ワンネス 913号  2018/07/22発行

防災・共助の意識向上を!
菊陽杉並台区

 菊陽杉並台区(田中区長)で清掃活動と花植え、防災訓練が7月1日(日)、子どもから大人まで地域住民約70人が参加し行われました。
 午前7時から区内の公園や遊歩道など5ヵ所の清掃や、植えられている苗木の剪定(せんてい)、花壇にマリーゴールドやサルビアなど5種類の花、504苗の花植えを実施し、汗を流しました。
 午前9時からは同区コミュニティーセンター横グラウンドで防災訓練が行われ、田中区長のあいさつに続いて同自治会副会長の北岡さんによる災害時の簡易トイレの使用方法の説明がありました。その後、泉ヶ丘消防署から3人の消防士を招いて放水訓練や消火器訓練、公民館内では突然倒れている人を助ける救命訓練があり、参加者は質問を交えながら、人工呼吸や胸骨圧迫、救急車が到着するまでの間の適切な対応方法、AEDを使用しての救命方法を実践的に学びました。また、最後に乾燥した米に水分を加えるだけでご飯になる非常食「アルファ米」の炊き出し訓練と試食会が行われ、普通のご飯と変わらぬ味で好評でした。

 

 


天までとどけ
 短冊に願いを込めて

菊陽町立白鈴園

 菊陽町立白鈴園(井戸園長)のたなばた会が7月6日(金)、多くの保護者も参加し、にぎやかに行われました。
 オープニングでは年長組のらいおんぐみの園児たちによる「かえるのうた」のメロディオン演奏や「きらきら星」を日本語、英語、中国語で合唱し、会場を訪れた保護者席や来賓席からは大きな拍手が送られていました。保護者たちは「お家でもたくさん歌や楽器の練習をして頑張ってて、今日はとても上手にできてると思いました」「自分の子どもがこんなに上手に演奏できるようになるとは思ってなかったので、感動で胸がいっぱいです」などの感想を話されていました。
 また、井戸園長は七夕の5色の短冊についての説明し、「白鈴園のみんなが元気にニコニコ笑顔で暮らせますようにとお願いごとをしました」と話されました。園児たちも「ずっと家族が元気でいられますように」「おじいちゃん、おばあちゃんが元気になりますように」「絵本と仲良くなれますように」といった願いごとを短冊に込めていました。ほかにも先生たちから短冊以外のお飾りの意味や、お話や七夕発祥の由来を分かりやすく説明する人形劇もあり、園児たちも熱心に聞き入っていました。
 最後は園児全員で「たなばたさま」を歌い、元気な歌声を会場に響かせました。終了後の昼食では、招待された6人の児童民生委員の方々と一緒に食事をいただきながら交流を楽しみました。

 

 

 


  自家焙煎珈琲  しゃらん  舩元 優二

(16)インスタントコーヒーの発明者は日本人!?

 第二次大戦後、一般庶民へのコーヒー普及に大きく貢献したインスタントコーヒー。実はこれは1899年に日本人の加藤博士が発明したものだという説があります。コーヒーを液化してから水分を除去して粉末にしたものを作ったのですが、日本には発表する場も販売する道もなかったのです。
 博士はアメリカに渡り、1901年に「ソリュブル(可溶性)コーヒー」としてパンアメリカン博覧会で発表。話題となりましたが、特許を取っておらず、1903年にジョージ・ワシントンという人物が特許を取得してしまい、インスタントコーヒーの発明者となりました。
 博士は、名前ですら「サトル」「サトリ」「サルトリ」と諸説あり、まさに謎を秘めた幻の発明者となってしまいました。博士は実業家ではないので、特許をとって商売に生かすという発想はなかったのです。しかし、研究者としての地位を確立した人として、称賛したいと思います。

 

コーヒーお菓子の先駆けといえば!

 1971年に明治製菓から発表された「コーヒービート」は、多くの人に衝撃を与えました。
 “チョコとコーヒー、2つの味が1つになった”というキャッチコピーも、「ビート」というネーミングもコーヒー豆の形に成形された粒も、すべてがカッコよかったです。コーヒーを飲ませてもらえない子どもにとっては、「ちょっと大人の気分になれる自慢のチョコレートだった」と、特に50代の大人は懐かしがっていらっしゃるのではないでしょうか?
 現在でも、コーヒーとチョコはケーキ以上に相性が良いのではないかと思います。暑い夏こそアイスではなく、ホットコーヒーを飲んで、チョコ食べて、ちょこっと、ほっとしてみる時間も大切じゃないでしょうか?(笑)

自家焙煎珈琲 しゃらん
菊陽町 光の森 7丁目17−5
п@096−202−6793


地域で育む夢への架け橋
青少年のつどい

 「〜明るく住みよい社会を目指す〜青少年のつどい」が、7月7日(土)、同実行委員会主催で菊陽町図書館ホールで開かれました。
 菊陽町PTA連絡協議会の西村浩明会長の開会あいさつや後藤三雄町長の主催者あいさつに続き、“社会を明るくする運動”の啓発ビデオ上映会や、女性の立場から、地域の犯罪や非行からの立ち直り支援を目的に発足した菊陽町更生保護女性会の村上会長が、児童の見守り活動や高齢者との交流活動などの活動紹介を行いました。
 その後、菊陽町の小学生6人、中学生4人の生徒が「私の夢と地域との関わり」と題したメッセージ発表を行い、学校での職場体験や部活動など日常生活での気づきから、将来の夢の実現、地域に役立つために何が必要かを自分の言葉で堂々と、具体的に述べ、来場者も感心しながら熱心に耳を傾けていました。

 

 



ムクゲ アオイ科

 インド、中国原産。日本へは平安時代に持ち込まれた。樹高3〜4mくらいのものが多く、庭木や街路樹、公園などに植えられている。花期は7月〜10月で夏から秋にかけて10p〜20pの白、紫、赤色の大きく美しい花をつける。花言葉は「信念」。
撮影場所 緑ヶ丘区 Tさん宅


  アビリティスクール マリオネット 高畑圭輔  http://pc-mario.com

(75)プログラミング教育とは

 2020年から小学校でプログラミング教育が始まります。このプログラミング教育というのは一体どのような物なのでしょうか?
 一般的にプログラミングというと「よく分からない英文のようなものを打ち込んでいく作業」というようなイメージを持たれているのではないでしょうか。この「英文のようなもの」の事をプログラム言語といいます。では、このプログラム言語の習得を目指すのがプログラミング教育なのか、というと少し異なります。
 プログラミング教育の目的は「コンピューターを“意図したとおりに動かす”体験を通じて、目的を達成するためにどのような動作を組み合わせる必要があるかを考え、手順を構築する能力(プログラミング的思考)を身に付ける」ことなのです。
 この背景には今後、ロボットや人工知能の普及に伴い、コンピューターに的確な指示を行える人材が多く必要になるからです。これからの社会に必須の能力であり、すでに「プログラミング教育を受けていない人材は採用しない」と正式に発表してる大手企業もあります。ロボットやプログラミングの教室もどんどん増えています(弊社でもやってます!)ので、気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか?