもたちも汗びっしょりになりながら楽しいレッスンを受けていました。
 祝宝くん(年長)は「メッチャ楽しい!緊張もしたけど簡単な振り付けはできるようになったよ」と笑顔で話してくれました。
 体験教室は、7月11日(土)、25日(土)にも行われる予定です。体験希望の方はキャロッピア健康増進室までお問い合わせください。
237−6577

 

 


一日も早く救出を
熊本菊陽ブルーリボンの会

 熊本菊陽ブルーリボンの会による、拉致被害者救出の署名活動が、6月21日(日)ゆめタウン光の森店正面玄関前で行われ、440人の署名が集まりました。
 同会顧問の布田さんは、買い物客に「日本政府が現在認定している17人の拉致事件の他に、約900人に及ぶ拉致が疑われる行方不明者が存在します。私たちにとって事件の風化が一番避けたいことです。取り戻すまで忘れません。すべての拉致被害者の救出を求める署名をお願いします」と訴えていました。
 署名した中学3年生の女生徒は「横田めぐみさんのことは、テレビで知っています。一日も早く帰ってきてほしいので署名しました」と話してくれました。
 逸見代表は「菊陽町議や会社経営者、銀行員のかたにも協力いただきました。どうにかしなければいけないという思いが伝わり嬉しく思います」と話されました。
 次回は鼻ぐり井手祭で署名活動を行う予定です。

 

 


楽しくみんなでボウリング
津久礼ヶ丘区

 津久礼ヶ丘区のボウリング大会が、6月7日(日)菊陽ボウルに、大人や子ども合わせて70人が参加して開かれました。
 子ども32人が1〜8レーン、大人38人が9〜18レーンに分かれ、2ゲームに挑戦。子どもたちはストライクやスペアが決まるたびに、元気にガッツポーズ。大人は「真ん中に投げるのが難しか〜」と嘆いたり、お互いにアドバイスをしながら投げ、ストライクが決まるとハイタッチ。豪華賞品も用意され、楽しいひと時を過ごしました。
 2ゲーム目に204点というハイスコアを出した森田さんは「難しいレーンでしたが、まあまあの得点でした。それより、一緒に参加した息子のことが気になりましたよ」と笑顔で話してくれました。

 

 


魅了された大衆演劇
菊陽町歩こう会

 6月10日(水)菊陽町歩こう会は「阿蘇日帰りの旅」を楽しみました。
 最初に、大野勝彦美術館を見学。菊陽町津久礼在住の大野さんは、両手切断の苦難を乗り越え、詩画集の出版や講演活動をされ、その人柄があふれる作品の素晴らしさに涙ぐみました。
 次に大衆演劇のトップスター玄海竜二さんが館長を務める「喜楽座」に向かい、笑いあり涙ありの人情芝居や舞踊ショー、太鼓饗宴を存分に楽しみました。館長の玄海さんはすべての演目に出演しサービス満点。濱田美千代さんは「館長や座員の皆さんが笑顔で握手、見送りをしてくれ感激しました」と笑顔でした。日程には、阿蘇ファームランドやランチバイキングも含まれ、魅力満載の旅でした。
文・写真提供 久保田会長

 

 


  (108)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

球磨焼酎放浪記 −2−
常圧蒸留一筋・寿福酒造場をたずねる

◆球磨の米で球磨焼酎を醸す
 初夏のある日、人吉城址を歩いた。あたりはクマ蝉のせみ時雨。人吉城址を通り抜けると、胸川(球磨川支流)の脇にレンガの煙突の蔵がある。今や、寿福絹子杜氏のことを知らない人はいないのでは・・・。肝っ玉の据わった女性杜氏・寿福絹子さん。創業明治23年の昔ながらの蔵で焼酎を醸している。
 相良藩は薩摩藩と肥後藩の大国の狭間にありながら、中世から戦国時代、江戸時代を生き抜いた。相良は人吉盆地の肥沃な大地のお蔭で、米を豊富に収穫することができたいという。江戸時代・相良藩の石高は表向きには23500石だが、実際はその数倍、いや10万石もあったという説もある。球磨焼酎は、球磨の肥沃な土壌が生んだ地元の米で仕込まれていたのだが、昭和10年以降、球磨焼酎用の上質な米は、政府が召し上げ、その代わりに、安価な破砕された米が配給された。残念なことだが、今でも、この破砕米で仕込む蔵が多い。
◆焼酎づくりは子どもを育てるようなもの
 寿福酒造場は昔から、常圧蒸留一筋で酒を仕込んでいる。そして、原料も破砕された安価な米ではない。球磨で収穫された米(主にヒノヒカリ)を原料に焼酎を仕込んでいる。
 寿福絹子さんは語る。
「うちのような小さな蔵は、焼酎に特徴を出さないと生き残ってはいけない。球磨焼酎は昔から常圧蒸留。常圧は1気圧で蒸留するのでしっかりと味があり、香味がある焼酎ができる。が、減圧蒸留という技術ができて、いままでの球磨焼酎とは違って香りが穏やかで飲みやすい焼酎が生まれ、球磨焼酎の蔵元はほとんど減圧蒸留の酒に変わってしまった。うちも年々売れなくなった。が、先代が言うように、焼酎は常圧で寝かせておいしくなるのがほんとうの球磨焼酎。自分も寝かせて味わいも香りも本当においしくなっていく常圧蒸留の焼酎が本当の球磨焼酎と思っているので、今日まで造り続けてきた。また、飲んでくれるお客様もこれを理解してくれるのだろう。『わ〜やっぱり寿福さんの焼酎はうまか〜。他のとは違う』という電話やお便りが来るたびに、やっていることが間違いではないなぁ〜。飲み手のために造り続けようということで、今日まで常圧一筋で頑張っている。仕込み蔵の甕やタンクでモロミを醗酵させるが、全く子どもを育てるのと一緒。『寒くはないか?』『暑くはないか?』『どんな感じかなぁ〜』と何度も何度もモロミを観察しながら、モロミに話しかける」
 手づくりで仕込むため生産量は300石(1800mlで3万本)程度と小さな蔵だが、寿福絹子さんが1本1本育てた焼酎は味わいがあって、ほんとうに旨い。なんだか飲んでいて癒される感じがする。夏はロックで、冬はお湯割りで飲む。お奨めの球磨焼酎だ。



ホタル スクスク
杉並台ホタルを育てる会 中村一和

 今年は、約1,000匹ものホタルが堀川に乱舞して、初夏の宵を楽しませてくれました。  「杉並台ホタルを育てる会」は、老人会活動の一端です。子どもたちに「ふるさとの思い出」を作ってやりたいと、毎年堀川にホタルの幼虫とその餌になるカワニナを放流しています。今年は、6月1日(月)公園清掃を終えたあと、カワニナ約5,000匹を放流しました。
 例年、5月いっぱい飛び交ったホタルは、卵を産み、6月下旬に卵が孵化(ふか)して幼虫になります。幼虫は水の中で生活してカワニナを食べて大きくなります。次の年の4月桜の花の咲くころの雨の降る夜、上陸して土の中にもぐり「さなぎ」になります。そして約1ヵ月後脱皮して成虫となり、夢幻の光で飛び交い、私たちを楽しませてくれます。
 生まれたては1oほどの幼虫です。成虫までなるのはほんのわずかです。成長していく過程に人間の手を添えて、2〜3cmばかりの丈夫な大人の幼虫に育てて、堀川に放流してあげる、これが「ホタルを育てる会」の使命です。

  

  

  


 艶やかに舞う

 6月14日(日)第2回なごみ和乃会が菊陽町図書館ホールで行われました。
 発表会には県内各地から、日本舞踊、新舞踊など流派を問わず出演、60曲が披露されました。
 大山サチヨさんと冨永和子さんは「出演される先生と一緒にお稽古をしていた友人の応援に来ました。素晴らしい踊りです。楽しみました」と話していました。

 


平成27年6月1日から自転車運転中に危険なルール違反を3年以内に2回以上繰り返すと自転車運転者講習を受けることになりました。

●講習の対象となる危険行為とは
 信号無視 一時不停止 酒酔い運転ブレーキ不良自転車運転などです。

●講習時間は3時間、手数料は5,700円です。受講命令に違反すると5万円以下の罰金が科せられます。

●自転車による交通事故でも、自転車の運転者に多額の損害賠償責任が生じる恐れがあります。損害を賠償するために保険などに加入しましょう。