ワンネス 857号  2017/06/04発行

ムチュウ
  (夢中・武中)になれ!

武蔵ヶ丘中学校

 武蔵ヶ丘中学校(坂本校長)の第37回体育大会が5月21日(日)、同校運動場で開かれました。
 開会式では、白・黄・桃・赤・紫・青・緑の7団に分かれた生徒たちが整然と入場。体育祭実行委員長の大蔵くん(3年)が7色の団旗を背に「生徒全員が心をひとつにして大会を成功させることを誓います」と選手宣誓しました。熊本地震からの復興元年となる今年は、復興や日々の生活にも最後まであきらめないことを誓う「ムチュウになれ。燃えろ!〜七色の魂 Never give up〜」をテーマに、生徒たちは走り、踊り、声をからし、全力で競技に取り組みました。結果、優勝は青団でした。
 卒業生で高校2年生のT.Cさんは「後輩たちが頑張っている姿がかわいいです!伝統を受け継いでいるんだなと思います。また中学生に戻りたいな〜」と笑顔でした。

 

 

 


仮設住宅に涼と癒しを
ストップ温暖化県民総ぐるみ運動

 県内の仮設住宅に暑さ対策と緑の癒し効果を狙って、ゴーヤーを植えて緑のカーテンを作る運動が5月13日(土)から始まりました。
 この運動は、熊本県ストップ温暖化県民総ぐるみ運動推進本部が主催。菊陽町では、県内の先頭を切って13日(土)に、光の森仮設住宅で、県環境立件課、同町環境生活課、夢街光の森会(甲斐会長)、同町社会福祉協議会、グリーン(ゴーヤー)カーテン菊陽(紫藤会長)の皆さんと住民が参加。苗やネット、ロープ、土、肥料などはグリーン(ゴーヤー)カーテン菊陽が用意し、住宅の軒先にネットを張ったり、肥料を土に混ぜて土のうに入れる作業を行い、みんなで汗を流しました。12世帯と交流の基点「みんなの家」にゴーヤの苗が植えられ、仮設生活に癒しと涼しさが届けられることになりました。
 住人の岡本さんは「昨年はたくさん実がつき、ご近所の皆さんに差し上げるくらいでした。水やりは大変ですが、今年もたくさん実るといいですね」と話されました。

 

 


子ども110番の家を
  見つけよう

新山区

 新山区(濱田区長)で、毎年恒例となっている「子ども110番の家探検ラリー」が5月14日(日)、子どもと保護者約100人が参加して新山区内全域で行われました。
 新山区内には、古田自動車や藤島工務店など7ヵ所の「子ども110番の家」があり、日頃から子どもたちに気を配っていますが、子どもたちは全部の家を知らないこともあり、毎年この探検ラリーで確認しています。ポイントとなった「子ども110番の家」に着くと、子どもたちは場所を書き込んでお菓子や飲み物をもらって喜んで次のポイントを目指しました。ゴールの新山公園では、新1年生がゴールすると、大津署生活安全課のおまわりさんから修了証が贈られました。イベント終了後には、カライモの苗植えもあり、楽しい一日となりました。
 樹華さん(小5)樹莉愛さん(5歳)姉妹と、春希さん(小5)夏帆さん(5歳)姉妹は「毎年参加しています。今年は、去年と違う家が110番の家になっていたけど、すぐに分かりました」と元気に話してくれました。 

 

 


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(129)B級グルメと地酒A 明治時代編

◆明治時代のB級グルメ
 明治になり、これまでの幕藩体制と身分制度ががらりと変わり、日本という国の概念が生まれ、国民、臣民の概念も生まれた気がします。江戸幕府の鎖国政策によって二百数十年に及ぶ、ある意味平和な時代を過ごした日本。睡眠から覚めるや、日本のまわりの国々は、あれあれ、列強大国の植民地と化しているではありませんか。英国はマレー半島や、シンガポール、香港に進出。土着の人々を鞭で打ち、仕事をさせる。まるで人間が畜生扱い。列強大国の植民地化の波が、インドから東南アジア、清国へ、次なる餌食は朝鮮、そして日本へと向けられているのは明らかでありました。
  こんな時代背景の中で、日本は大変だけど、独立国として、一等国を目指す方針へ。農業以外にこれといって産業のない国日本を、殖産興業化政策により、国を興し、軍隊を強くしてきました。
 こんな時代に登場したB級グルメが『たまごかけごはん』です。これは私の勝手な解釈ですが…。
 たまごかけごはんを初めて提唱した人は岸田吟香(きしだぎんこう1833〜1905年)と言われています。岸田吟香は、日本初の従軍記者として活躍しました。
 岸田吟香は名前のイメージからすると女性かなぁ〜と思われるかもしれませんが男性です。美作国久米郡(当時は津山藩)に生まれます。1852(嘉永5)年、19歳で江戸に上京。儒学を学び、23歳の時、大阪で漢学を学んでいます。親友が幕府に追われ、彼も疑いをかけられたようで、しばらく上州伊香保で隠れて生活。もしかすると坂本龍馬などの、幕末の志士と縁があったかもしれませんね。
 1873年、東京日日新聞の従軍記者として台湾へ。その頃に彼が、たまごかけごはんを提唱したと言われています。軍隊は体が資本です。それに従軍する記者ももちろん、体が資本です。早くて、安くて、美味くて、栄養価の高い食べ物が、たまごかけごはん。彼は、たまごかけごはんを知りあいに口コミで広めました。気がつけば、旅館や民宿の朝ご飯の定番として定着しました。
 たまごかけごはんは、岸田が提唱して、約145年。いつでも、どこでも、だれでも、簡単で手軽にできる、たまごかけごはんは、黎明期ニッポンにおけるB級グルメの横綱であると思います。みなさんの中には、今朝、朝ご飯で、たまごかけごはんを食べた人がいるのでは?

◆たまごかけごはんに合う日本酒
 今回は酒の話題が登場しませんでした。たまごかけごはんにあう日本酒、あります。芳醇で旨口のタイプの日本酒は、卵料理全般で相性がよいです。だしの濃淡で、淡麗〜芳醇系のタイプをチョイスすると楽しいでしょう。


 大津つつじ祭協賛 少林寺拳法大会に出場

 熊本東スポーツ少年団(菊陽町少林寺拳法協会)は、4月23日(日)大津町の本田技研工業椛フ育館で開かれた「大津つつじ祭協賛 少林寺拳法大会」で、以下の成績を収めました。

◆単独演武
小学生白帯の部 最優秀賞 石田あさり(弓削小2年)
中学生段外の部 優良賞   小野晃  (武蔵ヶ丘中2年)
中学生有段の部 優秀賞   庭田直弥 (武蔵ヶ丘中3年)
一般段外の部   優秀賞  高田晋之介(大津高校少林寺拳法部)

◆団体演武◆
小学生低学年の部 最優秀賞 
  石田あさり(弓削小2年) 甲斐泰成(西合志東小2年) 白井奏汰(合志小2年)
  田原逢乃(合志南小3年) 前田悠希(合志南小3年) 林田莉空(合志小2年)

◆ 組演武◆ 
高校生  優良賞  藤川総志・庭田朋弥(大津高校少林寺拳法部)

◆運用法◆
小学生低学年 最優秀賞 石田あさり(弓削小2年)
          優秀賞   林田莉空(合志小2年)
小学生高学年 優秀賞  小野日向(武蔵ヶ丘小5年)

中学生     最優秀賞  庭田直弥(武蔵ヶ丘中3年)

一般      優秀賞   山浦隆太郎(東海大学九州少林寺拳法部)



がんばってかきました

 菊陽町総合交流ターミナル さんふれあで5月13日(土)、「第9回富士フイルム九州 感謝Day!さくら祭り(4月1日(土)開催)」内で実施されたスケッチ大会・フォトコンテストの表彰式が行われました。
 今年はスケッチ部門に224点、フォト部門に25点の応募があり、式に出席した12人の受賞・入賞者に賞状と記念品が贈られました。
 スケッチの乳幼児部門で「くまモンVSアンパンマン」を描き、最優秀賞を受賞したひなたちゃん(2歳・合志市)は、記念品を受け取ってニッコリ。「がんばってかきました。ありがとうございました」と大きな声であいさつをしました。

 

 



ミニバレーチーム
ブラックノイズ

 チーム結成3年目。バレーボール未経験者が多く、初めての大会では1勝することもできませんでした。週2日の練習を続けて、今回39歳以下女子の部で初優勝することができました。
 ミニバレーの楽しさ、仲間の大切さを日々感じています。これからもミニバレーができる幸せに感謝しながら、みんなで楽しんでいきたいと思います。