ワンネス 816号  2016/07/24発行

白菊保育園

 菊陽町立白菊保育園(藤田園長)は7月7日(火)、たなばたかいを行いました。
 招待された曲手老人会のみなさんと、年長すみれぐみの園児が一緒にたなばた飾りを作りました。続いて、先生たちが、おりひめとひこぼしのたなばたのお話をブラックパネルシアターで紹介。園児たちが「きらきらぼし」を日本語と英語と中国語で歌い、鍵盤ハーモニカで演奏すると、おじいちゃん、おばあちゃんから、大きな拍手をもらいました。また、曲手老人会のみなさんがお礼に「ふるさと」と「海」の歌を歌いました。この後、音楽ボランティア“ぐるぐる”のコンサートがあり、忍玉乱太郎の曲「勇気100%」では、一緒に歌ったり、「幸せなら手をたたこう」ではおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に体を動かし楽しい時間を過ごしました。
 すみれぐみのけんごくんとこうきくんは「おじいちゃん、おばあちゃんと飾りを作ったよ。楽しかった」と笑顔で話してくれました。

  

 

ひかりっこくらぶ

 菊陽町光の森町民センター子育て支援センターひかりっこくらぶで7月6日(水)、「ありがとう。ひかりっこは元気だよ」と題した、たなばた祭りがありました。
 ひかりっこくらぶの平田先生が「熊本地震後、避難所だった時に子どもたちを支援していただいた方々にお礼をしたいと思います。町などの公的支援も助かりましたが、近所の方のやさしい気持ちがうれしかったのでお礼の場を設けました」と今回のたなばた祭りの趣旨を説明。参加した親子に、支援したすべての人の名前を挙げて感謝の気持ちを伝えました。この日は、避難所で歯の衛生に気を配り、歯ブラシやおもちゃを届けた「さかい歯科クリニック」の境 忠彦先生やおもちゃを差し入れしてくれた「光の森キャロット保育園」の先生、絵本の読み聞かせをした子育て支援団体「Yell(エール)」の岩田さんがイベントに参加。今の子どもたちの元気な様子を見て笑顔になっていました。
 先生のたなばたのお話のあとで、参加した親子は「おまつりごっこ」として、魚釣りや輪投げ、ボール投げをして遊び、楽しい一日を過ごしていました。

 

 


ゆるっと楽しむ
   親子の時間

できるしこだよ全員集合

 菊陽町総合交流ターミナルさんふれあで6月30日(木)、「できるしこだよ全員集合part2」(貴婦人会・よりどころ主催、中村代表)が開催されました。
 会場中心に設置されたおもちゃ広場は木のおもちゃや絵本が置かれ、前回に続き子どもたちに大人気!ママたちはアロマやマッサージなどで癒され、ハンドメイド雑貨やお菓子やパンのお店で買い物を楽しみました。午前はフラダンスグループ「ククナ」のフラダンス、午後からは、「のり先生」こと中西済仁さんのからだ遊びも行われ、子どもたちも元気に遊んでいました。

 

 

 


新聞広げて頭の体操
下津久礼ふれあいサロン

 下津久礼ふれあいサロン主催の新聞出前講座が7月11日(月)、下津久礼公民館で行われました。
 シニア世代の認知症予防を目的とし、27人が参加しました。熊本日日新聞社の町野孝裕さんと熊日大津南販売センター店主の合志祐司さんが講師を務め、終始和やかなムードで進行しました。
 講座は、新聞の歴史や新聞の作り方の話がメインで、時には間違い探しやクロスワードのクイズを織り交ぜながら楽しみました。最後に講師から「新聞コラム(新生面)の音読と書き写しを毎日の習慣にすると頭の体操になります」とアドバイスがありました。
 参加者の渡邉フジヨさんは「社会情勢に興味や関心を持って、自分自身で心掛けて頭の体操をし、認知症予防に役立てたいです」と話されました。

 

 


  弁護士 衛藤二男 緑ヶ丘区

(29)自然災害による被災者の債務整理

●相談
 自宅のローンやその他の借入があり、地震の前は返済に特に問題はなく返済できていました。今回の地震により勤務先が大きな被害を受けたために収入が大幅に下がり、これまでのようにローン等の返済を続けていくことが難しくなりました。取引銀行に相談したところ、このような場合、「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」というものがあるので、これを利用したらどうかとアドバイスを受けました。このガイドラインというのは、どのようなものでしょうか。

●回答
 「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」(以下、本ガイドラインと言う)は、災害救助法の適用を受けた自然災害の影響を受けたことにより、住宅ローンや住宅のリフォームローン、事業性ローン等の債務の返済ができなくなった個人の債務者について、一定の要件の下に、債権者(主として金融機関)との合意に基づいて、債務の全部又は一部を減免する等により債務の整理をし、その債務者の自助努力による生活再建や事業再建を支援するためのガイドライン(準則)のことです。本ガイドラインは、債務の返済ができなくなった債務者は、本来であれば、自己破産や民事再生手続等の法的債務整理手続を取らざるを得ませんが、これとは異なり、自然災害による被災者の生活支援や個人の事業再建を支援するために特別に考慮された一種の私的債務整理手続です。
 本ガイドラインによる債務整理手続を取った場合の利点は、次の4点です。

@法的債務整理手続の場合においては、個人の債務者は信用情報登録機関に一定期間登録される(いわゆるブラックリストへ掲載される)ことがありますが、本ガイドラインによる債務整理手続が取られた場合は、それができないようになっています。

Aまた、一定の金額を債務の返済に回すのではなく、債務者の手許に残すことが認められています。現金・預金は最大で500万円、家財地震保険金は最大で250万円まで残せますし、被災者生活再建資金や災害弔慰金・災害障害見舞金や義援金なども、手許に残すことができます。
B通常であれば債務について保証人がいる場合が多く、債務者が返済できなくなるとその保証人が保証債務の履行として返済の義務を負うことになりますが、本ガイドラインによる場合には、原則として、保証人への請求ができなくなります。

C更に、本ガイドラインによる債務整理手続を取る場合、登録支援専門家(弁護士、公認会計士、税理士、不動産鑑定士等)による無料の支援を受けられます。

 このように本ガイドラインによる債務整理手続は、自然災害により被災した債務者の生活再建、事業再建を支援するための特別の債務整理手続ですが、これを利用できる債務者についてはいろいろと要件がありますし、また手続の流れもわかりにくいところがありますので、次回にお話します。  


はじめまして よろしくお願いします

この春赴任された、小学校の校長先生をご紹介します。
お聞きしたのは @前任校 A趣味 B地域の皆様に一言 の順です。

 

@西合志南中学校

A温泉(ボーッとすること)
 乗り鉄(頑張れ豊肥線負けるな南阿蘇鉄道)
 積ん読(買って安心・置いてそのまま)

B全校児童80人、教職員20人、合計100人の菊陽南小学校。小さいけれども、子どもたちは明るく素直で元気いっぱい。その上、みんながそれぞれ一人ひとりとお友だち。
 小規模校だからこそできる、異学年縦割り班での給食・そうじ・昼休みの遊び、一人一役の全校集会。地域に支えられての、カライモや米など栽培体験、そしてご存じ、鼻ぐり井手ボランティアガイド!
 学校、保護者、地域一体となって『夢と笑顔、歩み続ける南っ子』を目指して頑張ります。よろしくお願い致します。


菊陽南小学校
渡邊浩文校長58歳

 

@南アフリカ共和国ヨハネスブルグ日本人学校

Aゴルフ  スポーツ観戦

B「平成28年熊本地震」から3ヵ月が経過しました。学校には日常の生活が戻り、子どもたちが楽しく元気に頑張っています。今回の震災を通して私たちは多くのことを学びました。『家族や友だちがそばにいること。温かい布団で寝ることができること。ご飯をおいしく食べることができること。これまで当たり前だと思っていたことが、本当は幸せであったこと』。
 子どもたち一人ひとりが、幸せを実感できるような学校を目指して、全職員で頑張ります。地域の皆様のお力添えをよろしくお願い致します。


合志市立南ヶ丘小学校
二殿一身校長57歳

癒しのひととき

 原水駅そばにある“軽食・喫茶 茶楽”では、毎月遠嶋和之さんによるサキソフォンの生演奏が行われています。
 開店5周年を迎えた7月17日(日)は、昭和の懐かしい思い出の曲と題し演奏があり、皆さんご存知の「浪花節だよ人生は」や「北国の春」、カーペンターズの「イエスタディ・ワンスモア」などが演奏され、癒しの時間を過ごしました。
 来場した廣田さんは「初めて来ました。生演奏は初めてです。感動しました」と喜ばれていました。
 店主 矢野さんは「開店5周年の日に私の大好きなディズニーの曲『ホールニューワールド』を演奏してもらい嬉しかったです」と話されました。