ワンネス 1012号  2021/06/27発行

収穫が楽しみ!
菊陽町社会福祉協議会
地域密着型特別養護老人ホーム音の森

 菊陽町社会福祉協議会と地域密着型特別養護老人ホーム音の森(平野施設長)が協力して6月5日(土)、音の森の敷地内にある菜園で、芋の苗植えを行いました。
 参加したのは、町社会福祉協議会職員やボランティア団体のメンバー、地元柳水区上田区長、音の森職員の約20人。
 参加者は、菊陽町や合志市で農業を営む有住さんの指導でビニールを貼った苗床にさつまいもポンチローラーで穴をあけて、紅はるかやシルクスイートの苗を植えつけました。
 参加した冨永さんは「初めて芋の苗を植えました。楽しかったです。収穫が楽しみです」と笑顔で話してくれました。

 

 


  パソコンサポート 高畑圭輔

(91)SSDを買いましょう

 皆さん、パソコン購入の際にスペックをチェックするかと思います。パソコンは3つの大きな性能を左右する部品があります。今までは、CPU、メモリ、ストレージ(HDD)の3つでした。このストレージ(データを保存する場所)は今までHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、だんだんとSSD(ソリッドステートドライブ)に置き換わっています。以前はSSDが高価だったため、ハイエンドPCにしか搭載されていませんでしたが、最近SSDの価格が下がってきたこともあり、ミッドレンジの機種でも搭載されているモデルが増えてきています。
 CPU、メモリが同じ場合、SSDのモデルにすると1万〜2万円程度価格が高くなると思いますが、それ以上に得られるメリットが大きいです。まず、SSDのほうが故障が少ないです。HDDは磁気のディスクを高速回転させて読み取らせているので物理的な故障が起きやすいです。一方SSDは電気的にデータを保存しているので動いている部品がありません。ですので非常に故障が少なくなっています。機械的に動作する部分がないおかけで動作音もしません。また、電気的にデータを記憶してあるので、読書速度が速いです。HDDをSSDに載せ替えするだけでも、パソコンの動きが全く変わってきます。
 今後購入するパソコンはぜひSSDが搭載されているパソコンにしましょう。


   災害への備えは大丈夫ですか?

(1)災害イマジネーション
 災害との遭遇をいかに具体的に自分自身でイメージできるかが、防災対策の鍵です。
 常に災害への備えを自分自身イメージしておきましょう。
(2)地域の危険個所や避難経路の確認
 日頃から、住んでいる地域で過去に水害や土砂災害の被害がないか確認することも大事です。
 市町村が作成しているハザードマップを確認し、自分の住んでいる地域の危険個所(過去に浸水した場所等)や避難経路を予め把握し、確認しておきましょう。
(3)備蓄食料等の準備〜無駄にならない日常備蓄〜
 これまでの災害用備蓄は、乾パンや懐中電灯等普段使わない物を用意する特別なことと考えられてきました。
 しかし、日頃利用している食料品や生活必需品を少し多めに購入しておく「日常備蓄」なら簡単で無駄にならない備蓄ができます。
(4)家族との連絡手段の確認
 災害時に家族が離れ離れになった場合の安否の確認方法を決めておきましょう。
 電話が通じにくくなることも想定し、災害伝言ダイヤルや災害用伝言板等の使用方法を確認しておきましょう。

交番通信 キャロット6月号より

大津警察署 рQ94−0110
光の森交番 рQ32−8100


  碓井秀典(東京都港区在住 原水出身)

(17) やかん

 さて、立川談志である(難しい!)。Wikipediaには「その荒唐無稽・破天荒ぶりから好き嫌いが大きく分かれる落語家の一人」とあるように、神と崇める人もあれば、私のように敬遠している人もいます。立川流の創設はともかく落語協会の分裂騒動など、挙措の不明瞭なところもあるかと思います。若い頃の高座を聞くと、硬いといってもいいくらいカチッとした語り口なのですが、後には「…談志の意見や解説、哲学が入り…「客は『噺』ではなく、『談志』を聴きにくる…」と言われるほどになり、落語界ばかりでなく芸能界やいわゆる「文化人」の間でも強い影響力を持つようになりました。私などは「噺をちゃんとやれ!」と思い抵抗を感じてしまいますが。

 さて、立川談志の噺である。「根問い(根掘り葉掘りきくこと)」モノの一つ「やかん」を。屁理屈で無理やり言いくるめる・ケムに巻く、これはまさしく談志そのものではありませんか。皮肉でも悪意でもなく、そこを芸にしてケロっとしているところは大したもんだなと思います。他の演者のものと比べても格段に面白く、談志を代表する噺として取り上げて良いのではないでしょうか。


  神田みゆき

(15) SDGsとESDについて考える

 NPO法人 SDGs Association 熊本代表、SDGs教育コーディネーターの神田みゆきです。今回は、SDGs(持続可能な開発目標)とESD(持続可能な開発のための教育)について、考えていきたいと思います。
 前回、ESDについてご紹介させていただきましたが、SDGsとはどのように繋がっているのでしょうか。さて、SDGsは17の大きな目標ですが、そこからさらに細分化された169のターゲットがあるのをご存知でしょうか。しかも、その169のターゲットにもひとつひとつマークがあります。

 SDGsの17の目標の中で教育に一番関係があるのがSDGs4「質の高い教育をみんなに」という目標です。「すへ゛ての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」のテーマのもと、10個のターゲットから構成されています。そして、SDGs4の7番目の項目【SDGs 4.7】には、次のように記載されています。
「2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴 力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化が持続可能な開発にもたらす貢献の理解などの教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために、必要な知識とスキルを習得できるようにする。」
まさにこの部分がESDのことを表しています。これまで、開発教育、平和教育、環境教育、国際理解教育など、様々な呼び方をしていた教育の意味がここに含まれています。
 学校教育においてESDを推進するということは、SDGsの達成に向けて大きな意味を持ちます。次回は、学校教育の現場でどのような取組をしているのか紹介していきます。


  自家焙煎珈琲しゃらん 舩元 優二

(50)ペーパードリップコーヒー抽出豆知識

 家族全員が楽しめる汎用性の高いコーヒーを目指します!!豆を購入し、家で抽出した時に、淹れ方によって飲む人の好みに合わせて家族全員が楽しめる汎用性の高さが大切と思っています。そのための最適な抽出法として採用しているのがペーパードリップです。適温のお湯を使う、空気が混じらないように注ぐ、「の」の字のように注ぎます。このことをおいしく抽出するための3つの基本ポイントとしています。そのうえでお湯の温度、お湯の太さ、蒸らし時間の調整により、自分好みのコーヒーを抽出して楽しんでもらえることを提案しています。

抽出データ(1人前)
●豆の量10g    ●湯温度82〜83°
●抽出量約150ml ●抽出時間2分45秒 ●挽具合中挽き
 ペーパーフイルターの側面をしっかり折り、フイルターを指でドリッパーに押し付けて密着させます。
フイルターにコーヒーの粉を入れ、平らにします。コーヒーの粉の密度がつまりすぎると、お湯の道もつまります。
 1回め注湯。3つの基本ポイントに注意しながら注湯します。 細くゆっくり注ぎ、全体に染み渡ったところで注湯を止めます(目安はサーバーに数滴落ちる程度)コーヒーの表面が饅頭のようにふくらむ。20秒〜30秒おいて粉を蒸らします。
 2回目の注湯。1回目と同じように「の」の字を書くようにお湯を注ぎます。ドリッパー上のお湯が落ちる前に、3回目のお湯を注ぐ。注湯の際に、粉の縁を上げないように注意してください。
 コーヒーサーバーのコーヒーが予定の抽出量に達したら、中にお湯が残っていてもドリッパーをはずします。
 サーバーからカップに抽出したコーヒーを入れて出来上がりです。

自家焙煎珈琲 しゃらん
菊陽町光の森 7丁目17−5  рO96-202-6793


           あじさい  アジサイ科アジサイ属

 

 あじさいの花言葉は花の色によって大きく変わります。  青、青紫は「冷淡」「無情」など。白は「寛容」。ピンクは「元気な女性」「強い愛情」など。すべてのあじさいがもつ花言葉は「移り気」など。一方で「和気あいあい」「家族」「団欒」などもあります。


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