ワンネス 911号  2018/07/08発行

AEDで命を繋ぐ
緑ヶ丘区

 緑ヶ丘区(猪股区長)の公民館で6月10日(日)、AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生法の講習会が行われました。
 「いざ」という時に救急車が到着するまでの間(要請連絡から現場到着まで平均8分半)、「心室細動(けいれん)」を起こしている患者の命を繋ぐAED。近年、認知・普及が進み、公共施設や病院、ショッピングモールなど、設置場所も増えていますが、具体的な使用法は、まだ良く知られておらず、夜間などで「設置施設に人がいない」また、「施設が施錠されている」場合、どうするかという問題もあります。
 そこで、区内にAED設置場所を持たなかった同区では、緊急時、そして夜間でも救命措置が出来るよう、同区のほぼ中心に位置する猪股区長宅にAEDを設置。今回はその使用法や心肺蘇生法を同区の役員たち、約20人が参加して学びました。
 DVDで使用手順を学んだ後、講師の設置業者が実際にAEDや訓練用マネキンを使い、胸骨圧迫(心臓マッサージ)や蘇生法を説明。参加者たちも熱心に訓練に参加して「AEDの使用も含め、他の人と協力することが大事だと思います」「胸骨圧迫は力がいるので、女性一人ではけっこう大変、交代するタイミングを計らないといけないですね」と感想を述べました。

 

 

 


パワーあふれる好ゲーム!  ミニバレーボール大会

 菊陽町ミニバレーボール協会(吉野会長)主催の第57回菊陽町会長杯争奪ミニバレーボール大会が6月10日(日)、菊陽中部小学校体育館と菊陽南小学校体育館で行われ、31チームが参加しました。
 開会式ではキャロットチームの吉岡さんが「練習の成果を発揮し、この梅雨空を吹き飛ばすパワーあふれるプレーをすることを誓います」と選手宣誓の後、競技開始。試合は男女の年代別に分かれ、各チームともチームワーク良く、ナイスプレーにはハイタッチをして喜んでいました。
  「かたらんね」チームの富永さんは「3年前からミニバレーを始めました。メンバーに叱咤激励されながら楽しくミニバレーをしています」と話されました。

各優勝チーム
60歳以上女子 かたらんね  49歳以下男子A パラドックスA
50歳以上男子 BEAT1   49歳以下男子B ナニクソ
50歳代 女子 向日葵    39歳以下女子A ロッフェルマムB
40歳代 女子 BEAT2   39歳以下女子B ハッピーボンボン


水俣 湯の児温泉
日帰り親睦旅行

新山白鈴クラブ&沖野親愛会

 新山白鈴クラブ(酒井会長)と沖野親愛会(舟津代表)の33人が6月19日(火)、恒例の日帰り親睦旅行で、水俣 湯の児温泉へ行きました。
 午前9時半に、2台のマイクロバスで出発。途中、徳富蘇峰記念館を見学する予定を時間の都合上中止し、湯の児温泉「海と夕やけ」へ直行しました。早速、名湯百選の温泉へ入ったり、お土産を買うなどした後、正午から懇親会を開始、司会が出席者名簿の名前を読み上げ、本人に起立してもらい自己紹介をしました。その後、舟津代表の乾杯の音頭で早速懇親会を開始。水俣の新鮮な魚の料理などをいただき、話も大いに盛り上がりました。
 約1時間後、おなかも満腹状態で余興開始。カラオケがスタートすると途切れることなく次々と歌が飛び出す盛り上がりで、予定時間もアッと言う間に過ぎました。最後は若かりし頃を思い出し、全員で「青春時代」を合唱して懇親会を終了。その後、玄関内で集合写真を撮り、帰路につきました。途中、道の駅「芦北でこぽん」で買い物と休憩をしましたが、大雨のため、観光巡りが出来なかったのが残念でした。次の再会を誓い合い解散しました。
(写真 酒井会長・文 矢津田さん提供)

 

 

 


  (135)ベニバナ(紅花) キク科

 ベニバナは、一般には越年生草本ですが、2月頃種子を蒔くと1年草になります。紅色の花びら(管状花)を薬用で「紅花(こうか)」といいます。6月に黄色い花をつけ、6月下旬〜7月にかけて花が枯れかけると花びらが紅色になります。
 江戸時代に山形県の最上地方での栽培が盛んになり、品質の高い紅花として非常に珍重されました。紅色の花びらは「通経、駆?血(くおけつ)」などの作用があり、一般用漢方製剤294処方のうち、通導散(つうどうさん)、葛根紅花湯(かっこんこうかとう)など11処方に配合されています。
 民間薬としては、産前、産後、腹痛など婦人病一般には、紅花を1日3〜5g煎じて服用します。 また、昔から、浄血薬として、婦人の血の道に用いられ、月経不順、冷え性、産後の腹痛、更年期障害などに、また、血行障害によるくお血、腫瘍、打撲傷(打身の青あざ)などにも効果があるとされています。生薬は紅色が鮮やかで、黄色色素が少なく香りのよいものが良品とされます。
 薬用の他、天然色素原料として食品や化粧品(口紅など)にも用いられています。管状花を発酵させていくと化粧品などの原料になる紅餅にして、江戸時代はハマグリの貝殻に紅餅を入れて口紅に用いていました。また、ベニバナの種子を絞るとリノール酸の豊富(約70%)な、紅花油が得られます。血液中のコレステロールの低下や動脈硬化予防に良いとして多量に用いられていましたが、偏った食用油の利用は身体に良くないと言われていますので、注意が必要です。菜種油、米ぬか油、胡麻油、オリーブ油、ヒマワリ油等々多種な油があり、油は食として必要ですが、油(油脂)の取り過ぎには注意して下さい。
 天ぷら、揚げ物などの料理は、苦み・渋味などの味をマイルドにして食べやすくなりますが、胃で油分が除かれて、苦味・渋味の成分の、例えばポリフェノールが胃の粘膜と結合して胃を弱らせることがあります。胃の弱い人はポリフェノールの取り過ぎ、刺激のある香辛料の取り過ぎは夏バテに繋がりますので、注意して下さい。
夏バテのもう一つの原因は「冷たいモノの取り過ぎ」です、ほどほどにしましょう。

◆ベニバナ酒の作り方

 ガーゼなどに紅花を30〜40gを包み、ホワイトリカー1.8リットル、砂糖300〜400gと漬け込みます。2ヵ月程度熟成させると、茶紅色のきれいなベニバナ酒が出来上がります。婦人病などの改善に服用すると良いでしょう。



音楽で頭の体操

 あさひヶ丘区にあるギャラリー「クロストークL&E」では、毎月5の日(5日、15日、25日)に、おしゃべりをしたり、情報交換をしたりと誰もが集える「5の日のティータイム」が行われています。
 6月15日(金)は地域で音楽教室を主宰している鍋島さんが「音楽脳トレ&コンサート」を行いました。
 まずは、あいさつ代わりに配られた鳴子を「笑点のテーマ」の曲に合わせて鳴らしました。また、サクソフォン・二胡・ピアノの演奏で「糸」も披露されました。
 音楽で脳トレで一番盛り上がったのは、新聞紙を楽器に見立てて、音楽に合わせてあおいだり「ビリビリ」と破って上に投げたりするゲームでした。参加した皆さんは、日頃のストレスを発散していたようでした。
 参加した鈴木さんは「鍋島先生の音楽で脳トレは何度か参加したことがあるので今回も楽しみにして来ました。元気が出ました」と話され、山口さんは「楽しかったし頭の体操になりました。そして、ステキな演奏も聞けて癒されました」と話されました。

 

 

 



コガネバナ シソ科

 草丈30cmほどの多年草。ロシア・モンゴル・中国・朝鮮半島原産で、日本には江戸時代に種子が持ち込まれた。
 根の断面が鮮やかな黄色であるため(個体差がある)この名が付けられた。花言葉は「密かな輝き」。

写真提供  ひばりヶ丘区 矢原さん

 

 

 7月1日の午前3時半ごろ、クマゼミが羽化しているところを発見。「え? もう? いつもより早くない?」と思ったら、年々少しずつ羽化時期が早まってるそうで・・・。今年も熱い夏がやって来たなあ〜! 
青葉台区 ぐりんさん