ワンネス 806号  2016/05/15発行

なんでも聞いて! 1年生
青葉台区子ども会

 青葉台区公民館で4月10日(日)、同区子ども会の新入生歓迎会が行われ、8人の新1年生が元気にあいさつをしました。
 子ども会長の陸くん(小6)が「楽しくやっていきましょう」とあいさつして開会。同区公民館で、毎月第3土曜日に活動している「青葉台お話会」のメンバーが、手遊びや大型絵本の読み聞かせ、紙芝居などを披露すると、子どもたちは真剣な表情で見入ったり、一緒に声をあげたり、楽しい時間を過ごしました。続いて、文房具やおもちゃが選べるビンゴゲームが行われ、こちらも盛り上がりました。
 最後に子ども副会長の輝くんが「楽しかったですか?わからないことがあったら、子ども会や学校で会ったとき、なんでも聞いてください」と、頼もしくあいさつしました。

 

 


震災炊き出し
三里木商工繁栄会

 三里木商工繁栄会と地域有志が、三里木婦人会と協力し、4月21日(木)から27日(水)まで、菊陽町三里木町民センターを拠点に震災炊き出しを行いました。
 料理用の大鍋を大島さん(オーケーフーズ社長)が貸し出し、カレーや野菜スープなど、温かい料理を毎日500食作り、町内の避難所11ヵ所に届けました。
 料理を担当した中村さん(まんてん代表)は「避難所のみなさんに、温かい食事を食べていただきたいと思い、炊き出しを行いました。喜んでいただけて嬉しかったです」と話しました。

 

 


会員の協力を得て
菊陽町地域婦人会

 菊陽町地域婦人会の平成28年度総会が4月9日(土)、菊陽町中央公民館で行われました。
 総会は、平成27年度事業や決算が執行部より報告され、28年度の事業計画や予算が承認されました。この後、役員改選による新執行部が紹介され、酒井さんが新会長に就任しました。酒井会長は「岩根前会長の意思を継ぎ、執行部一同会員のみなさんの協力を得て頑張っていきたいと思います」と話されました。
 総会終了後、町役場健康保険課 岩下さんの健康講話や、地域で活動する“ケナ・クンパ”の演奏があり「コンドルは飛んでいく」などの演奏を披露しました。

 

 


歩こう会が来た
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)が、平成28年度総会を4月5日(火)、菊陽町中央公民館で開催しました。
 総会は昨年度の事業や決算が報告され、本年度の事業計画や予算が承認されました。80人の会員は、相互の交流や体力づくりをしながら、いきいきと人生を楽しんでいます。男性会員が全体の1割と少数ですが、毎月の例会を楽しみにされています。
 総会終了後、「阿蘇熊本空港ホテル エミナース」に移動して懇親会を行い、自己紹介やカラオケ、温泉とおいしい料理と十分に楽しみました。
 なお、このたびの熊本地震の影響で、本年度の事業計画は大幅な見直しとなりますが、楽しい例会を企画したいと思います。

 

 


  矢原正治

(111)サンザシ バラ科

 震災で、多くの報道がされていますが、農業の方の報道は大変少ないです。熊本は農業県、農家の方の被災も大変多く、出荷時期のイチゴ、トマト、スイカ、種を蒔くイネ、成長中の苗類、田畑作りなど、植物は待ってくれません。我慢強い熊本人の気質ですが、あまり我慢せずに、助け・ボランティアが必要でしたら「助けて」の声をあげて下さい。

 大地震に揺さぶられても、季節が来ると植物は花を咲かせています。
 今月は、庭で咲いていたサンザシです。熊本ではあまり見かけません。涼しいのを好む植物です。サンザシ(山査子)と聞かれて何をイメージしますか?私は中国で食べるお菓子が出てきます。中国に行ったとき最初のうちはお土産で、よく買っていました。中国では美味しいと感じますが、日本に帰ると皆さん美味しいとはいってくれません。何故だろうと思いながら食の内容を考えると納得します。中華料理のこってりした食事の後には美味しいと感じますが、日本料理のサッパリ味の後は、旨味を感じません。やはり食にあったデザートを取るべきですね。
 本題に入ります。今月のサンザシは、果実を生薬(しょうやく)として用い、“山査子”と言います。味は酸甘、性質は微温です。消化不良による胃のもたれ、下痢、産後の血液のうっ滞(動きが悪い)、小児の消化不良等に用います。山査子と人参(薬用)で食欲増進の作用があります。漢方では化食養脾湯、啓脾湯、加味平胃散に配合されています。中華料理の後、デザート、お菓子で食べるのは理にかなっているのでしょう。

 大動脈の阿蘇大橋(昔の赤橋)と俵山トンネルとその手前のダム湖の堤防の道が通れなくなっています。昔、赤橋(阿蘇大橋)が無いときに、立野〜黒川に架かる沈下橋を通り、栃木温泉から長陽に抜けるルート、又は、ダム予定の横に出来た「橋」が、通行可能になれば、南阿蘇の方々も楽になるのでしょうが。南阿蘇の草原も春です。フデリンドウ、フクジュソウ、キスミレ、キジムシロ、ヒトリシズカ、ツクシシオガマ、ヤマエンゴサク等が咲いています。5月に入ると、ハナシノブ、ヤツシロソウ、サクラソウなどが大きくなってきます。北外輪山の草原では、ハルリンドウ、ヒトリシズカ、キスミレ、サクラソウ、フクジュソウ、ジロボウエンゴサク等が咲いています。
 ワラビ取りをする季節ですが、勝手に他人の土地に入ってはいけません。花々も取らないで観るだけにして下さい。花が終わると種子ができ、次の世代へと続きます。阿蘇の草原が美しい季節、疲れた心を癒してください。草原を歩くときは足元を良く観察して歩いて下さい。夏〜秋の花野を楽しみにお願いします。


復興に向けて 動き出す!

 

菊陽杉並台区で4月24日(日)、震災復興の中、新役員さんによる4月のリサイクル活動を行いました。
 分別されたリサイクル品を収集し、業者さんに渡して無事終了。復興に向けた取り組みのスタートを全員で切りました。がんばるぞー! 
写真・文提供 菊陽杉並台区

 

 

 

 

 4月30日(土)、菊陽町南部町民センター前にある畑のビニールハウスに、西原村在住の男女6人が、約300本のトマトの苗を植えました。
 ハウスは3月末日まで、菊陽町北新山区に住んでいた厨子圭介さんのもの。転居後2週間で今回の震災に遭い、苦労を共にしている近所の方々を誘って「復興への第一歩」として企画しました。
 参加者は「このトマトが収穫できるころには、ある程度生活も落ち着いてるかと思います。トマトをかじりながら『あの時は大変だったなあ』と笑って話せれば良いですね」と話されました。

 


茄子の会作品展

 

 茄子の会の作品展が4月1日(金)から10日(日)まで、菊陽町光の森町民センターキャロッピアロビーで開催されました。
 会場ロビーには、水墨画やつまみ絵、ペン画、木のパッチワークなど約100点が展示され、来場者はその出来栄えに感心していました。

 


  ゴルフインストラクター 村松 浩

(7)ゴルフ=ゲーム?

 去る3月26・27日、栃木県の烏山城カントリークラブで行われた『石川遼カップ決勝大会』主催:日本ジュニアゴルフ協会(JJGA)に次男坊と行ってきました。
 小学5年生で最後の大会、68人中51位、スコアは89、87(トップは72、72)とあまり良くありませんでしたが、6年生をもしのぐ飛距離で、初めての全国大会を2人で楽しむことができました。
 会場の烏山城CCは、9月末から「日本女子オープン」も開催されます。名匠と呼ばれる井上誠一氏により手がけられ、とてもきれいで、難しいコースです。次男坊にとりましてはまさに難攻不落の城。罠にはまらずベストコースを見つける賢い戦略と、砲台グリーンの端に切られたピンを思い切って攻める度胸と技術が必要です。そういう意味では、ゴルフは子どもたちの好きなゲームと同じです。各ステージの罠や敵をかいくぐり、いかに18ステージをクリアするかの楽しいゲームです。
  このゲーム、老若男女それぞれの力に応じ攻略方法はさまざま。誰でも楽しむことができます。さあ、シーズンです。あちこちのゲーム会場に出かけてみましょう。また、やったことのない方、このゲームやってみるとハマるかもしれませんよ。私は止められなくなってしまいました。あ、これが本当の罠?

 ラウンドで、100点満点の内容を求めず、常に60点を目指し取り組むと、力まず、過信せず、無理な攻撃もせず、ケガもしないのでスコアも上手くまとまります。