ワンネス 906号  2018/06/03発行

暑さに負けない熱い大会
武蔵ヶ丘中学校

 武蔵ヶ丘中学校(田嶌校長)の第38回体育大会が5月20日(日)、「百花繚乱〜最後のクライマックスへ〜」をスローガンに同校運動場で開催され、会場には多くの保護者や近隣住民、自治体関係者が来場しました。 
 開会式では、白・黄・桃・赤・紫・青・緑の7団に分かれた生徒たちが堂々と入場行進。体育大会実行委員長の祥太朗くん(3年生)が青空に映える7色の団旗を背に「今日はたくさんの方々に感動を与えられる大会にするために全力を尽くすことを誓います」と力強く選手宣誓。生徒たちは力を合わせて全力で競技に取り組み、日頃の練習の成果を披露しました。
 保護者の方からは「暑さに負けず頑張る子どもを『成長したなあ』と思いながら見ていました。帰ってきたら豪華な晩御飯でねぎらってあげようと思います」と笑顔で感想を話されました。

 

  


区民全員で守る子供の安全
新山区

 新山区(濱田区長)で、毎年恒例となっている「子ども110番の家探検ラリー」が5月13日(日)、同区内の子どもと保護者約100人が参加し、区内全域で行われました。
 同区では、「区民全員で子どもを育てる」をスローガンに年間を通し、さまざまな取り組みを行っています。7ヵ所の事業所には「子ども110番の家」が設置されており、子どもたちに場所の確認をしてもらい、設置事業所の方々との交流を深めるために毎年この探検ラリーを開催しています。
 ポイントとなっている「子ども110番の家」に到着すると、子どもたちはラリーカードに場所を記入し、ジュースやお菓子を受け取り、楽しみながら保護者と一緒に探検しました。ゴール地点の新山公園ではゴールした子どもたち一人ひとりに大津警察署の生活安全課のおまわりさんと熊本県警のマスコットキャラクター「ゆっぴー」から修了書が手渡されました。
 参加した子どもたちからは「たくさん歩いたから疲れたけど、頑張った甲斐がありました。場所もたくさん覚えました」などの感想が聞かれました。

 

 


西郷どんに魅了された5月例会
菊陽町歩こう会

 新緑がまぶしいゴールデンウィーク後、菊陽町歩こう会(久保田会長)は、5月10日(木)、「仙厳園 薩摩彩郷御膳・NHK西郷どん大河ドラマ館」へ出掛けました。
  薩摩の姫君が愛した庭園で、雄大な桜島と錦江湾を借景に鹿児島随一の景色を堪能しました。また、錦江湾には豪華客船が寄港しており、大勢の外国人や関西からの中学校の修学旅行生、そして九州管内から中高年と、バラエティーに富んだお客さんで溢れていました。
 さすが南国鹿児島、熊本と違って暖かく素晴らしい天候に恵まれ、高台からの展望を楽しみながら、薩摩彩郷御膳をいただいて満腹。その後、NHK大河ドラマで盛り上がっている「西郷どん」の大河ドラマ館へ移動。明治維新から150年、新たな視点で「愛と勇気で時代を切り開いた男の激動の生涯」をドラマ館で体験しました。
 お楽しみの買い物では、評判の鹿児島名物さつま揚げやかるかん等を買い、笑顔いっぱいの爽やかな1日でした。

写真・文章提供 久保田会長

 

 


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(140)安い日本酒はこうしてできる
三倍増醸造酒の生い立ち 後編

前回の続きです。

では一体、いくらぐらいで出来るのでしょうか?概算をしてみましょう。

【純米酒60%精米 1800mlの原価】

●原料米1俵(60kg) 15,000円 ●玄米20俵で純米酒を仕込むとします。

原料原価:15,000円×20俵=30万円

20俵=20×60kg=1200kg

60%にまで精米するとその重量は

1200s×60%=720kg

総米720kgの仕込みとなります。白米1トン当たりの、発酵によるアルコール生成量は、320リットル/tですから、総米720kgの仕込みだと、発酵から得られる純粋なアルコールは、0.72t×320リットル/t=約230リットル。アルコール度数16%の純米酒であれば、230リットル÷0.16=1438リットル =1升瓶換算で約800本の純米酒が得られます。純米酒一升瓶1本当たりの原料米の原価は、30万円÷800本=375円、純米酒1800mlの原価=375円を覚えておきましょう。

次にこの純米酒を三倍増醸造酒に加工するとします。総量1t当たり720リットルまでの醸造アルコールを添加できるので、総米720kgであれば、518リットルの純粋なアルコールを添加できます。醸造アルコールの原価は、1kl当たり16万円なので、1リットル当たりの原価は

160円/リットル。この仕込みの醸造アルコールの原価は、518リットル×160円=82,880円。

三倍増醸法で得られる酒量は、発酵によるアルコール量230リットル+添加する醸造アルコール量518リットル=748リットル。これをアルコール度数16%に換算すると748リットル÷16%=4675リットル=一升瓶換算で2597本となります。

原価は、原料米原価30万円+添加する醸造アルコールの原価82,880円=382,880円。これに糖類や酸味料の原価を加算すると約40万円となります。三倍増醸造酒一升瓶1本当たりの原価は、40万円÷2597本=154円、三倍増醸造酒

1800mlの原価=154円を覚えておきましょう。

日本酒の酒税は、清酒15度以上16度未満、1kl当たり140,500円。15度を超える1度ごとに9,370円を加算となります。16%未満の清酒1本当たりの酒税は、1升瓶1本当たり253円。純米酒の原料+酒税=628円、三倍増醸造酒の原価+酒税=407円ということになります。これに、製造コストや流通マージンを加えて、三倍増醸造・清酒の一升パックで1,000円未満(税込)の製品が市場に流通することになります。この種類の日本酒が日本酒全体の半分以上を占め、日本酒全体を「美味しくない」「まずい」とイメージに染めてしまっているのが現状です。あなたはどの日本酒をチョイスしますか? 安価な酒?それとも、まっとうな酒?


かわいい声が響きました
てまりフェスタ

 住宅型有料老人ホームてまり(田端施設長)で5月18日(金)、施設利用者と地域の方たちとの交流を目的に「第3回てまりフェスタ」が同施設内で行われ、楽しい1日となりました。
 今回は、三里木保育園うめぐみの園児たち20人が施設を訪れ、美空ひばりの「お祭りマンボ」の曲に合わせて竹太鼓の演奏と「シャボン玉」の歌を披露すると利用者から「かわいかねぇ」と大きな拍手が送られていました。このあと、スペシャルゲストのくまモンが登場。一緒に「くまモン体操」を歌い踊ったり、写真を写したりして触れ合いました。また、屋外には焼きそばや唐揚げなどの食事ブース、割れない不思議なシャボン玉体験会やスーパーボールすくいもあり、にぎやかなフェスタとなりました。
 施設利用者の方は「子どもたちはかわいかったし、くまモンにも会えて楽しかったです」と話されました。


志水警部補 43歳(左)

宮村巡査長 42歳(右)

 4月1日付けで津久礼駐在所に配属になりました。地域の安全・安心を守るため、皆さんに寄り添い、「親しみのあるおまわりさん」となるように頑張ります。気軽にお声をお掛けください。



ブラシノキ フトモモ科

 原産はオーストラリア。別名「カリステモン」「金宝樹(キンポウジュ)」。5月から6月頃にかけて開花し、円筒ブラシのような形の花をつける。日当たりの良い場所を好み、暑さと乾燥には強いが、加湿に弱い性質があるため、水を与えすぎると根が腐ってしまう場合があるので注意が必要。花言葉は「恋の炎」「素直な気持ち」。

撮影場所 矢野さん宅

 


編集後記

 例年より8日早く熊本県も梅雨入りしました。湿度の高いこの時期、毎年、サッパリした冷やし中華が無性に食べたくなります。みなさんは何が食べたくなりますか?(T.A)