ワンネス 924号  2018/10/14発行

各地区で敬老会開く

 今年も敬老の日(本年は9月17日)に合わせ、菊陽町各地区で敬老会が行われました。
 1947年(昭和22年)9月15日、兵庫県の野間谷村(現 多可町八千代区)で「老人を大切にし、その知恵を借りて村作りをしよう」と始まり、初めて総人口が1億人を突破した1966年(昭和41年)に「敬老の日」として、国民の祝日に制定されてから52年。現在、熊本県内の100歳以上の高齢者は女性が1289人、男性が175人となっています。
  県内で、もっとも高齢化率の低い菊陽町(20%)にも、100歳以上の高齢者が28人(女性27人、男性1人)お住まいです。
 各地区とも町・地区・子ども会などからのお祝い品や、感謝の気持ちがこもったメッセージが出席者に手渡され、歌や踊りなどで敬老の日を祝いましたが、そこはいつもお元気な菊陽町の皆さん。対象者自らステージに立ち、達者な芸を披露。会場には大きな声援や拍手、そして笑顔が絶えませんでした。
 沖野区の大野さんは「今年から敬老会デビューです。毎年、家々が増えている沖野区が、これからも発展していけば良いな、と思います」と話されました。

新山区 9月15日(土) 沖野区 9月16日(日)
新成区 9月16日(日) 下津久礼区 9月17日(月)
ひばりヶ丘区 9月17日(月) 菊陽杉並台区 9月17日(月)
合志杉並台 9月17日(月)

  矢原正治

(138)ハマナス バラ科

 「知床旅情」という歌の歌詞の最初に『知床の岬に ハマナスの咲く頃 思い出しておくれ 俺たちのことを…』があり、北海道に行くと海岸の低木の木々がハマナスのことがあります。熊本でハマナスを見たい時は、味噌天神近くの熊本大学薬学部 薬用植物園に出かけてください。

   

 ハマナスも薬用で、熟した果実で薬用酒を作り、疲労回復、低血圧、不眠などに、また食用にもなります。花弁は、通経、止瀉(ししゃ)作用があるといわれています。下痢止め、月経過多に、よく乾かした花弁を、1回量5gくらいを茶わんに入れて熱湯を注ぎ、温かいうちに飲みます。花びらおよび果実はジャムにして食べることもあります。また、根はタンニンを含み、染料として暗い黄赤色に染める「秋田八丈(あきたはちじょう)」に利用されます。さらに、ハマナスは皇太子徳仁親王妃雅子殿下のお印です。
 
 9月中旬頃から、朝夕冷え込んできました。ヒガンバナの花も咲き出しました。
 気温が5℃下がると、また20℃を切るようになると、背中を冷やして冬の風邪を引くことがあります。もし、背中を冷やしてゾクッとしたら、体力のある方は葛根湯を頓服ですぐ飲んでください。また、一服で汗が出ない時は2時間後にもう一服飲んでください。これでもし汗がでたら、飲むのを止め(絶対に飲み続けないこと)、温かくして養生してください。(汗を拭いて下着を着替えた方がベストです.。葛根湯を一日3回で飲んでも効果がないことが多いです)。体力のない方が葛根湯を飲むと、汗が出過ぎて止まらなくなることがありますので、十分注意してください。

◆食欲の秋
 これから空気が乾いてきます。胃は湿気に弱く、湿度が高いと夏バテという食欲不振がおこります。しかし湿度が下がると胃の調子が少しずつ良くなります。秋に湿度が下がり、そのために食欲がアップするので「食欲の秋」と言われます。ただ、食欲の秋と言っても、夏に弱っていた胃に急に食べ物を入れ過ぎると、胃も弱りますので、少しずつ食べるのを増やしてください。夏バテのままの胃で冬を迎えると、免疫力が落ち、風邪を引きやすくなります。弱った胃をいたわり、冬までに普通に近い状態にしてください。


菊陽町の魅力をPR
菊陽“まち”遊び

 菊陽町の商工業者や農家と一緒に菊陽町の魅力をたっぷりと体験できるイベント「菊陽“まち”遊び」が、今年も10月9日(火)〜11月30日(金)の間、同町内各所で行われます。
 その事前PRのため、RKK熊本放送「ウェルカム!」の撮影スタッフが9月12日(水)、サンドアート教室や味噌玉つくり体験、人形供養会などの紹介VTRの撮影に訪れました。
 最初に訪れたのは10月20日(土)に開催される「エゴマ収穫体験」の無農薬で栽培されたエゴマ畑。同町商工会関係者や尚絅大学の学生が、生産者と一緒に畑を歩いて、栽培の苦労やエゴマの効能などの説明を受けました。
 また、「家庭でできるパン作り」(10・11月の第2・3水曜日開催) は、まちこパン教室の住田さんがイベント実行委員6人と共に、ハムロールパンと抹茶あんぱんを作り、おいしい、楽しい“まち”遊びをたっぷりとPRしました。

 

 



ゴルフの基本を学ぶ

 菊陽町スポーツ推進委員主催の「第2回スナッグゴルフ大会」が9月9日(日)、同町民体育館で開催されました。
 当初は同町グラウンドで開催予定でしたが、降雨のため、会場を体育館に変更。2年生以上の小学生、32人が参加し、「スナッグターゲット」「スナッグボード」で個人戦を行った後、「ニュースポーツ競技」の中から「五目お手玉」「アジャタ(スポーツ玉入れ)」の2種目の団体競技を行い、大いに盛り上がりました。
文章・写真提供 
  スナッグゴルフ実行委員会