ワンネス 894号  2018/03/04発行

200回記念
ギャラリー憩

 菊陽町杉並台公民館で1月26日(金)、「ギャラリー憩」(杉本代表)主催の「ふれあいの集い」が行われました。今回で通算200回を数えたことを記念し、同公民館での特別開催となりました。
 「ふれあいの集い」は平成21年7月22日に杉本代表が自宅スペースを提供し運営を開始。毎月第2・第4木曜日に開かれ、絵画や写真などの展示品を鑑賞しながら、気軽にお喋りを楽しめる地域の高齢者の憩いの場として親しまれてきました。この日は参加した女性陣の手料理に舌鼓を打ちながら「花園マジック教室」からゲストとして招かれた柞原(いすはら)さんと後藤さんの手品ショーや、川畑さんのハーモニカ演奏などの余興を楽しみ、ふれあいのひと時を過ごしました。
 杉本代表は「おかげさまで、回を重ねるごとに参加される方々も増え、毎週大変にぎやかなふれあいの場となっております。今後も地域の高齢者の方々の豊かな生活に貢献できればと思います」と笑顔で話されました。

 

 


日本の文化を体験
グローバルスマイルジャパン

 グローバルスマイルジャパン(松本代表)主催でインドネシアのデポック市にある「パーマタブンダ カトリック中学校」の生徒12人が1月26日(金)、日本文化を体験しました。
 午前10時、熊本独特のお茶の流派「肥後古流」を赤嶺さん宅で体験。生徒たちは作法を教えてもらいながら初めてのお茶を味わいました。お茶の苦さに顔をしかめる生徒もいましたが、オリフェルくんは「苦いと思ったけどおいしかった」と話してくれ、日本文化を楽しんでいるようでした。
 この後、菊陽町ふれあいの森研修センターの調理室に会場を移し、巻きずし作りを体験。始めて作る巻きずしですが、みんな手際よくきれいに作っていました。着物を着せてもらいお茶体験をしたダフィーナさんは「着物は少しきつかったけどきれいな色ですてきでした。正座は足がしびれました。スシは好きな食べ物です。おいしいです」と笑顔で話してくれました。

 

 


学んだことを発表しました
菊陽町南部町民センター

 菊陽町南部町民センター利用者連絡協議会(馬場会長)主催の第13回菊陽町南部町民センター講座発表会が1月28日(日)、同センターで行われました。
 馬場会長のあいさつの後、ステージ発表の部がスタート。琴教室や日舞、キッズイングリッシュ、フラダンス、太極拳、歌謡教室、ケーナ演奏、健康体操、3B体操、マジック交流講座、ひよっとこ講座などが披露されました。展示の部では、手作りアート講座や子ども硬筆、子ども習字、パッチワーク、竹細工教室、楽しいリメイク教室、パン教室などの作品が飾られ、来場者はその出来栄えに感銘していました。
 琴教室に通智美さん(高1)は「小学1年生から琴の練習をしています。今日は上手に弾けました」と笑顔で話してくれ、フラダンスを踊った山川さん、梅原さん、野美山さんは「初めての舞台でした。緊張しましたが楽しく踊れました」と話されました。

 

 


核のない世界へ
KSN国際交流クラブ

 KSN国際交流クラブ(田中代表)主催の「世界を知ろうミニ講座 」が1月28日(日)、菊陽町中央公民館で行われ、昨年12月にオスロ(ノルウェー)で行われたノーベル平和賞受賞式典に出席した長崎出身で被爆体験者の工藤さんが講師として招かれました。工藤さんは、国際交流を目的に設立されたピースボートに参加し、船舶で移動しながら世界中の人々に原爆の悲惨さを訴える活動など、長年にわたり核兵器の廃絶を訴えてきました。
 講座の中で工藤さんは、式典の様子や、ノーベル平和賞の由来、今回同賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)について話し、参加者たちはメモを取りながら聞き入っていました。
 また、ほかにも「長崎 原爆被害のおはなし〜いまわたしが伝えたいこと〜」と題した紙芝居も行われ、参加者たちは神妙な面持ちで聞き入っていました。

 

 


  三里木区  たわらや酒店   宇野功一

(138)せごどん(西郷隆盛)も「びったまげる」芋焼酎
「野海棠」(のかいどう)

 ようやく梅のつぼみが膨らみはじめました。早春の陽気に誘われて、先日2月18日(日)に日本一うまい芋焼酎蔵へ行ってきました。今月はその蔵と焼酎について書きたいと思います。
日本唯一の木槽(もくそう)仕込・木桶蒸留
 今や、芋焼酎は日本の国酒として確固たる地位にあり、酒質も上々。そんな中で「これは〜旨い!」と感動を与えるスーパースターが登場しました。その銘柄は野海棠(のかいどう)です。
 酒名は、酒蔵のある霧島の麓に咲く野海棠という花にちなんで命名。野海棠の酒質は、なんといってもまろやかさにあります。その旨さは
@手作りこうじづくり   A木槽を使ったもろみ発酵
B木桶による蒸留    C洞窟の中で長期熟成
  です。

 まず、こうじづくりは日本酒、それも大吟醸でも仕込むのだろうか、と思わせるこうじづくりです。
 次に、日本で唯一の木槽によるもろみ発酵。焼酎のもろみは、伝統的な「カメ」仕込み、オーソドックスなものは「ほうろうタンク」「ステンレスタンク」で仕込まれます。しかし、野海棠は木槽で仕込まれます。木槽は厚さ7pの杉の木と組み合わせた容器です。カメやステンレスタンクと違い、木槽の最大の特徴は、素材が自然の木であるため、暑さ寒さという外的な要因がもろみの中に伝わりにくく、最後まで穏やかな発酵が、一年中、再現できるということです。

 出来上がったもろみは、伝統的な木桶蒸留器によって蒸留されます。こうじづくりのもろ蓋、木槽によるもろみづくり、木樽による蒸留と、「木」の素材で仕込まれているのが特徴です。
 最後は、カメ壺に入れて、蔵の脇の洞窟で、最低5年以上、じっくり寝かせます。甘い芋の香りをまとい、口に含めば、香りと同じく滑らかで甘味を帯びた味わいが口いっぱいに広がります。ほんのり木の香り。信じられないほど滑らかです。さすが、鑑評会で毎年上位入賞するわけです。そして平成28年度と29年度、2年連続、鹿児島県本格焼酎鑑評会総裁賞代表受賞。静かなブームを呼んでいます。きっと、こげなうまか芋焼酎を、せごどん(西郷隆盛)に呑ませたならば、びったまげらすどなぁ〜。
 究極の芋焼酎・野海棠。新たな芋焼酎の世界感が発見できる逸品です。

 

 

  【野海棠(芋)】
  原 料  芋(黄金千貫)
  麹 菌  白麹
  蒸 留  常圧
  度 数  25.0%
  熟成期間 5年以上
  価 格   1800ml 2,838円税別   720ml 1,429円税別


手作りおひなさまはかわいいね
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センターのふれあいサロンが2月16日(金)、同センター内で行われました。
 参加者は午前9時半から10時にセンターに集まると、同センターふれあいサロン担当看護師の佐藤さんによる血圧測定と健康チェックを受けました。この後、佐藤さんの指導で全身のストレッチを行い、体を動かしました。
 次に、もうすぐひな祭りということもあり「犬のおひなさま作り」を行いました。指導したのは、ふれあいサロン講師の内田さん。丸い頭に耳を付けビーズの冠を付けます。着物はお内裏さまはブルーと白、おひなさまはピンクと白のフェルトを使い、置いた時に前に倒れないように裾を反らせます。顔を描き胴体に付けて、扇や笏(しゃく)を付け赤い台座に乗せて完成しました。
 吉川さんは「難しかったですが、出来上がると嬉しいですね。家の中で一番よく見えるテレビの横に置きます」と話されました。

 

 



ボウリングと交通安全

 菊陽町地域婦人会(酒井会長)交通安全母の会では2月4日(日)、ボウリング交流会と交通安全教室を行いました。
 午前10時、菊陽ボウルに集合しボウリングを開始。ガーター無しのレーンでプレーすると、「あー、こっちに行かんかな」や「やったストライク」などの声も聞かれボウリングを楽しみました。優勝した平野葉子さんは「久しぶりにボウリングをして、思いがけず優勝しました。驚きと喜びでいっぱいです」と話されました。
 この後、会場を菊陽町三里木町民センターに移し、交通安全教室があり「知って実践! 薄暮時・夜間の交通事故防止」のビデオを見た後、大津警察署の木本寛行交通係長がビデオに沿った内容を説明しながら「車のライトは早めにつけ、相手に対する思いやりの心を持って交通事故の無い社会を目指しましよう」と話されました。