ワンネス 923号  2018/10/07発行

光の絆で明るい未来を
夢街光の森会 秋祭り

 菊陽町光の森地区や、その周辺に事務所・事業所を有する商工業者で発足された夢街光の森会(甲斐会長)主催の第6回光の森秋祭りが9月15日(土)、同町光の森公園で開催され、会場には約6000人の来場者が訪れ、大いににぎわいました。
 開会式の前にオープニングステージとして、菊陽武蔵剣豪太鼓の演奏があり、力強いパフォーマンスに会場からは大きな拍手が送られていました。
 続いて開会式が行われた後、ご当地ヒーロー「肥後ブレイブ」のヒーローショーや菊陽中学校吹奏楽部の演奏、ゲストとして招かれた熊本在住のシンガーソングライターのアイカさんのミニライブなどさまざまなステージで来場者は楽しんでいました。また、会場には焼き鳥やから揚げ、たこ焼きなど多くの出店も並び、買い求める来場者が列をつくり、にぎわいを見せていました。
 会場横の遊歩道には、同会が菊陽町全域の小中学校に作成依頼し、制作された紙灯籠約3200基が設置され、日も暮れた午後7時半の点灯式で明かりが灯されると、やさしい光が遊歩道一帯を幻想的に包み、来場者も足を止めて見入っていました。

 

 


気付いてあげよう
人の気持ち

人権のまち菊陽フェス

 人権のまち菊陽フェスタが9月8日(土)、菊陽町図書館ホールで行われました。
 オープニングイベントの「コッコロ隊」による楽しいステージの後、講演会が行われ、講師は「子ども学び館」代表取締役 の福永さんが、22年間の教育の現場で培った話をされたり、「君をいじめからまもる」と題した一人芝居を演じました。
 福永さんは、一人芝居を通し、クラスの中でのいじめや、いじめのメカニズム、そして「いじめは先生のいない教室で起こること」を分かりやすく演じられました。
 来場した穴見さん、青木さん、梅田さんは「中学生の母親です。とても考えさせられました。ぜひ子どもたちにも聞かせてあげたいです」と話されました。

 

 

 


おいでませ「山口ゆめ花博」
菊陽町歩こう会

 キンモクセイの甘い香りと真っ赤なヒガンバナが咲き誇る9月19日(水)、菊陽町歩こう会(久保田会長)は山口県・山口市で開催中の「全国都市緑化やまぐちフェア 山口ゆめ花博」へ出掛けました。
 「山口ゆめ花博」は「庭のパビリオン」「森のピクニック」「山の外遊び」など、8つのゾーンがあり、おのおのの特色を生かして大人から子どもまで、1日中楽しめるプランでいっぱいでした。例えばメインの「花の谷ゾーン」では、山口県オリジナルの品種や希少品種の展示・栽培や、華道家 假屋崎省吾さんの素晴らしいオブジェが展示されたりしていて、広々とした会場の全てを短時間では見学できなかったのはちょっと残念でした。
 他にも楽しく夢のある花博のおかげで、少々疲れはしましたが、7000歩を軽くオーバーする距離を歩きました。また、ランチは海と空港が見える「かめうら苑」の由緒ある明治時代の建物で、瀬戸内海の新鮮な魚介に舌鼓。帰りの車中では大相撲観戦に盛り上がって、とても有意義な一日でした。  
文・写真提供 久保田会長

 

 


  三里木区 たわらや酒店 宇野功一

(144)グリーン車と大吟醸

 グリーン車ってご存じでしょうか? 全国のJRの路線の中で、幹線を走る特急列車には必ず連結されている優等車両のことです。東海道新幹線には編成の中央に2両連結されています。
 グリーン車特急料金は、通常の特急料金よりも割高ですが、シートピッチが広く、附帯するサービスもぜいたくです。通路はじゅうたんが張られ、車内空間もかなりリッチな感じがします。1969年(昭和44年)以前は、グリーン車よりももっとぜいたくな車両が存在していました。1等車、2等車、3等車と分かれていました。

1等車⇒「イ」 車体帯の色「白」
2等車⇒「ロ」 車体帯の色「青」
3等車⇒「ハ」 車体帯の色「赤」

 1等車からイロハ…の順番でした。1等車はグリーン車以上にぜいたくな内装になっていたようです。今のグリーン車は実は、昔の2等車です。車体番号に「ロ」の字が表記されているものがグリーン車です。「ハ」の字が標記されているのが普通車です。余談ですが、JR九州が運行しているクルーズトレイン「ななつ星」は「イ」車で、久々に1等車が復活したことになります。

◆日本酒のグリーン車「大吟醸」
 焼酎と違い日本酒には等級が存在します。平成4年まで日本酒には「特級」「一級」「二級」と級別がありました。現在、級別制度は廃止になり、代わって日本酒の品質によって酒を選ぶ時代になりました。
 「普通酒」「本醸造」「純米酒」「(純米)吟醸酒」「(純米)大吟醸」のように、使用するお米の原料をどれだけ磨く(精白)するかでランクが分かれます。「本醸造」や「純米酒」は精米歩合70%以下、「吟醸」は60%以下、「大吟醸」は50%以下です。原料米を磨けば、このような特定名称を表示できるのです。が、ここで問題なのが、会社(蔵元)によって、基準が違うということです。
 真摯(しんし)な蔵元ならば、お米を精米した上で、出来上がった酒の香味が、その特定名称にかなったものになっているかどうかで判断します。しかし、悪徳とまでは言いませんが、あまり良心的でない蔵元は、お米を磨いたということで、特定名称を標記します。
 弊店にこんな声がよく来ます。
 「あのお店で、お手頃価格で大吟醸があったので買ったのだが、美味しくなかった…」大吟醸の標記も自主基準。蔵元の良心で表示が決まります。開栓しないと香味が分かりませんので、良心的な蔵元のお酒を、選んでくれるかどうかは酒屋の腕の見せどころです。弊店にはお手頃価格でグリーン車クラスの酒があります。
 10月1日は、日本酒の日でした。これから熟成したお酒が美味しくなる季節を迎えます。あなたにお好みの日本酒をお見立ていたします。


じいじ・ばあばの参観日
三里木保育園

 三里木保育園(田中園長)で9月14日(金)、敬老の日にちなみ、「さんりぎっこ ふれあい会」が行われ、園児の祖父母、約60人が訪れました。
 午前9時半、目を細めて孫の姿を見つめる祖父母の前で、つばき(3歳)・さくら(4歳)・うめ(5歳)の3組の園児が元気に体操を披露。ともやくんと、れいちゃんが「おじいちゃん、おばあちゃん、今日は遊びに来てくれてありがとう。おいしいだんご汁をつくりましょう」と挨拶しました。
 その後、全員で教室に戻って手を洗い、マスク・エプロン・三角巾を着用して、だんご作り。園児たちは蒸したサツマイモを一生懸命につぶし、祖父母と一緒に直径3pほどの「おひめさんだご」を作りました。出来上がっただんごは、普段の勉強の成果を発表している間に具だくさんのだんご汁に調理され、高菜めしと共にお昼ごはんに。みんな笑顔で、おいしくいただきました。

 

 


  「民謡民舞 今フェス2018」に出場

 菊陽町中央公民館にて民謡講師をしている外村信子です。
 10月13(土)、浅草公会堂にて公益財団法人日本民謡協会が主催する「民謡民舞 今フェス 2018」が開催されます。
 この大会は昨年1年間で全国各地の民謡大会でグランプリを受賞した曲をテープ審査され、今回「民謡 田原坂」で34名に選出されました。
 西南戦争終結から今年で141年になり「田原坂」は短い詞の中に歴史の重みを感じます。継承していくためにも、戦没者の方々へ、唄で供養できればと思います。
 全国大会出場できるだけでも光栄の限りです。


菊陽中 九州合唱コンクールで金賞

 第73回九州合唱コンクールが、9月8日(土)、宮崎県立芸術劇場アイザックスターンホールで行われました。
 菊陽中学校合唱部は、「AVE REGINA CAELORUM U(アヴェ レジーナ チェロールム2)」「贈り物」の2曲を演奏し、金賞を受賞。2年連続、全国大会への切符を手にすることができました。
 10月28日(日)に長野市で行われる全日本合唱コンクール全国大会では金賞を目標に、聴いてくださる方に素敵な夢の贈り物をお届けできるよう、思いを込めて演奏してまいります。
 どうぞ応援よろしくお願い致します。

文・写真提供 合唱部顧問 青木 敦子

 

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