ワンネス 850号   2017/04/09発行

親睦深まるレクリエーション
菊陽町働く婦人の家

 菊陽町働く婦人の家 利用者連絡協議会(鬼塚会長)主催のレクリエーション大会が3月17日(金)、同センターで行われました。
 鬼塚会長のあいさつに続き、リズムダンス講座の佐藤孝子先生と「ラジオ体操・イタリア語編」で楽しく体をほぐしたあとは、ゲームやクイズ、ダンスで参加者同士の親睦を深めました。また、センター職員の指導で、災害時に役立つ「キッチンペーパーマスク」と「新聞紙スリッパ」の製作体験もありました。
 参加者の林田さんは「初めて作りました。私にはちょうどいい具合で意外と使えそうです。勉強になりました」と笑顔で話されました。

 

 


心を一つに
 ダンス!ダンス!

菊陽西小学校

 菊陽西小学校(池田校長)で3月21日(火)、全校児童が「菊西ダンス」を元気に踊りました。
 地震で傷ついた熊本を元気づけようと、同校児童会運営委員会(5・6年生16人)が、西小から地域に笑顔を発信していこうと「がんばろう菊西・がんばろう菊陽・がんばろう熊本(GKプロジェクト)」を立ち上げました。「菊西ダンス」はこのプロジェクトの一つで、AIさんの曲「ハピネス」に合わせ、運営委員の陽飛くんを中心に6年生がダンスを考え9月に完成しました。10月から各教室を回って教えたり、児童集会や昼休みに体育館で教え、2月からは週1回のダンシングタイムで全校児童930人で踊れるようになりました。
 陽飛くんは「これからは地域に発信して、笑顔と元気を広めたいです」と話してくれました。

 

 

  


感謝の気持ちを
  歌声に込めて

菊陽中学校合唱部

 菊陽中学校(豊岡校長)合唱部の「THE 2nd THANKSコンサート」が3月29日(水)、菊陽町図書館ホールで開かれました。
 菊陽中学校合唱部は、3年前に合唱同好会として活動を開始し、初年度から、第67回全日本合唱コンクール全国大会の中学校部門同声合唱の部で銅賞を受賞するなど素晴らしい成果を収めました。昨年度から合唱部として活動し、数々のコンクールで受賞する実力を披露する場としてコンサートを開いています。
 星野 源の曲など楽しい合唱曲で開会し、コンクール課題曲を歌った第1部、合唱劇を披露した第2部とも、その美しい歌声を会場に響かせました。
 3年生保護者の安藤さんは「子どもたちが自分たちでやりたいと同好会を作り頑張ってきました。私たちは子どもたちのサポートを一緒王懸命行ってきて色々な経験ができました」と話し、淵脇さん(同)は「親の方が楽しませてもらいました。頑張った分だけ結果がついてきました」と笑顔で3年間を振り返って話されました。

 

 

 


一音一音の集大成
武蔵ヶ丘中学校吹奏楽部

 武蔵ヶ丘中学校(坂本校長)吹奏楽部の第24回定期演奏会が3月26日(日)、菊陽町図書館ホールで行われ、一年間の練習の成果を披露しました。
 第1部は今年度吹奏楽コンクール課題曲「スケルツァンド」などを、基本に忠実に格調高く響かせました。パート紹介のあとは、映画がテーマの第2部ポップスステージとなり、今年話題となった「君の名は。」や「ドラえもんのうた」などをダンスも交えながら演奏。「PPAP」「恋」など、2016年のJ−POPのヒット曲をメドレーで披露するコーナーでは、観客が曲に合わせてサイリウムを振りながら楽しく聴きました。
 平林さんは「1年生の孫がトランペットを演奏する姿を初めて見て、上手で驚きました」と目を細めて話されました。

 

 


  矢原正治

(119)ハコベ ナデシコ科

 ハコベは日本全土に分布し、平地に生え、春から秋に枝先に白い花をつけます。ハコベは小鳥の餌や春の七草の一つとして親しまれています。平安時代から食用の記録が『倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』に、野菜(当時は文字どおりの野の菜)の一つとして、波久倍良(はくべら)の名があるようです。鎌倉時代では宮中で七種菜(ななくさのな)に??ら(はこべら)の名があります。ハコベの語源は 「はびこる→はこびる→はこべら→はこべ」に変化したと考えられています。
 平安時代もハコベ汁等として食べられていたようです。また、干した粉と塩を混ぜた「ハコベ塩」は歯磨きに使用したようです。民間薬では歯茎の出血を予防する目的で用いられています。さらに、関節炎、リウマチ、便秘の改善、膀胱炎、虚弱体質の改善に用いられます。また、最近の研究で葉緑素の抗菌作用による歯槽膿漏の予防、さらにコレステロールの抑制、高血圧予防、胃腸粘膜の保護などが報告されています。
 春の七草「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」と言える人も多いと思います。

・ハコベ(ヒヨコ草):歯茎の出血
・セリ:健胃・整腸
・ナズナ(ペンペン草):目の充血・利尿
・ゴギョウ(ハハコグサ):咳・痰等
・ホトケノザ(コオニタビラコ):解熱・解毒・潰瘍
・スズナ(カブ):利尿・便秘
・スズシロ(ダイコン):健胃・せき止め・冷え性

 

 このような効果があります。セリ、カブ、ダイコンは普通の野菜として食べられています。

 皆様の周りには食べられる草がたくさんあります。巧く使って下さい。野菜は全ての部分が食べられますが、機能性成分を多く含む外葉、皮、根、芯の部分を「硬い、汚れている、虫が食っている」等の理由で廃棄しているのはもったいないですね。例えば、米は、タンパク質、ミネラル、ビタミン等の機能性成分を多く含む糠(ぬか)を取り除いて廃棄し、デンプンが主の白米を私たちは食べています。これが糖尿病の原因になっているのかもしれません。しかしタンパク質、ミネラル、ビタミンは独特の味がありますので、味覚を重視するとおいしくないと言われることもあります。
 私たちは何を重視するのでしょうか?  
 身体は何を欲するのでしょうか??


 知る人ぞ知る、緑ヶ丘区の小さなお弁当屋さん「わかくさ屋」の店主・田畑由美子さん(66歳)に、お話を伺いました。

田畑由美子さん   緑ヶ丘区

◆いつ頃から営業されていますか
  自宅を建てた平成11年から、お惣菜とお弁当のお店として営業しています。家族の介護や、熊本地震の影響もあって、しばらくお休みをさせていただいたのですが、昨年の暮れから営業再開しました。

◆店内にユニークなものがいっぱいですね
  趣味で作った和紙小物の他に、スポーツ選手、芸能人の方からいただいたサイン色紙などは、押し入れにしまっておくのが申し訳なくて、店内に飾っていたら、いつの間にか天井まで届いていました。ドライブが好きなので、旅先で買い求めた小物たちなども飾っています。

◆これからは
  今は月〜金曜日の午前10時半ごろから午後1時半くらいまで、お弁当だけを販売しています。今まで通り、お客さんとの会話を楽しみながら営業を続けていきたいですね。


大人の作品展

  

 茄子の会(中村代表)の作品展が、3月18日(土)から26日(日)まで、お菓子の香梅光の森店 ドゥ・アート・スペースで開かれました。
 切り絵や写真、水墨画、押し花などの格調高い作品から、様々な花を生けたパンの花や細かいピースワークが映えるパッチワークなどの手芸品まで、大人の鑑賞に堪える素晴らしい作品が並びました。今回初参加のちりめん布細工のつまみ絵も来場者の興味を引いていました。
 中村代表は「いろいろな作品を並べるので、コラボさせたり調和を考えたりと展示方法を工夫しています」と話されました。



にぎやかに交流しました

 第9回ふれあいの森さくら祭が3月25日(土)、菊陽町ふれあいの森公園とふれあいの森研修センターで行われました。
 ステージでは、もみじ園の園児による踊り「歌舞伎体操・いざやカブかん」やフラダンス、3B体操など、地域の皆さんと同センター講座生の発表があり、大きな拍手や声援が送られました。
 また、展示スペースでは絵手紙やシースルークレイフラワー、アートフラワー、子ども硬筆などが展示されていました。
 フラダンスを踊った真愛子さん(小1)は「楽しかったです。元気良く踊りました」と話してくれ、新町区ふれあいサロンの菊田さん(90歳)は「大きな声で「365歩のマーチを歌いました。嬉しかったです」と話されました。
 会場内では、焼き芋や焼きそば、カレー、ぜんざいなどの食バザーもあり、にぎわっていました。

 

 

 



ユキヤナギ バラ科

 地際から幾本も枝を出し、3月から5月にかけて、5弁の小さな花を枝全体につける。花言葉は「愛らしさ」「気まま」

緒方さん宅