ワンネス 791号  2016/01/17発行

盛りだくさんの催し楽しむ
福祉のつどい&ジョイントコンサート

 菊陽町社会福祉協議会主催の菊陽町合併60周年・法人設立40周年記念「福祉のつどい」と、「第18回ジョイントコンサート」が、11月28日(土)菊陽町老人福祉センター大広間で行われ、たくさんの来場者でにぎわいました。
 福祉のつどいでは、福祉功労者表彰が行われたあと、落語家の三遊亭好太郎さんによる高座「笑う門には福来る」があり、会場の聴衆は、軽妙な話術に大笑いしていました。
 昼食には、うどんやたこ焼き、空揚げなどの販売や、ぜんざい、綿菓子などの振る舞いもあり、楽しく歓談。午後からは、ジョイントコンサートも開催され、大正琴や太鼓の演奏、合唱などが披露されました。
 また、各地区のふれあいサロンやミニデイサービス利用者などの作品展示、菊陽町社会福祉協議会給食サービスの試食や足湯も体験でき、盛りだくさんの一日でした。
 来場した水田さんは「久しぶりに生の落語を聞きました。いやなことを忘れるくらい、お腹の底から大笑いしました。ジョイントコンサートも良かったです」と話してくれました。

 

 


ご協力ありがとうございました
赤い羽根共同募金

 年末恒例の赤い羽根共同募金が、12月6日(日)にイオン菊陽店で、また、13日(日)には、ゆめタウン光の森店で行われました。
 13日は、菊陽町老人クラブ連合会、民生児童委員、菊陽中・武蔵ヶ丘中の生徒、一般ボランティアなど、総勢85人が参加。赤い羽根や、ボランティア連絡協議会職員手作りの干支ストラップを手渡しながら、募金を募りました。
 菊陽中2年の大夢くんは「最初は声がなかなか出せなかったけど、募金してもらえると、すごく嬉しかったです」と話してくれました。

 

 


震度6の想定で訓練
合志杉並台

 「震度6の地震が発生し家屋が倒壊した」と想定した防災訓練が、11月29日(日)合志杉並台のコミュニティセンターで行われました。
 午前8時40分、震度6の地震が発生したと想定し、住民たちは、まず自宅の安全な場所で様子を見て近所で声を掛けあいながら同センター公園に避難。菊池広域連合泉ヶ丘消防署署員3人の指導でAEDの使い方講習があり、次いで水消火器を使って消火訓練、消火栓にホースをつないで放水訓練も行いました。住民は、頭を保護するために帽子をかぶったり、避難グッズの詰まったリュックを担いできた人も多く、真剣な表情で参加していました。炊き出しは、300人分の豚汁。経験を生かそうと毎回記録を取り、分量計算はお手の物。参加者は、味付けも抜群の豚汁で暖を取り、充実した訓練を振り返っていました。

 

 


大きな声で
「火のようじん!」

白鈴園

 白鈴園の年長らいおん組の園児が、12月3日(火)に、防火を訴えて園周辺道路をパレードしました。
 園児たちは、幼年消防クラブのハッピに身を包み、園庭に集合。「火遊びはしません」など防火の誓いを宣誓し、パレードを開始しました。纏(まとい)やプラカードを掲げ、拍子木を打ち鳴らしながら「マッチ一本火事のもと」など、防火の言葉を大きな声で言いながら、新山区から光の森地区を歩きました。菊池広域連合泉ヶ丘消防署の署員や消防車も一緒にパレード。防火を呼び掛けました。
 みゆきちゃんは「パレードは、大きな声を出して楽しかったです。ストーブの消し忘れに気を付けます」と元気に話してくれました。

 

 

 


  矢原正治

(107)ベニバナボロギク キク科

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 胃を休め、心身を整えるための七草粥(かゆ)は食べられましたか?
 雑魚(ざこ)、雑草(ざっそう)など、使えないもの、利用価値のほとんど無い物に「雑」とつけます。しかし、雑魚には、多くのカルシウム、コラーゲン等が含まれます。それと同じように、雑草にも多くの薬用植物、有用植物、食用になる物が含まれています。
 今月の薬用植物は、アフリカ原産の帰化植物、キク科の「ベニバナボロギク」です。抗ウイルス剤、抗腫瘍剤等の医薬開発があります。民間薬としては、地上部を、利尿、解熱、乳腺炎、消化不良に用います。
 若芽、若葉は、熱湯で茹でて食べます。シュンギクのような食感で、昔、高知の梼原(ゆすはら)町で食べたことがあります。また12月に湯山(水上村)の民宿で、夕食の料理に出てきました。おいしかったです。湯山の民宿は、地元の食材をふんだんに使った食事が多いです。「ベニバナボロギク」を、2012年に鹿児島県アイランドキャンパス事業で沖永良部島の薬用植物調査をしたときにも見つけました。九州のどこにでも生えています。また、ミャンマー、ネパール、ラオス、ベトナムでも見つけました。
 八代の名産である、無農薬イグサを畜産に用いた実験結果が出ましたので、紹介します。豚の餌に0.05%の「い草粉末」を含ませて子豚に食べさせると、シッポ噛みが激減し、死亡率が減ります。どなたか利用してみる方がおられましたら、詳しいことを紹介しますので、ご連絡ください。
 私は、花粉症に効果のある成分を含む薬草の3種をブレンドした「健康茶」を作りました。モニターを募集しています。興味のある方は、1月中にご連絡ください。3種の植物は、それぞれで花粉症の目の痒み・鼻水を軽減します。それを3種ブレンドしたのが仮名「ハチャメチャ菊茶」です。ひどい花粉症には効果がありませんが、初期の症状や、目の痒み、鼻水を軽減する可能性があります。


認知症を理解して、
手を差し伸べる

武蔵ヶ丘中学校

 12月4日(金)武蔵ヶ丘中学校で、1年生270人を対象に「中学生向け認知症サポーター養成講座」が開催されました。
 菊陽町介護保険課職員のほか、町内の介護施設、病院などから講師が参加。DVDや講義で、認知症の原因や症状、対応方法などを学びました。
 寸劇を交えて行うロールプレイ(役割演技)では、先生方の熱のこもった演技に、生徒たちは大きな笑い声や歓声を上げながらも「自分ならどう対応するか?」「何と声をかけるか?」と、真剣に考えているようでした。
 7組の難波大志くんは「勉強になりました。近くで困っている人がいたら、積極的に声をかけて、助けてあげたいと思います」と話してくれました。

 

 

 



県北名所巡り

大堀木ふれあい会

 11月27日(金)〜28日(土)の1泊2日で「ふるさと玉名旅行券」を使い、県北名所巡りをしました。
 参加者20人は、新田原坂資料館や万田坑、石炭産業館などの近代日本の夜明けを示す資料に触れました。蓮華院では、男性全員がつく大梵鐘に祈願し、相良観音では、ご法話を聞き、子宝と現世の幸せと健康長寿を願いました。「みんな元気でまた行こう。楽しかった」を合言葉に、笑顔いっぱいで次回を楽しみにしました。

 

 


自主上映会を行いました
「日本と原発」上映委員会 in 菊陽

 私たち「日本と原発」上映委員会 in 菊陽は、福島原発事故後5年 特別企画として、2月28日(日)に菊陽杉並木公園 管理棟会議室で、午前10時・午後2時の2回、映画「日本と原発」の上映会を行いました。
 この映画は弁護士の河合弘之さんを中心に、2年の歳月を費やし作られたドキュメンタリー映画です。



キダチアロエ

 

 アフリカ大陸・マダガスカル原産のススキノキ科。
 アロエの名はアラビア語の苦みを意味する「alloeh(アロッホ)」に由来するとされる。花言葉は「深い悲しみ」「健康」「万能」。