ワンネス 834号  2016/12/11発行

みんなで楽しむ交流会
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センター(西本所長)の「第12回みんないきいき交流会」が11月18日(金)、熊本地震被災のため場所を移して、同町南部町民センター多目的ホールで開かれました。
 最初に、町環境生活課の中村係長からごみの分別についての講座があり、ごみ減量について学びました。
 ステージイベントでは、ふれあい劇団の「心をつなぐ『言葉は宝』」が上演され、菊陽弁を使ったセリフで言葉の大切さを訴え、笑いあり涙ありの会場から大きな拍手が送られました。続いて、東部センター講座生の歌や踊りの発表やサロン参加者の体操など楽しいイベントが続きました。
 同センター管轄の津留、大堀木を始め9地区の区長からは、それぞれの区の状況や参加者の紹介があり、地域に密着したセンターの活動が紹介されました。

 

 


Let's グラウンドゴルフ
新成区新和会

 新成区新和会(桑原会長)の第21回グラウンドゴルフ大会が11月17日(木)、同区公園で開かれました。
 今回は18人が参加。3班に分かれて、公園に作られた4ホール2周を1ゲームとし、2ゲームの合計で勝者を決めました。藤村良穂公民館長がきれいに整備したグラウンドでは、3人が続けてホールインワンを決める快挙も。「よーく狙って!」「まだ足りんなあ」「あー入らん。しょーがない、参加することに意義があるよね」など、入っても入らなくても楽しいひと時を過ごしました。結果、池田さんが優勝しました。
 大会後は、同区公民館で誕生日会が開かれ、今月生まれの3人を祝いました。誕生日を迎えた山本さんは「グラウンドゴルフは1年ぶりですが、楽しみは参加することです」と笑顔で話されました。

 

 


子どもも防災を学ぼう
新山区秋祭り

 新山区(濱田区長)では、昨年度から大人の防災教室を5月に、子どもの防災教室を秋祭りに合わせて行っています。11月23日(水)は、同区菅原神社の秋祭り神事と同区公園では子ども向けの防災教室を行いました。
 防災教室では、空き缶炊飯と防災○×クイズ、水消火器的当て大会を開催。アルミの空き缶を切って米を入れ固形燃料で炊きあげる間に、防災○×クイズが開始。地元消防団員が「地震が起きたときは、家の中にいるか、すぐ外に逃げるか」など問題を出し、子どもたちが元気に答えていました。お昼には、神社に奉納した残りのお餅を公民館屋上から区役員が投げ、子どもや地域住民が歓声を上げて拾っていました。
 防災クイズに参加した素生くん(小3)は「問題は簡単だったけど、人が倒れている時にすることは知らなくて間違えました」と、話してくれました。

 

 


紅葉を満喫!
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は11月21日(月)、阿蘇から大分へ紅葉狩りに出掛けました。
 熊本地震で被災した阿蘇へ向かう道路は、復旧・復興が急ピッチで行われていて、被災の状況を見て心が痛みました。紅葉の名所、大分県豊後大野市の「用作公園」は、元岡藩主の別荘公園で湖畔沿いに約500本の紅葉が素晴らしく圧巻の眺めでした。日本の滝百選の「原尻の滝」では、たくさんの案山子(かかし)に迎えられ、雄大な滝に心が洗われました。ランチには豊後牛の陶板焼きを味わいました。午後には久住高原の「くじゅう花公園」を訪れ、色鮮やかな金魚草が多数植えられていて、花々の中、ゆったりとした癒しの時間を楽しみました。

文・写真提供 久保田会長

 

 


(115)コーヒーノキ アカネ科

 皆さん、お茶が好きですか? コーヒーが好きですか? どちらもカフェインを含み、ポリフェノールを含んでいます。
 コーヒーの味や香りにはうるさい人が多いですが、茶の味や香りにうるさい人にはほとんど会ったことがありません。昔からの日本の文化の中のお茶なのになぜかなと不思議に思っています。
 コーヒーは、多数の野生種がアフリカ大陸西部〜中部からマダガスカル島等に分布すると言われています。南米、インドネシア、エチオピア等が産地でしたが、東南アジアの、ベトナム、ラオス、ミャンマー、ネパール等でも生産されています。コーヒーノキの果肉は熟すと甘くて美味しいです。少し青臭いですが、癖になる味です。果実の中に種が2個入っていて、種子2個を合わせるとラグビーボールのような形になります。

  

 先月紹介したチャ、コーヒーのポリフェノールがミネラルと結合して沈殿し、硬水を軟水化します。また、ビール、ワインも製造過程で硬水を軟水化します。しかし、これら全ての飲み物は軟水で入れる・作る方が美味しいのが出来ます。 
 コーヒーの中にもカフェインが入っています。100g当たりに含まれるカフェインは、コーヒー0.06g、煎茶は0.03gくらいだそうです。カフェインは自律神経の交感神経を興奮させるので、良いことも多いのですが、あまりにもカフェインに頼り過ぎると、依存性、自律神経失調等の副作用を示します。茶は日本の食生活の中で根付き、依存症と言われることはありませんでしたが、どうでしょうか?
 また、コーヒーにも多くのポリフェノールが入っています。茶と同じように、加熱し酵素を失活させることで、褐変を防ぐことが出来ますが、ローストし過ぎて黒くなってしまっているように思います。熊本市花畑町に「珈琲アロー」という、琥珀色でカップの底が見えるくらいの色のコーヒーを飲ませてくれる店があります。コーヒーで胃を悪くする私でも飲めます。
 コーヒーを楽しむと共に、日本の文化であるお茶を自分で入れて「香りや味を味わう」こともゆとりを持って生活する中で、大事ではと思います。皆さん来年から、少しでも「ゆとりを持って、自分の好みのお茶を探し味わう生活」をしてみませんか!楽しい2017年をお迎えください。


好きなことがあれば大丈夫
菊陽南小学校

 菊陽南小学校(渡邊校長)で11月18日(金)、第2回家庭教育学級が行われ、同校卒業生でテレビ、ラジオなどでおなじみのMEGさんが講師として訪れました。
 演題は「欠点は財産」。子どもの頃から自分の少しハスキーな声がコンプレックスで、どちらかというと無口な子どもだったというMEGさん。11歳の時に映画で見たマイケル・J・フォックスに憧れ、同時に英語に興味を持ちました。その後、高校・大学で英語を学び、英語教員となったあと職を辞して渡米。様々な貴重な体験を経て、現在はコンプレックスだったはずの声を活かして活躍しています。
 2児の母親でもあるMEGさんは「今、自分の欠点が気になったり、不安を抱えていても心配ない。好きなことがあれば大丈夫。諦めないで頑張って、困ったときは周りの人に相談する。きっと誰かが助けてくれる」と、菊陽弁で明るく優しく子どもたちに語りかけました。
 笑いあり、涙ありの講演後は「MEGさんみたいに突っ走っていける人間になりたい」「うまくいかないことがあっても、頑張っていきたい。ありがとうございました」と、子どもたちからお礼と感想が多く述べられました。

 

 



サツマイモ(カライモ)
ヒルガオ科

 熊本では、サツマイモに花が咲くことはめったにありません。昼の時間が短い時に開花しますが、本土ではサツマイモが育つ頃は昼の時間が長すぎるのです。沖縄や熱帯地方では、お花畑のように咲いていることがあるそうです。

 


 1月の免許更新は混み合います!

 例年、運転免許センターでの年始の免許更新業務は大変混み合います。
●1月4日(水)の免許更新は可能な限り避けてください。
●平成28年12月から平成29年1月の免許更新は、日曜日が混み合いますので、可能な限り平日にお願いします。

年末年始の運転免許更新業務
 運転免許センター、各警察署ともに下記のとおりです。ご注意ください。
◆年末は平成28年12月28日(水)まで
◆年始は平成29年 1月 4日(水)から
※平成29年1月1日(日)は、休日のため運転免許センターは閉庁日となっています。

問合せ 熊本県運転免許センター  п@233−0110