ワンネス 1008号  2021/04/25発行

スピード感あふれる試合
熊本ビーチサッカーフェスティバル

 熊本ビーチサッカーフェスティバルが3月20日(土)、21日(日)の両日、阿蘇くまもと空港近くにあるビーチサッカー場「エボレパーク」で開催されました。
 参加したのは、男子チームのアヴェルダージ熊本、エスターテ芦北、ラソ・アベーゴ北九州(福岡県)、明石アレイアス(兵庫県)、女子チームのベルメール熊本、ラソ・アベーゴ北九州レディース(福岡県)の6チーム。
 試合は、ビーチサッカーならではのスピード感があふれ、オーバーヘッドキックでのシュートもあり見ごたえ抜群。また、試合中は軽快なリズムの曲も流れ、ノリノリで試合を観戦することができました。
 エボレパークの代表でアヴェルダージ熊本の松岡翔太選手は「両日とも雨が降り残念な天候でしたが、久しぶりに観戦に来てくれたお客さんの前で試合をすることができ楽しい2日間でした」と話されました。

 

 



御衣黄桜 (ギョイコウザクラ)
バラ科サクラ属

 花言葉は「永遠の愛」「優美」「心の平和」「精神美」控えめで気品のある花のイメージにピッタリです。
 4月中旬〜下旬頃に咲く桜です。開花したばかりの花は淡い緑色、徐々に黄色に変化し、やがて花びらの中心部が赤く染まっていくのが特徴です。

撮影:大和さん

 


  パソコンサポート 高畑圭輔

(90)5Gとは

 徐々に普及していっている5G通信です。一体どういったものなのでしょうか?5Gとは「第5世代携帯電話5Generation」の事です。現在の4Gと比較してみましょう。
 まず通信速度ですが、理論値で20倍ほどになります。一方で発生する通信の遅延は10分の1程度に抑えられます。これによりどのような恩恵がありのでしょうか?
 まずIot(モノのインターネット)の大幅な普及が挙げられます。現在でもスマートキーやスマート家電など、生活環境にも普及していっていますが、これが通信新速度の向上により、もっと複雑な事が可能になってきます。また、遅延の低下による信頼性の向上により産業面では遠隔医療の普及、自動運転自動車の性能向上など様々な面での活用が期待できます。身近な部分でのメリットとしては、高画質な動画配信サービスの利用や、遅延のないテレワーク環境がどこでも利用できる、VR・AR技術の進化など、様々なメリットが考えられます。
 すでにサービスが始まっている5Gですが、今後インフラ整備とサービス提供が進むにつれ、どんどんと利用価値が高まっていきます。今すぐ5Gにするメリットは薄いですが、2〜3年の間には5Gへの移行を検討しておいてもいいかもしれません。


  (202)上体のストレッチ

    

 体の前で両腕を合わせます。息を吐きながら写真@のように片方の肘を上にあげていきます。このとき方に力を入れず肘を上に持ち上げるようにしします。息を吐き終わったら30秒ほど静止します。呼吸は普通にしてください。静止が終わったら息を吸いながら元に戻し、同じ要領で反対の肘を持ち上げます。このストレッチを1セット行ってください。

 足を大きく開き経ちます。両手を体の前で組み息を吐きながら組んだ両手を斜め下から反対の頭上に振り上げます。息を吐き終わったら30秒ほど静止します。呼吸は普通にしてください。このとき目線は振り上げた手を見て両方の肘は曲がらないように伸ばしてください。(写真A)静止が終わったら息を吸いながら元に戻し、同じ要領で反対も行ってください。このストレッチを1セット行ってください。

 体をねじって伸ばすことで腰回りのハム肉に効果があり引き締まり、筋トレ効果もあります。体を動かすことで頭もスッキリします。一度お試しください。


  碓井秀典(東京都港区在住 原水出身)

(15)松曳き(まつひき)

 噺家の高座名は、流派・系統を表す名字に当たる亭号と、一人一人の名前からなります。弟子入り時に師匠に前座名をつけてもらい、昇進の際に改名を行うのが一般的です。亭号はそのままに師匠の一字を貰った名前になりますから、どこの一門かが大抵わかるようになっています。そんな中で一風変わっているのが五街道雲助の一門です。雲助自身、金原亭馬生の弟子で二つ目昇進時に五街道雲助を名乗りました。弟子は、桃月庵白酒(3代目 五街道喜助から)、隅田川馬石(同佐助から)、蜃気楼龍玉(同弥助から)の3人です。これでは誰の弟子かわかりませんが、3人とも実力派なのでそんな心配はないようです(系統としては三遊派・古今亭)。

 今回の白酒は、丸ぽちゃの外見に似合わず、毒舌まくらが人気です。「松曳き」は昔からある侍階級を笑い飛ばした噺で「粗忽モノ」ですが、白酒はつまらないところはカットし、さらに粗忽さ(エキセントリックさ)を強調し、得意のクスグリ満載(聞き間違いネタが得意なようです)で、以前のものとは桁違いな爆笑ものに仕立てています。小さん・談志のものと聞き比べても両名人がかすんでしまう出来です。


   神田みゆき

(13)持続可能な社会の創り手を育てる教育

 NPO法人 SDGs Association 熊本代表、SDGs教育コーディネーターの神田みゆきです。
 4月になり、環境が変わった方も多いのではないでしょうか。今回は学校で新しくスタートしている、「新学習指導要領」について書いていきたいと思います。
 2020年度からは小学校、2021年度からは中学校、2022年度からは高等学校でも、新しい学習指導要領がスタートします。「学習指導要領」とは、全国どこの学校でも一定の教育水準が保てるよう、文部科学省が定めている教育課程(カリキュラム)の基準です。およそ10年に一度、改訂しています。子どもたちの教科書や時間割は、これを基に作られています。
 文部科学省のホームページには、「これまでの教育でも大切にされてきた、子どもたちに『生きる力』を育む、という目標は、これからも変わることはありません。一方で、社会の変化を見据え、新たな学びへと進化を目指していまするという記載が、文部科学省のホームページに書かれていました。
学習指導要領には、前文があります。前文には教育理念が示されており、全体で最も重要な部分といえるかもしれません。とくに注目したいのはこの部分です。
 「自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる」
 学習指導要領の解説書にも、持続可能な社会という記載がたくさん出てきます。

 また、SDGsは新しい教科書にも登場していますし、最近の高校入試の問題などにも出題されています。次号は、学校教育とSDGsについてもう少し詳しく話していきます。


  自家焙煎珈琲しゃらん  舩元 優二

(48)「銀座カフェーパウリスタ」創業明治43年
日本珈琲界の歴史を創る

 文明開化の足音響く明治時代。文化人やオシャレをした女性、学生たちが集い、褐色のコーヒーの入ったカップを傾け、日本について、文学について、青春について、語り議論し、多くの時を過ごした場所。ほろ苦さと、甘いアロマと、刺激と。日本のコーヒーとともに刻まれた時間がここに今も流れています。珈琲を飲みながら交わされた楽しそうな会話が今にでも聞こえてきそうな場所です。
 私の学生時代も、似通った山小屋風の喫茶店が下通りに面した2階にありました。漫画本を読みながら、自分の好きなジャズとクラシックがリクエストできました。時間を忘れて1日中漫画本と友人との語り合い、とても有意義な時間でした。残念ながら、昔懐かしき思い出の詰まった喫茶店は、もうありません。「おいしいコーヒーを飲みながら、音楽を楽しみ、友と語り明かす」そのことが私の青春の1ページでもありました。現在の「カフェパウリスタ」の6代目の社長長谷川氏は、代々続くコーヒー焙煎屋で生まれ、コーヒーの香りとともに育ちました。焙煎機の釜が開き、もくもくと煙を出しながら、ザァーザーという大きな音とともに真っ黒な豆が出てきます。その工程をいつも飽きることなく眺め続けていました。いつかコーヒー屋になるという夢を持ち続け、ついに実現しました。年に5回はブラジル等海外に直接コーヒー豆を買い付けに行くということです。自分の好きなことに熱中できる人は、人を優しく包んでくれ素晴らしい人だと思います。



公民館駐車場を新設!

 3月13日(土)、三里木区(藤田区長)の公民館で、新設された駐車場の完成を記念し、お披露目会が行われました。
 公民館の利便性向上を図ることを目的に建設された駐車場のほか、同館入口までのスロープの設置、敷地内にごみ置き場も新たに設置されました。この日は、参加した地域住民への説明もあり、地域住民の生活の利便性の向上にも期待が膨らみます。

 

 


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