ワンネス 829号  2016/11/06発行

熱演!力作! 見てください!
菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンター

 菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンター利用者協議会(豊田会長)主催の、第22回センター祭が10月16日(日)、同センターと武蔵ヶ丘武道場で開かれました。
 ステージ発表の部では、武道場を利用する空手や少林寺拳法、合気道などに精進する子どもから大人までが真剣に演武し、会場から感嘆の声が上がり、バトン教室やバレエ講座のかわいい発表には笑顔と拍手が送られました。談話室や研修室には書道や葉画、エコクラフト、切り絵、絵手紙、編み物などの力作がたくさん展示され、「上手ね〜」と感心して見る来場者の姿がありました。また屋外では食バザーと作品バザーがあり、にぎわいました。
 コーラスを発表した「コールキャロット」の松田さんは「設立当時から参加し、もう20年ほどになります。紙質や折り方も工夫した紙飛行機を、歌に合わせて飛ばしてみました」と、発表を楽しまれていました。

 

 


夢の実現に向けて
武蔵ヶ丘中学校PTA講演会

 武蔵ヶ丘中学校PTA(西村会長)企画委員会主催の講演会が10月19日(水)、同校多目的室で開かれました。
 講師は同校OBで落語家の桂 竹もんさん。
  同校の同級生とお笑いコンビで活動し、ピン芸人となったあと、2014年に桂 竹丸さんに入門。「夢の実現に向けて」と題し、落語界の厳しい序列制や前座として修業する日々について話しました。また「平林」と「真田小僧」の二つの噺を演じ、会場を大いに沸かせました。
 一柳くに子企画委員長は「地元から応援しています。真打ち目指して、ますますのご活躍をお祈りしています」と、お礼を述べました。

 

 


6周年ありがとう
武蔵ヶ丘ほっとステーション

 武蔵ヶ丘ショッピングセンターに菊陽町社会福祉協議会が開設した「武蔵ヶ丘ほっとステーション」が6周年を迎え、10月15日(土)、6周年記念祭が開かれました。
 同ショッピングセンター西本組合長のエールで開会した6周年祭は演芸の部とバザーの部があり、特設ステージではシークレットゲストのギターの弾き語りやフラダンス、健康体操、ほっとステーションで生まれたほっとバンドの演奏があり、一緒に歌ったり踊ったりと大にぎわいでした。バザーには、焼きそば、たこ焼き、綿菓子、ミカンなどが並び、いつもの弁当や総菜も次々と売れていました。
 同社協主任の道家正之さんは「これからも地域の交流の場としてみなさんに利用してもらいたい」と話し、来場した野崎さんは「4歳と6ヵ月の二人の子どもを連れて来ましたが、楽しかったのでまた来たいと思いました」と笑顔でした。

 

 


復興を目指した舞踊祭
さん陽舞の会舞踊祭

 さん陽舞の会(瀬戸山代表)主催の「第14回チャリティーさん陽舞の会舞踊祭」が10月8日(土)、菊陽町図書館ホールで開催され、素敵な踊りが披露されました。    
 開演に先立ち瀬戸山代表が「4月に開催予定でしたが、熊本地震で中止となりましたが、皆様のご支援により開催できることとなり感謝申し上げます」とあいさつ。この会は、日舞、民踊、民舞、フラダンスなど種目や流派にこだわらず、舞を楽しむ人の会として開催されています。
 マハロフラ三里木イヤーのみなさんはフラダンスを披露し「いつも笑顔の絶えないチームです。楽しく踊りました」と話され、あゆむ保育園の卒園生4人の小学1年生は「少年田原坂」を披露し「ドキドキしたけどちゃんと踊れてよかった」と笑顔でした。また、集まった募金は、菊陽町社会福祉協議会に贈られました。

 

 


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(123)地酒途中下車・肥薩線嘉例川駅
究極の芋焼酎を目指す「佐藤」の蔵をたずねる 2日目(前回の続き)

◆真摯な姿勢で焼酎づくり
 佐藤酒造を訪問して目についたのが額に入った社是と社訓。

・社是
 私たち佐藤酒造は、本格焼酎を生んだ鹿児島の歴史と我が蔵と焼酎を支えてきた人たちの思いに誇りを持ち、高い意識と意欲を持って、常により良い焼酎造りに励み、揺るぎない信頼のもとに世の中を支える企業としてあり続けます。

・社訓
 私たちは向上心と情熱を持って、誠実に造った焼酎を世の中に問う姿勢を貫きます。私たちは蔵を支えてきた人たちとその歴史に敬意を払い、造りに携わる喜びと誇りを胸に真摯な姿勢で社業に取り組みます。私たちは真心を込めて造った焼酎を人の心の通い合う流通によって世の中に広め、飲む人に喜んでいただくことから得られる揺るぎない信頼を蔵に築き、継承していくことで社会に対し貢献します。

 朝礼の終わりに、社是と社訓を唱和して佐藤酒造の一日が始まる。実は、前日の夜は、佐藤社長と蔵を案内してくれている鳥越さんと飲みに出かけた。その日に蒸留したばかりの焼酎を飲んだ。度数は40度程度。少し白濁して、芋の匂いもきつい。しかし、複雑な香味ながらも甘〜い味がして口の中で心地よく広がる。芋飴をなめた時のような、あの味わいである。どことなく、懐かしく感じた香味であった。
 今朝は、仕込み蔵を見学させていただいた。原料処理が完璧なコガネセンガン(原料の芋)を蒸かして、粉砕したものを、モロミタンクに入れる。数時間後に、酵母の働きが旺盛になりはじめ、モロミの中からぷつぷつと細かい気泡が沸きはじめる。醗酵は、約10日間かかるが、仕込んでから2〜3日目のモロミが最も香ばしい。ちょうど、ケーキ屋さんのスィートポテトケーキを彷彿させる甘い香りだ。昨日飲んだ、焼酎の香りを思い出した。
 妥協のない原料選び、妥協のない原料処理、そして丁寧な仕込み。案内をしてくれた鳥越さんが自信に満ちた言葉で「蒸留したての芋焼酎がおいしく飲めるのは、仕込み水の良さと、妥協のない仕込みの成果です。鹿児島に芋焼酎蔵が多いと思うが、そうそうあるものではありません 」と…。
 蒸留した焼酎は、原酒の状態で2年間タンクで熟成させる。そして25度に和水して半年熟成。その後、瓶詰めして約半年熟成。およそ3年の熟成期間を経て製品として出荷される。真摯な姿勢で、誠実に造った芋焼酎は、多くの方を魅了している。その理に触れた2日間でした。

 

 

【佐藤 黒麹】
1800ml 3,269円
 720ml 1,629円


菊陽“まち”遊び 開催中!

 菊陽町の魅力を町内の商工業者や農家と一緒に体験できるイベント「菊陽“まち”遊び」が11月30日(水)まで町内全域で開催されています。まだ応募可能なイベントが多数ありますので、お気軽にお問い合わせください。

菊陽町商工会  232−2757

絵手紙展示と
 オリジナル箸袋作り

軽食・喫茶 茶楽

 絵手紙教室の作品展が10月7日(金)から23日(日)まで開催され、20日(木)には箸袋作りの体験会がありました。和紙や千代紙を使い、世界に一つだけの箸袋が出来上がりました。参加した村尾芳枝さんは「まち遊びのパンフレットを見て参加しました。おしゃべりしながら楽しんで作ることができました。箸袋はお正月のおせちに添えて楽しみます」と話しました。

 

板前さん直伝!
  手巻き&巻き寿司作り

季酔宴さんりぎ

 10月19日(水)に開催。板前の原田輝文さんとおかみさんの渡邊澄子さんが、巻き簾や海苔の表裏、上下、縦横の説明をしたあと、酢飯の置き方や具の置き方、巻き方などプロの板前さんの技を伝授しました。参加者は、板前さんの手元を見ようと近寄ったり、質問をしながら、巻き寿司2本と手巻き寿司2本を作りました。

簡単&すぐに作れる
 吟醸塩麹作り

たわらや酒店

 本紙連載「酒おもしろ小話」でおなじみの、たわらや酒店店主 宇野功一さんが講師となり、10月22日(土)に三里木町民センターで開催。吟醸酒の仕込みに使用される米麹を炊飯器で速成している間に、宇野さんがあらかじめ塩麹に漬け込んでおいた鶏肉を唐揚げで試食。「軟らかくておいしい」と大好評でした。

5の日のティータイム
 歌声喫茶

ギャラリー「クロストークL&E」

 10月25日(火)に歌声喫茶を開催。始めに、お口の体操と発声練習を兼ねた「パタカラ体操」をしたあと「ドレミの歌」や「瀬戸の花嫁」など、20曲を気持ち良く歌いました。参加した吉田幸子さんは「初めての参加です。1時間、思いっきり歌ったら、汗びっしょりになりました」と楽しそうに話していました。


 しおりプレゼント

 菊陽町を中心に活動をする茄子の会(中村代表 写真中央)は10月26日(水)、菊陽町図書館の矢野信哉館長へ、切り絵や水彩画、水墨画、押し花、葉画、シールなど手作りのしおり1000枚を贈りました。 
 しおりは、全国読書週間に本を借りた方へプレゼントされした。