ワンネス 972号   2019/12/01発行

 文化・芸術の秋。今年も各地域で文化祭が開催されました。力作揃いの絵画や書道、丹精込めて育てた盆栽などのほか、ふれあいサロンの作品や子ども会のほほ笑ましい作品など多数展示されました。
 また、地域によっては、野菜の朝市が行われたり、マジックショー、茶道体験コーナーなどが行われていました。また、コーヒーやぜんざい、豚汁、焼きそばなどが振る舞われ、会場は地域住民同士の親睦と交流の場になっていました。
 文化・芸術の秋。今年も各地域で文化祭が開催されました。力作揃いの絵画や書道、丹精込めて育てた盆栽などのほか、ふれあいサロンの作品や子ども会のほほ笑ましい作品など多数展示されました。
 また、地域によっては、野菜の朝市が行われたり、マジックショー、茶道体験コーナーなどが行われていました。また、コーヒーやぜんざい、豚汁、焼きそばなどが振る舞われ、会場は地域住民同士の親睦と交流の場になっていました。

菊陽杉並台区
10月27日(日)


合志杉並台
11月3日(日)

三里木区
11月10日(日)


三里木北区
11月10日(日)

あさひヶ丘区
11月16日(土)・17日(日)

青葉台区
11月 16日(土)・17日(日)

新成区
11月17日(日)


  三里木区 たわらや酒店 宇野功一

(157)たわらや酒店 リニューアルオープン

◆熊本地震の被害を乗り越えて
 熊本の方にとりまして、あの揺れは「まさか」の一言でした。今、思い返してみれば、本当にゾッとします。
 弊社・たわらや酒店が現在の旧国道57号線沿いでお店を構えたのは、1978(昭和53)年8月でした。戦後、昭和26年に祖父が復員後、酒屋を熊本市水前寺で創業。その後、父が菊陽町に引っ越し、酒屋を始めました。当時の三里木は、桜の古木が並び、家から駅まで建物は全くありませんでした。今とは比較にならないほどの田舎でした。
 築40年の建物は、半壊との判定。本震直後は、ガラス、商品は割れ、お店はさまざまな酒が割れて悲惨な状況でした。
 地震後しばらくは、開店休業状態。お酒を買いに来るお客様はゼロ。ひたすら、雑巾に割れたお酒を吸わせ、バケツで絞る作業を繰り返しました。雑巾にガラスが絡み、絞る時に指にガラスが刺さり、血が出るのです。それを見かねた、熊日菊陽販売センターの夕刊配達の方が、すぐにタオルや雑巾を約百枚、集めてくださいました。本当に嬉しかったです。私も同じように「何か報いることはできないか?」と考え、当時、避難所となっていた三里木町民センターや町内の避難所に夕飯の時に温かい食べ物を作り奉仕しました。
 2018(平成30)年3月に被災した建物を解体して、プレハブの建物での仮店舗営業となりました。この1年9か月は心身ともに本当にこたえました。

◆ いよいよ新装オープン
 弊社が心がけてきたこと。それは、伝統の日本の酒を醸す酒蔵から、直接お酒を仕入れ、定価で、品質のより良い状態でお渡しすることです。いよいよ12月12日(木)に新装オープンをする予定です。これまで日本酒・焼酎・梅酒に特化した売り場に加え、新しく国産のワイナリーが醸した国産ワイン、フランス、イタリア、スペイン、ドイツなどから輸入した品質の高い地ワイン、国産のクラフトビール、輸入ビール、全国の酒蔵が推奨するお酒に合う肴(食品)の販売を開始します。
 店に併設して、飲食スペースが生まれます。こちらの開店は年明けになりますが…。その場で、お酒とお料理が楽しめる情報発信のお店が生まれます。ご来店お待ち申し上げます。


  矢原正治

(152)アシタバ セリ科

  

 「切っても明日も葉が出る」からアシタバとついたと言われています。東京都の南の島の八丈島、伊豆七島や本州の温暖な海岸線に自生しています。
 昔、知人から、八丈島で乳牛が食べてミルクが沢山出るようになったという話を聞きました。切ると黄色い汁が出てきます。これはポリフェノール類フラボノイドの仲間のカルコン(Chalcone)類の黄色い色に由来します。1970年代から成分・機能性の研究が行われ、機能性に関する多くの成果が得られています。
 民間薬としては、高血圧の予防、強壮・強精、食欲増進、疲労回復などで利用されています。また、野菜としても用いられています。
 何度も言いますが、良いからと取り過ぎないでください。また、合う人と合わない人がいますので、「試してみませんか?」とお勧め下さい。
 11月の前半は、山口の小野田にある江汐公園内の薬用植物園で、薬用植物の管理の仕事(野良仕事)をしていました。
 日に日に日没が早くなっています。太陽が当たっている時は、動いていると汗をかくほど温かいのですが、陽が陰ると急に寒くなります。太陽が西に傾く2時頃から陰が伸びだし、3時を過ぎると園全体が完全に日陰で寒くなります。汗をかいてジャケットを脱ぎ、仕事を続けていると、体が冷え、16時頃には何となく風邪気味だなと感じ、おかしいなと思ったので「葛根湯を一包」、2時間後位に更に一包を飲み2日間続いた風邪気味だったのを防ぎました。 
 12月は落ち葉の季節ですが、11月に入り、紅葉が始まりました。皆様はどのような木の葉の紅葉が好きですか?少し変わった紅葉の木をご紹介します。落羽松(らくうしょう ヒノキ科)で、別名「沼杉」といいます。水の中に生えることが出来るので、この名前がついています。幹の周りに呼吸のための呼吸根≪気根、膝根(しっこん)》が出ます。私が薬用植物園を作っている山口県山陽小野田市の小野田IC近くの江汐公園内の薬用植物園の北の池の中に生えています。
 風邪&食中毒に気を付け、元気で、年末&新年をお迎え下さい。



日本太鼓ジュニアコンクール熊本県大会で優勝
全国大会出場へ!

菊陽武蔵剣豪太鼓

 私たち菊陽武蔵剣豪太鼓は、1985年10月に発足し、今年で34年目を迎えました。宮本武蔵のお墓が近くにあることから菊陽武蔵剣豪太鼓と名付けられました。
 小学校1年生から社会人まで、幅広い年齢層で菊陽町を拠点に活動しています。週2回の練習をしながら、町内外での夏祭り、老人ホーム、障害者施設への慰問、ホテルでの各種パーティ等で和太鼓の演奏をさせていただいております。
 先日、10月27日(日)に行われた高校生以下が出場する日本太鼓ジュニアコンクール熊本県大会で優勝し、3月22日(日)に愛知県名古屋市で行われる全国大会への出場が決定しました。これも多くの皆様のご支援のお陰と感謝しております。写真は、坂口繁幸会長、山ア光釉(中2)、山ア圭琳(小6)で役場にお伺いしたときのものです。
 これからも多くの方に喜んで頂けるような和太鼓団体を目指し、日々精進して参ります。今後とも応援のほど宜しくお願い致します。
文・写真提供 菊陽武蔵剣豪太鼓