ワンネス 928号  2018/11/11発行

実りの秋 収穫の時 迎える
菊陽中部小学校

 菊陽中部小学校の5年生が10月19日(金)、上津久礼区の田んぼで、地元農家の方々や同町役場・おおきく土地改良区・JA職員の指導を受け稲刈りを行いました。
 この活動は体験学習の一環として、同校が毎年実施しており、6月5日(火)に種まきをし、同月28日(木)に、成長した苗を子どもたちの手で丁寧に田んぼに植え付けました。稲が育つまでの間、かかしの作製や設置、水温や稲の長さを測ったりして観察を行ってきました。
 作業に取り掛かる前に、吉村さんと前田さんから、鎌の扱い方など作業上の注意点を聞いて稲刈りを開始。子どもたちも笑顔で元気に作業に取り組んでいました。
 手作業での稲刈りを終えた後は、コンバインの収穫作業を手伝ったり、千歯こきと足踏み式脱穀機で昔ながらの脱穀作業を体験しました。
 吉村さんは「毎日食べているお米は、これだけ手が掛かってできます。この体験学習は子どもたちにとっても、いい経験になったと思います」と話されました。子どもたちからも「作業は大変だったけど、とても楽しかった」などの感想が聞かれました。

 

 


日頃の感謝を込めて
ほっとステーション武蔵ヶ丘

 菊陽町社会福祉協議会が「食・交流・相談」をテーマに運営し、地域福祉の活動拠点としている「ほっとステーション武蔵ヶ丘」で10月21日(日)、日頃からご協力いただいている地域の方々や、施設利用者に感謝の気持ちを込めた「ほっとステーション武蔵ヶ丘感謝祭」が開催され、多くの来場者でにぎわいました。
 会場では、同協議会の佐藤副会長のあいさつに続き、菊陽マジッククラブの“Mr.ハナグリック”のマジックショーや、オルオルオハナのフラダンス、道やっこ一座の公演、ほっとバンドのバンド演奏の愉快なステージショーがあり、来場者からも大きな拍手が送られ大盛り上がりでした。
 ほかにも編み物の販売や子どもたちも楽しめる射的コーナー、また、屋外では焼きそば、唐揚げなどの惣菜やお弁当の出店販売があり、終始にぎわいを見せていました。

 

 


ホールインワンは
 気持ちんよかね!

下津久礼区グラウンドゴルフ大会

 下津久礼区のグラウンドゴルフ大会が10月21日(日)、区民90人が参加し、同区グラウンドで行われました。
 大会は、8ホールを2回まわるコースで行われる組対抗戦。参加者はプレーするたびに「あー、力不足」「やった! ホールインワン」などの声を上げ、グラウンドゴルフを楽しんでいました。
 皆本つぼみさんと河瀬あおみさんは「残念ながらホールインワンは出ませんでしたが、秋晴れの中すがすがしい気持ちでプレーしました」と話されました。
 終了後、成績発表があり、優勝は6組、個人優勝は磯田さんでした。

  

  

 


  矢原正治

(139)コロシントウリ  ウリ科

 玉は小ぶりで、スイカに似ています。アフリカ中央部の砂漠地帯に自生しています。薬用として果汁は利尿効果があり,また果汁を濃縮して急性や慢性の腎臓炎のときに利用もされるといわれていますが、そのまま食すと激しい下痢で脱水症状になり砂漠では自殺行為となる可能性があります。

 ウリ科植物の果実は元々苦みがあるものが多く、嘔吐・下痢を起こすことがありますが、品種改良をし、食用になっているものが多くあります。今年、ズッキーニ、ヘチマ(若い実)、ニガウリを食べて、下痢をしたという報告があります。ウリ科の苦みの成分の「ククルビタシン類」には、下痢を起こす性質があります。ニガウリには、別の苦い成分も多く入っていますが、下痢には影響は無いようです。
 ウリ科のニガウリ、スイカ、メロン、ウリ類等は、身体を冷やす性質がありますので、冷えの強い人、体力の弱った人は、たくさん食べないほうがよいですね。食品には体を温める食材、冷やす食材があります。体調に相談して食材も選んで食べると良いと思います。

 便秘で悩んでいる方が意外と多いのではと思います。理由は緊張・ストレスが続く社会だからでしょうか? 交感神経が長い時間、優位(緊張状態)ですと肛門の筋肉が緊張して便が出にくくなるのではと思います。皆さまいかがでしょうか?
 まず便秘解消には、便意を催したら、恥ずかしがらずに「すぐ便所に行く」こと。我慢すると便秘になりがちです。1日3回も食べるのに、一度も出さないのはおかしくありませんか? 大便は、不要なものを身体の外に出すことですので、残しておくと、不要のものが大腸から吸収されて、血液中に入り、身体に害を起こす可能性があります。出すものは早めに出しましょう。

 「便所=身体からの便り所、小便:小さい便り、大便:大きな便り」ですので、例えば、小便は熱がある時は黄色になります。毎日、便りの色、臭い、形等を確認して体調を自己管理してください。また、口の中の「舌」の苔、色などでも身体の便りを見ることができます。
 胃が重くて食欲が減った時は、舌に白い苔が、熱のある時は、舌が少し赤色になります。毎朝、歯を磨く時に舌の変化を観察し、体調と比べてください。

 気温差が激しくなると風邪を引きやすくなります。背中から腰を冷やさないようにご自愛ください。


  元気な高齢者の活躍の場

  

 公益社団法人菊陽町シルバー人材センター(河野正明理事長)は10月20日(土)、同町役場周辺の清掃奉仕活動を行いました。
 清掃奉仕活動に参加した会員100人は、定年退職後の生きがいの場を求めてシルバー人材センターへ入会。自分の能力を生かした作業や、若い頃培った仕事を生かして就業されています。
 参加者が除草作業やゴミ拾い、樹木剪定に分かれて作業すると、約1時間でゴミ袋120袋が集まりました。参加者は「高齢者の活動できれいになれば嬉しいです。私たちの活躍の場があり、感謝します」と、話されていました。

 

〜 会員募集中 〜
 仕事内容は、建物の清掃や除草・草刈りなどの屋内外の一般作業や、学童クラブのお手伝い、植木の手入れ・垣根や庭木の剪定などです。特に女性の方を募集します。入会して仲間作りをしませんか。皆さんの入会をお待ちしています。

 詳しくは、(公社)菊陽町シルバー人材センター(рQ32−6276)にご相談ください。



にんじん絵画クラブ

 三里木町民センターで、毎週土曜日の午後12時半から午後4時半までの間、上村先生のご指導のもと、油絵を基礎から学んでいます。
 現在、受講生は11人で、春と秋にはみんなで外に出掛け、スケッチを楽しんだりしています。油絵が初めてという方はもちろん、もうワンランク技術をアップさせたいという方にも最適だと思います。

 



ヒメアカタテハ
 タテハチョウ科

 最近よく見かけるヒメアカタテハ。この蝶を見ると「もう今年の夏も終わったなあ」と思います。

青葉台区 ぐりんさん


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