ワンネス 862号  2017/07/09発行

おいしい、楽しい体験
親子のふれあい講座

 菊陽町青少年健全育成町民会議主催の親子のふれあい講座「ミニトマトの収穫体験と食育」が6月24日(土)、11組26人の親子が参加して行われました。
 午前9時、菊陽町さんさん公園に集合し、原水にある中村さんのビニールハウスに移動。中村さんからミニトマトの品種や収穫方法の説明を受けたあと、渡された袋いっぱいに甘い甘いミニトマトを収穫しました。
 収穫後は働く婦人の家に移動し、内田さんの指導で、ミニトマトにツナやキュウリを詰めたカップサラダやピザ作りに挑戦。出来上がった料理に参加者は笑顔で舌鼓を打ちました。
 和樹くん(小2)は「ミニトマトがたくさんなっているのを初めて見ました。楽しかったです」と話してくれました。

 

 


戦没者の冥福を祈る
菊陽町戦没者追悼式

 菊陽町戦没者追悼式が6月24日(土)、菊陽町老人福祉センターで行われ、遺族の方たちが参列しました。
 追悼式は2年に1度行われており、黙祷のあと、菊陽町社会福祉協議会の後藤三雄会長や、菊陽町遺族会の石原武義会長らが追悼の言葉を述べ、参列者一人ひとりが献花をし、417柱の冥福を祈りました。菊陽町遺族会女性部の阪田英子部長が「戦没者追悼式を行っていただき誠にありがとうございました。この豊かになった日本を次世代につないでいくことを大切にしたいと思います。これからも恒久の平和が続きますよう、皆さまとお祈り申しあげますと共にご参列いただきました皆さまに心から感謝申し上げます」と謝辞を述べました。

 

 


初夏の天草へ
 日帰り親睦旅行

新山白鈴クラブ&沖野クラブ合同

 恒例の日帰り親睦旅行で、新山白鈴クラブ(酒井会長)と沖野親愛会(舟津代表)の25人は6月23日(金)、初夏を迎えた天草方面を訪れました。
 午前9時に出発し、まず、昨年の熊本地震で被災して今年4月に見学部門を再開した嘉島町のサントリービール工場を見学。大小のパイプが複雑に配置されている工場内を見学し、器材の修復や予算など、どれだけ大変だったか想像もつきません。麦芽、ホップと共に阿蘇の天然水100%で仕込んでいるそうで、ビールの味は最高でした。
 その後、大矢野町上野釜島旅館「せと平」へ直行。 旅館到着後、舟津代表の乾杯で早速懇親会を開始。天草の新鮮な魚の料理を次々といただき、話も大いに盛り上がりました。約1時間後、おなかも満腹状態で余興開始。途切れることなく次々と歌が飛び出し、大いに盛り上がりました。最後は、先日死去された同会会員の雪野さんの御冥福を祈り、全員で黙祷を捧げました。
 その後、旅館の玄関で集合写真を撮り帰路につきました。途中、藍のあまくさ村と道の駅宇土アリーナで買い物をして、次の再会を誓いあい解散しました。

写真・文提供 新山白鈴クラブ矢津田さん

 

 

 

 


魅了された北海道の夏
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田会長)は、6月20日(火)〜22日(木)、待望の「北海道新幹線で行く道南の旅」に出かけました。
 北海道新幹線(はやぶさ19号)に乗車、一路北の大地へ。大都市東京から函館までは4時間、自然豊かな田園や山林などを展望、特に青函トンネル54q(海底部23q)を25分で走り抜ける新幹線にビックリでした。同日の函館山100万ドルの夜景観賞では、東南アジアからの観光客も多く、世界3大夜景の素晴らしさに魅了されました。
 2日目の追分節の流れる「江差会館」では「江差追分」の発声練習などの基本を学び、民謡の迫力に感動。江差町名物のにしんそばもいただきました。天候に恵まれ、函館朝市、有珠山、余市、小樽なども観光し、北海道を満喫しました。 
 行きの機内アナウンスでは「菊陽町歩こう会」の紹介に感激。また、帰りの羽田空港職員は高齢者の多い会員に対し、温かく適切な誘導をしていただき、感謝の気持ちと忘れられない記念に残る北海道の旅でした。

写真・文提供 久保田会長

 

 


   矢原正治

(124)ハルウコン ショウガ科

     

 ウコン、ハルウコン等の名前が知られています。一般に栽培され、酒毒に良いといわれるウコンは秋に花を咲かせますが、ハルウコンは5月〜6月の春に花をつけます。ウコンは、葉の中に花を咲かせますが、ハルウコンは葉とは別に花が出てきます。薬用として用いるのは、根茎・塊根で、ウコンよりも淡い黄色で、清涼感の強い香りがします。
 ウコン(アキウコン)は食用、消化促進に。ガジュツ(紫ウコン)は芳香性健胃薬として用いられていて、ハルウコンはその中間ですが、ウコンとハルウコンを混同してしまっている人も少なくありません。しかし、これらは成分的に異なりますので、家庭栽培のものを使用する場合には、まずどちらかを判別することが必要です。簡単な方法は、花の咲く時期や根茎の切断面を確認する方法です。根茎を折ってみて淡い黄色いものはハルウコンです。黄色色素クルクミノイドはウコンが最も多く、ハルウコンの約10倍量を含有しています。一方、ガジュツには含まれず、紫ウコンと言います。
 ハルウコンは、薬用としては、健胃、消化促進などです。生薬名をキョウオウ(姜黄)といいます。ただ、中国から輸入したウコン(鬱金)は、ハルウコンの根茎で、キョウオウがウコンの根茎の可能性があります。日本・中国での相違がありますので間違えないようにして下さい。また、中国ではウコン・ハルウコンの1年目の根茎をキョウオウ、塊根(2年目以降の根茎)をウコンと言うことも有りますので、混同しないようにして下さい。塊根は、黄色の色が濃くなりますので、その部分をウコンとして用い、黄色の淡く清涼感のある根茎をキョウオウとするのが良いのかもしれません。
 ウコン、ハルウコンの根茎・塊根は「便秘改善に良い」ようです。1日にティースプーンで、1/2〜1杯位を飲むと効果があるという方がおられますので、便秘の方はお試し下さい。
 ウコンが酒毒を消す効果があるといわれ、酒を飲んだ後に沢山飲む方がいますが、肝臓を痛める可能性もありますので、飲み過ぎには注意して下さい。肝臓は70%位のダメージが出ないと悪くなったと感じません。何度も書きますが、ウコン末、ドリンク等の飲み過ぎには注意して下さい。
 沖縄の方に「泡盛を飲みながらウコンを食べますか?」と聞いたことがあります。答えは「沖縄のある地域だけで食べているだけです!」とのことでした。
 今、歯磨きで「イグサ粉末」と「プロポリスエキス薬用歯磨き」を、朝夕にそれぞれ用いています。歯茎の出血、歯肉炎、口内炎が無くなりました。また、感染症に罹ると大変なので咽の抗菌スプレーの「プロポリススプレー」を用いています。効果は良いですね。6月掲載の「メグスリノキ」の葉をお茶にして飲まれている人から、眼の調子が良いですと連絡をいただきました。秋に採取した葉をお茶にして飲まれているようです。興味の有る方はお試し下さい。


光の森6町内がV
菊陽西校区レクリエーション大会

 菊陽町西校区体育協会(廣P会長)主催の第33回西校区レクリエーション大会子どもの部ドッヂビー大会が6月25日(日)、菊陽西小学校体育館で行われ、西小校区12区が参加しました。
 開会式では廣P会長のあいさつのあと、境の松子ども会チームの6年の寿宝くん、聖大くん、滉太くん、苺花さんが「この大会を通して子ども会の交流を深め、より良い地域発展のために全力を尽くすことを誓います。昨年は地震で大会がなかったので、今年はみんなで全力でスポーツを楽しみましょう」と選手宣誓のあと試合開始。試合は、A・Bコートで各6チームのリンク戦で行われ、熱戦が繰り広げられた結果、光の森6町内チームが優勝しました。
 優勝した光の森6町内チームの和倫くん(小6)は「決勝戦では2セット戦っても決着がつかず、3セット戦ったので大変でした。みんなで力を合わせて試合をし、優勝することができたのでうれしいです」と話してくれました。
〜結果〜
優勝 光の森6町内
2位 境の松
3位 東ヶ丘

 

 

 



絵本をドンドン楽しもう!

 Global Smile Japan(松本代表)主催の「熊本復興支援プロジェクト〜サトシンさんがやって来る!」が6月25日(日)、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあで行われ、絵本作家サトシンさんが自作絵本を元気に読み聞かせしました。
 サトシンさんは昨年の熊本地震以降、6月と10月に熊本を訪問。今回で3回目の活動となり、絵本を通して子どもたちの心のケアを行っています。「ながいでしょ りっぱでしょ」「どうぶつまぜこぜあそび」などの絵本を音楽に乗せて、絵本に組み込まれている作者である自分の意図を保護者に分かりやすく説明し、楽しく読み聞かせしました。また「おてて絵本」のコーナーでは会場の子どもたちとコミュニケーションを取りながらお話を作り上げました。
 結太くん(小3)と参加したママは「とても楽しかったです。最近は絵本を自分で読ませていたので、また読んであげたいなと思いました」と笑顔で話しました。

 

 

 



筑前琵琶の音色にうっとり

 熊本地震で被災し、菊陽町内の「みなし仮設住宅」に住む方や被災した方々が利用できる場として、町老人福祉センター内に作られた「きくよーてらす」で6月28日(水)、筑前琵琶の演奏会が行われ約50人の聴衆がその音色を楽しみました。
 琵琶の演奏は、ボランティアで演奏活動を続ける、筑前琵琶熊本旭会の小島さん(熊本市)。最初に会場を暗くして、小島さんが怪談「耳なし芳一」を琵琶の演奏をしながら雰囲気たっぷりに語りました。6月にちなんで童謡「あめふり」など3曲を参加者と一緒に歌った後は、源平合戦の絵巻物から「若き敦盛」を琵琶の音色に乗せ、朗々と歌いあげました。
 参加した興梠さんは「素晴らしい音に引き込まれ心癒されました」と感激して話されました。

 

 

 


どーも、青葉台区生まれのクマゼミです。7年ぶりに Good Morning!

これから「ワシャワシャ」鳴くばいた! (*^^)v