ワンネス 994号  2020/09/13発行

爆竹でコロナを追い払え!
津留区かけあんどん

 津留区(阪本区長)では昔ながらの伝承行事「かけあんどん」が8月13日(木)〜16日(日)の4日間、同区の地蔵堂で行われました。
 かけあんどんは、寛政2年(1790年)頃始まり、小学1年生から中学2年までの男の子が主役の地蔵祭りです。事前に各家庭を回りろうそく代を集め、お参りに来た人たちへ配るお菓子や花火などを購入。夕方には地蔵堂に集まり、爆竹や花火をしたり、お参りに来た人の接待をしました。
 今年は、他の地区の夏祭りなどは新型コロナウイルスの影響で中止となっていますが、かけあんどんは、昔ながらの伝承行事でもあり、子どもたち同士あまり近づかないようにしたり、マスクを着用しお参りに来た方たちには手をアルコールで消毒をしてもらうなど3密を避ける対策をして行われました。
 大将の善太郎くん(中1)は「今年はコロナ対策をするなど、いつもと違うかけあんどんですが、みんなと一緒に楽しみました。お地蔵様は子ども達の健康・安全を見守ってくれます。お地蔵様の前で爆竹をたくさん鳴らし、コロナウイルを追い払いました」と笑顔でした。

 

 

 


  熊本市北区在住 キャンプケイスケ

(6)色々なテント

 テントには色々な種類があります。細かく説明するときりがないので大まかな種類をご説明いたします。
・ロッジ型テント
 大人数で使う時にはこのタイプが多いです。背が高く、広く、前室部分が広くタープがいらないツールームタイプも多いです。家族向けという感じですね。快適ですが、設営が大変なのと、収納時もかさばる物が多いです。

・ドーム型テント
  テントの布部分に湾曲するポールを通して設営します。ロッジ型に比べると天井が低く、小型になります。その分、設営は楽ですし収納時もコンパクトです。お値段も手ごろな物が多いです。

・ティピーテント
 テント内部の中央にポールを立てて設営する、円錐形をしたテントです。インディアンテントなどとも呼ばれます。設営が比較的楽でコンパクトでありながら、背が高く中で立つこともできます。最近人気のタイプです。
 
 他にも取り出すだけで立ち上がるワンタッチテントや、パップテント(軍幕と言ったりします)も人気です。
 テントは上記のタイプと別に区分けがあります。まず床面の有無があります。床がない物をフロアレステントといい、テント内も地面が露出したままになります。次に壁部分ですが、シングルは1枚だけ、ダブルだとインナーテント(内側のテント)とフライシート(インナーの外にかけるシート)で2重になっている、といった区分けもあり断熱性能が変わってきます。また、自立式、非自立式という区分けもあります。自立式はテントだけで立ち上がってくれるので後からの移動もできます。非自立式はロープの張力がないと立ち上がらない物などで、後から移動できなかったりします。
 また最近はテントを持って行かずにハンモックとタープだけで過ごす、ハンモック泊も人気が高まっています。ハンモックは宙に浮いているので地面の状態に影響をうけないのが強みです。ただし、ハンモックを設営するためには、引っ掛けるための木が必要です。しっかりとした木が2本、4mほどの間隔をあけて生えている必要があり、事前に設営ができるか確認が必要です。また木を傷つけないようにする知識も必要です。その他タープのみを張って地面にマットやコット(アウトドア用の折り畳みのベッド)を置き、そこで寝るタープ泊というスタイルもあります。テントを持って行かないハンモック泊やタープ泊は荷物をかなり減らせるので、徒歩キャンプやツーリングキャンプをする人にも人気です。他にも様々な宿泊スタイルがあります。一緒にいくメンバーや場所、季節によってもどれが最適かも変わってきます。自分に合ったスタイルを探していくのもキャンプの楽しみの一つです。ぜひ、色々とチャレンジしてみてください。


    (195)肩回り(体幹)のストレッチ

  

 写真@のように立ち、手の甲を方の高さで合わせ、息を大きく吸って下腹部を引きしめるようにします。息をゆっくり吐きながら写真Aのように手のひらを上に向けて肘をできるだけ後ろに引きます。息を吐き終わったら吸いながら写真@の姿勢に戻します5回ずつ行ってください。

  

 写真Bのように手の甲を頭上で合わせ、息を大きく吸って下腹部を引き締めるようにします。この時、両腕はできるだけ耳の横に持っていきます。手のひらを合わせて息を吐きながらできるだけ体の後方を回しながらゆっくり下ろしていきます。息を吸いながら写真Cのようにします。5回ずつ行ってください。

 肩回りのストレッチとお腹や背中の筋トレにもなります。また、便秘にも効果があります。イスに座ってでもできるので、時間の空いたときに行ってみてください。


  田中悠

(9)押し麦と生姜の“食べる”スープ

 皆様こんにちは♪残暑のさなか、ついついお酒や冷たいものの食べ過ぎで胃が不調になるこの季節…。今回はそんな時にぴったりな身体に優しいスープのレシピをご紹介します。押し麦と生姜以外の野菜は何でもOKです♪葉野菜や根菜やきのこ類等、お好みの野菜で作ってみてください。

押し麦と生姜の“食べる”スープ

【材料(2人分)(調理時間目安★10分)
水 400cc / 押し麦 20g / お好みの野菜 100g程度
おろし生姜 小さじ1 / 塩 3g / 鶏ガラスープの素 3g

【作り方】
@お好みの野菜を5o程度の角切りにする。
A鍋に水、切った野菜、押し麦、鶏ガラスープの素を入れ、中火にかける。
B野菜に火が通ったら、おろし生姜を加え、塩で味を整えて出来上がり。

 今回は人参、大根、えのき、ズッキーニを使用しました。

 

★Instagramで料理の写真公開しています。レシピのリクエストも受け付けています。★

Instagram ⇒ https://www.instagram.com/nekodemotsukurer


  矢原正治

(161)デイゴ マメ科

 沖縄の「島唄」は「デイゴの花咲き 嵐を呼び 嵐が来た デイゴの花咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た〜」ではじまります。今月は、沖縄の県花の「デイゴ」です。8月は猛暑で、新型コロナの感染者も増え、外に出るのも億劫でしたが、借りている畑の向かい、鉄砲小路の西の端の家の庭先に、九州?関東でも越冬する「アメリカデイゴ」が、6月初め〜9月に入っても赤い花が咲いています。(デイゴは、奄美以南、沖縄に自生します)
 「デイゴ」は薬用で、樹皮を「海桐皮(かいとうひ)」といい、味:苦辛、性:平、効能:風湿を去り、経絡を通す。リウマチのよる麻痺、歯痛、疥癬を治すなど、抗真菌・抗菌作用などがあると言われています。他に、樹木を、琴、下駄、漆器にも利用されます。
 海桐皮には、アルカロイド類という成分を含みます。アルカロイド類は作用が強いので、アルカロイド類を含む薬用植物を利用する時は、注意して利用して下さい。
 風邪・新型コロナ・インフルエンザに感染したかなと感じたら、すぐに、対応をして下さい。風邪かな・体調が悪いと感じたらなるべく早く、頓服で薬を飲む、などをして下さい。(私は、頓服で麻黄湯を一包、咽に違和感がある時はプロポリススプレー(森川健康堂)を利用しています)。
 手洗い、ウガイは、身体に入るウイルスの量を「1/100」以下に減すことができ、免疫力がきちんとしていれば、勝つことも出来ます。
 誰でも、インフルエンザと同じ、新型コロナに罹る可能性があります。ただ、夏バテしないように、十分注意し、運動、食事、睡眠、ストレスを溜めない、などに努め、免疫力をUP(普通に)して下さい。また、生活の中で、ホッと気を抜くと、「風邪に罹ること」がありますので、秋〜冬にかけて、十分注意しましょう。(夏は、腹を冷やして寝冷えします。腹巻きをして予防して下さい)
 9月に入りましたが、まだまだ暑い毎日が続きます。胃を弱らせて、夏バテの出る時期。胃腸の調子を普通に保ち、免疫力をUPし、冬の新型コロナ、インフルエンザ、風邪に罹らないようにして下さい。
 食欲の秋を迎えます。食べ過ぎに注意し、美味しく食べ、楽しい秋をお過ごし下さい。


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一



(2)上津久礼眼鏡橋

 この眼鏡橋は、津久礼井手(大アーチ)と瀬田下井手(せたしたいで)(小アーチ)の2つの流れに架けられた町内唯一の二連式アーチ橋です。この橋の特徴は、井手底が津久礼井手側は低く、瀬田下井手側は高く、田地の実情に合わせて構築されていたことです。
 平成元年(1989年)の県営圃場整備事業により両井手が付け替えられることになったため、現地を公園化して保存されています。

冊子「菊陽の文化財」より