ワンネス 788号  2015/12/20発行

初めての餅つき大会
下原区

 11月15日(日)下原区で、初めての餅つき大会が、同区公民館で行われました。
 この餅つき大会は「文化伝承祭 餅つき大会」と名付けられ、区民の交流を図ると同時に、「子どもたちに伝統行事を伝えていこう」という思いで企画されました。午前8時から区の役員が準備を整え、午前9時・午後0時・午後2時の3回に分けて、合計20sのもち米をつきあげました。
 つきたての餅は公民館内へ運ばれ、子どもたちが、女性陣の指導で丸もちに。あんこやきな粉など、お好みの味つけでつきたての餅をほおばっていました。
 また、大きな松かさを使ったミニクリスマスツリー作りも行われ、大人も子どもも楽しく参加。「たこ焼き」担当の大和さんは「子どもたちに餅つきの楽しさを知ってもらえて良かったです。たこ焼きは初めて作りました。難しいです」と笑って話されました。

 

 


イチ押しはニンジン
すぎなみフェスタ

 11月14日(土)菊陽杉並木公園スポーツ広場で「すぎなみフェスタ」が開かれ、にんじんの里・菊陽町を大いにアピールしました。
 時折り降る雨をよけながら、仮面ライダーゴーストショーや童謡コンサートなど、楽しいステージが目白押し。菊陽町の特産品のニンジンを、たくさんの人に味わい、知ってもらおうと、ニンジン釣り大会やニンジン料理対決、ニンジン収穫体験などの企画もありました。
 また、農業、社会福祉、環境、健康づくり、自然・暮らし体験など様々なコーナーがあり、見どころ満載の一日でした。

 

 


子育て楽しもう
陽(ひかり)っ子まつり

 「安心して楽しく子育てができるように」と、菊陽町子育て支援課主催の「第11回菊陽町次世代育成支援 陽(ひかり)っ子まつり」が、11月21日(土)同町光の森町民センターで開かれ、たくさんの親子連れが、様々なイベントを楽しみました。
 同町内の公立・私立保育園や子育て支援センター、児童館、子育てサークルなどが準備した、お絵かきやゲーム、親子体操、食育、手作りなどのコーナーがあり、子どもたちは目を輝かせて次々と挑戦していました。また、体育館では、ドナルド先生の運動遊びがあり、親子で楽しく体を動かしていました。
 大きなハケを使ってお絵かきを楽しんでいた貴翔くん(3歳)は「あおとあかとピンクをまぜまぜ!」と上機嫌。母親の由貴恵さんは「思いっきりお絵かきできるのがいいですね。壁にも描けて、アイデアがすごいです」とイベントを楽しんでいました。

 

 


音楽でクリスマス
5の日のティータイ

 ギャラリー「クロストークL&E」では、毎月5の付く日に「5の日のティータイム」が開かれています。
 12月5日(土)は「目いっぱいクリスマスソング」が開催され、遠嶋さんを中心に、野田さんや園田さんとサックスの生演奏で「枯葉」や「レフトアローン」などの曲でコラボ。また、音楽ボランティア“ぐるぐる”とも「恋人がサンタクロース」などで、一緒に演奏を楽しみました。また、「ひいらぎかざろう」などのクリスマスソングもあり、楽しいひとときとなりました。
 来場した彩世さん(中1)は「ジャズの曲が良かったです」と笑顔。福本さんは「初めて5の日のティータイムに来て、サックスの生演奏も初めて聴きました。来て良かったです」と話されました。

 

 


  福島県南相馬市 挙。原新聞店 藤原広幸

(32)虚虚実実

 浜通りも復興が進んできました。平成29年春までに常磐線の仙台〜浪江間が前倒しで開通することになりました。津波にあった新地駅から浜吉田駅間は内陸に線路や駅を移し、4割は高架式になります。また、高速道路の相馬〜福島間も1年前倒しで完成させる計画になりました。
 このようにして陸の孤島は、解消されつつあります。ただ、放射能廃棄物の処理は重たく残っています。福島県と富岡町、楢葉町は福島第1原発事故で発生した県内の指定廃棄物の受け入れを表明しました。多額の復興交付金が支払われるものの、苦渋の決断でしょう。同じ双葉郡の大熊町と双葉町が、去年、除染廃棄物の「中間貯蔵施設」建設を受け入れたこともあり、「負担を分かち合う必要がある」との判断もあると思われます。しかし、地区住民が放射性物質の漏えいや、農業への風評被害などを懸念して、計画に反対する看板を設置するなど、反対の声があるのも事実です。「誰かが受けなければならない」という気持ちと「もう帰れないのだから」と、あきらめ半分ですね。
 最近の調査で山形に避難している人たちへの意識調査で、帰還希望を聞いたところ、帰らないが約28%、帰るが約20%、分からないが約30%でした。また小高区の小中学校の児童生徒の8割は今の仮設校舎への通学を希望しています。4年も経つと、その場所に生活圏ができてしまうから戻らなくなるのです。また健康に関する風評で戻りたくないということもあります。
 国の発表では、健康には問題がないと言ってますが、11月には、また第一原発のALPS(放射性物質除去装置)から漏水がありましたし、最近では除染で使用したマスクや手袋などが、近隣市町村のコンビニのごみ箱に日常的に捨てられるといった問題がありました。国はコントロールしてるといいますが…。震災から4年8ヵ月が過ぎて、地震や津波の被害のあった所は、確実に復旧してます。しかし、原発事故の周辺では、国と東電の虚々実々が見え隠れしています。


自宅で絵手紙教室を開く草本さんにお話を伺いました。

◆草本さんの描かれる絵手紙は、少し趣が違いますね
 工芸家の戸田東蔭先生に師事し、25年ほど俳画を習っています。少ない筆遣いで余白を活かした絵なので、ハガキ絵と呼んだ方がいいかもしれません。

◆絵手紙教室ではどんなことを
 顔彩(がんさい)という日本画用の絵の具を使い、筆の使い方、色の作り方、余白の取り方などを教えます。自宅教室は12年くらいになり、終わった後のお茶の時間も楽しみです。

◆「和」だけでなく「洋」の雰囲気もありますね
 そうですね。毎日の生活から題材を見つけ、描いています。「粋」という言葉が好きで、自宅も工夫して建てました。骨董の収集も好きで、好きなものに囲まれて暮らしたいと思っています。

◆これからは
 生徒の皆さんと楽しく絵を描いていきたいです。いつか個展を開くことが夢です。

 


   草本純子さん



クリスマスに飾ろう!

 クリスマスを手作りで迎えようと、11月28日(土)武蔵ヶ丘児童館で小学生を対象に、ミニツリー作りがありました。
 指導はクラフト作家の内田さん。参加した子どもたちは、内田さんが用意した高さ15cmほどのマツカサに、カラフルなポンポンや紙テープの星、スパンコールなどを思い思いに付け、個性あふれるツリーが出来上がりました。
 伶亜さん(小2)と麗奈さん(同)、悠斗くん(同)は「簡単で楽しかった!ツリーのてっぺんの飾りやポンポンをつける場所を工夫しました」と笑顔でオリジナルツリーを持ち帰りました。

 

 

 



本酒の魅力を学ぶ

 11月15日(日)菊陽町図書館視聴覚室で「初心者向け日本酒講座」が行われました。
 講師は山都町の通潤酒造株式会社 営業課の菊池一哲さん。柔らかな語り口で、日本酒の誕生から、生成の原理、変遷などをスライドを使いながら分かりやすく説明しました。室内には菊池さん持参の、酒蔵内で昔から使われている桶や下駄、醸造中の日本酒を混ぜるのに使われている櫂棒などのほか、図書館おススメの酒類に関する本が展示され、来場者は興味深そうに手に取ったり、眺めたり。「三段仕込みとは何ですか?」「○○酵母とはどういうものですか?」と、深い質問もありました。
 「日本酒は心を潤すお酒。これからも皆さんの心を潤すお手伝いが出来れば、と思います」と菊池さんは話されました。

 

 

 


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布団の上でのストレッチ
全身ストレッチ

 布団に「気をつけ」の姿勢で寝ます。 
 息を吐きながら、写真のように、両手は上方向、足は下方向へ、背伸びをするように伸ばします。息を吐き終わったら力を抜き、息を吸いながら元の姿勢へ戻します。このストレッチを3回行ってください。
 布団に「気をつけ」の姿勢で寝ます。  

 

 写真のように息を吐きながら膝を抱え込み丸くなります。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢へ戻します。このストレッチも3回行ってください。

 腰痛のある人には効果があります。目覚めのストレッチに加えてください。