ワンネス 841号  2017/02/05発行

感謝の気持ちで
 迎えた成人式

平成29年菊陽町成人式

 平成29年の菊陽町成人式が1月8日(日)、菊陽町図書館ホールで行われ、350人が大人の仲間入りをしました。
 式は、成人式実行委員(大崎委員長)が司会や進行を担当。後藤三雄菊陽町長が「町は若い世代の発想やエネルギーを必要としている」と激励し祝辞を述べたあと、町から記念品が贈られました。大崎委員長が新成人を代表して「熊本地震を体験し、多くの人に支えられてきたことに気付きました。感謝の気持ちを表し、町職員として働く中、自分の意思を持った大人になりたいです」と「成人の主張」を述べました。
 最後に、実行委員企画のアトラクションが行われ、恩師からのビデオレターやカラオケバトルで大いに盛り上がりました。

 

 

 


どんどやで年始め

緑ヶ丘区

 緑ヶ丘区(猪股区長)のどんどやが1月9日(月・祝)、同区公園で行われ、今年も多くの区民が参加してにぎわいました。
 公園のあちこちで新年のあいさつが交わされる中、各家庭から持ち寄られた正月飾りや門松、そして夏祭りで作られた竹灯籠などで組み上げられたどんどやに点火。用意された豚汁やぜんざい、おでん、焼き芋などが区民に振る舞われました。また、今年はちょんかけごまの実演・講習会も行われ、子どもたちは生き物のように宙を舞うこまに目を輝かせていました。
 区民代表でどんどやに点火した、一成くん(小4)、レイくん(同)は「毎年、焼きたてのお餅が楽しみで来ています」「豚汁とぜんざいもおいしいです」と元気に話してくれました。

 

 

下津久礼区

 下津久礼区(士野区長)のどんどやが1月9日(月・祝)、同区グラウンドで行われました。
 2日前の7日(土)に、区民が近くの竹林から切り出した竹を使って、高さ約20mのどんどやを組み上げましたが、降雨のため当初予定されていた8日(日)から順延。この日の開催となりました。
 午後1時、子ども会の綾乃さん(小6)、維咲さん(同)、龍晟くん(同)が、どんどやに点火。区民は一年の無病息災を祈りながら、炎や煙にあたっていました。
 折からの強い風もあって、大きなどんどやは約20分で燃え崩れ、その後、おき火で焼いた餅が入った熱々のぜんざいが参加者に振る舞われました。 

 

 


  三里木区 たわらや酒店  宇野功一

(126)地酒途中下車 
沖縄都市モノレール ゆいレール 小禄駅下車
君知るや、銘酒泡盛「春雨」

 2月3日は節分、4日は立春。春はそこまで来ています。今回は、泡盛の森伊蔵と評される「春雨」のことを書きたいと思います。

◆今、琉球泡盛の幻の酒が甦った希望と恵の酒「春雨」
 20年の時を越えて、琉球泡盛の幻の銘酒として名を馳せた「春雨」が今、甦った。
  春雨の創業は戦後間もない昭和21年。酒蔵は那覇市小禄にある。現在はすっかり住宅地になってしまったが、酒蔵が生まれたころは辺り一面焼け野原であったという。戦後間もないことであり、物資が少ないころにできただけに、素朴な感じの木造の蔵で、赤茶けたレンガ屋根に漆喰のスタイルはいかにも琉球をほうふつさせる眺めだ。酒蔵は道路沿いに面しているが、一段下がったところにひっそりとたたずんでいるため、案外酒蔵とは気が付かず通り過ぎてしまう。
 酒名は創業当時の蔵元が願った思いが付けられている。「春」は希望を意味して、「雨」は恵みを意味している。昭和50年に開催された沖縄国際海洋博覧会の際に、当時の皇太子さま(今上天皇)に献上された泡盛は実は「春雨」宮里酒造所の泡盛であった。公には公開されていないが事実である。しかし30年前に小売業を止め、他のメーカーや、酒造共同組合への桶売販売のみの酒造りに変わり、単独で「春雨」の泡盛を口にすることはできなくなった。幻の銘酒になってしまった。本来、宮里一族は泡盛を醸(かも)す杜氏・職人として天才的な技術を持ち、各蔵元の泡盛製造技術向上に大いに貢献していた泡盛業界の名門である。それが、平成9年(1997年)に「春雨」の味わいを忘れられないファンからの強力で熱い要望によって「春雨」の泡盛が一般に販売されるようになったのだ。だから、甦った幻の酒と評されるのだ。

◆花が咲くように醸す・春雨
 2代目・宮里武秀さんは「こだわりとは経験だけ」と語った。現在は、酒造りは三代目・宮里 徹さんに引き継がれているが、泡盛づくりの経験をデータ化して、伝統的な製法で泡盛を醸しつつ、最高の状態で熟成酒を造る。三代目は、「寝かせたからクースー(古酒)いうのではない。5年、8年、10年、15年と飲む時に蕾をつけるように泡盛を仕込む。花が咲く時に飲んでもらうような泡盛づくりが『春雨』の泡盛だ」と。

◆この酒に惚れた
 「春雨ゴールド」は、クースーのような熟成感のある味わいを、気軽に楽しんでもらいたいというコンセプトで誕生した泡盛です。熟成期間は約2年。クースーとは呼べませんが、まるく深みのある味わいは、まさにクースーそのもの。ナッツや果実を連想させる香りと、ほんのりとした甘味が印象的。宮里 徹さんが長年研究を重ねて完成させた「クースーのような気軽に飲める泡盛です」と。
 立春大吉。泡盛の銘酒、「春雨」を飲んでみてはどうでしょうか。

原料米  タイ国 ィンディカ米
精米歩合 約90%
熟成期間 2年程度
飲み方  ロック、水割
度数 30.0%
価格 2760円(税込)1800ml 


昔遊びは楽しいね
菊陽西小いいハートデー

 菊陽西小学校PTA(田中 力会長)主催の菊陽西小いいハートデーが1月8日(日)、開催されました。
 この日は、あいにくの雨のため、体育館と校舎内を使っての開催となり、体育館では、羽子板、おはじき、竹馬などの昔遊びや、輪投げ、ストラックアウトに挑戦。ガーランドや、ぶんぶんごま作りもあり、親子で楽しく遊びました。
 おはじきで遊んでいた野球部のみんなは「楽しい」と元気いっぱい。ぶんぶんごまを作っていた5年生の瀬口妃菜さんと梅田倖菜さんは「ひもを通すところが難しかったけどシールを貼ってカラフルに出来上がりました」と笑顔でした。
 また、民生児童委員と親父委員会のみなさんによる餅つきやたこ焼き、焼きそば、豚汁などの食バザーもあり、楽しい一日となりました。雨で延期になったどんどやは、翌9日(月・祝)に行われました。

 

 

 


 

 成人式を迎えた4人に抱負を聞きました。(写真左から)

 

池田翔斗さん
今までより物事を広く見たいと思います。

 

池田雄祐さん
残りの学生生活を充実させて、社会に出られるよう頑張ります。

 

金子琢磨さん
今までの感謝の気持ちを表して、親孝行したいです。

 

林 隆介さん
今の職場で活躍して、大きくなった姿を親に見せたいです。

 

 

 



歌って、笑って、認知症予防!

 あさひヶ丘にあるギャラリー「クロストークL&E」で1月25日(水)、「脳スッキリ音楽療法」が行われました。
 指導したのは菊陽町などで音楽教室を主宰する鍋島由紀美さん。鍋島さんは「頭から足の先まで動かして元気になりましょう。音楽を使って脳をいきいき活性化させましょう」と話し、音楽に合わせ楽しみながら脳を若返らせました。
 参加者は「楽しかった。ストレス発散にもなりますね」と笑顔で話されていました。

ギャラリー「クロストークL&E」
5の日のティータイム
日 時 毎月5・15・25日 
      午前10時〜午後5時

 

 

 


 こじろう オス 約1歳

 お父さんの膝が大好きで、とても甘え上手なこじろうくん。この子が来たおかげで毎日癒されています。(安田省三さん)