ワンネス 1025号  2022/01/16発行

子どもたちの
 成長と健康を願って

菊陽西小学校親父委員会

 菊陽西小学校(吉永校長)の親父委員会(福川会長)は12月12日(日)、校門前に門松を作りました。
 早朝より、同会OBの園田さんの指導で、前村さんからいただいた竹を切り、地域の方からいただいた松・梅・南天とホームセンターで購入した千両・葉牡丹を飾り付け、高さ約2mの立派な門松一対が完成しました。
 門松作りに参加した方は「北海道から転勤してきました。初めて門松を作りました。北海道では門松を作る習慣がなかったので面白かったです」と話され、福川会長は「毎年恒例の門松作り。毎年携わってくれる園田さんのおかげで立派な門松ができました」と話されました。

 

 


  (211)胸と肩のストレッチA

 四つん這いになり息を吐きながら写真@のように片方の手を上に向けてあげていきます。この時床についている手とあげている手が一直線になるようにします。息を吐き終わったら吸いながら手を元に戻します。同じ動きを3回行ってください。あげる手を替えて同じ要領で3回行ってください。

  

 お尻をついて膝を立てます。手の先と足先が同じ方向を向くようにします。息を吐きながら写真Aのように肘を伸ばして胸を突き出します。この時肩甲骨を合わせるようにします。息を吐き終わったら吸いながら体の力を抜きます。この動きを3回行ってください。

 ストレッチをすることでケガの予防や40肩、50肩の予防にも効果的です。続けて行ってみてください。
  今年もよろしくお願いします。


   賑やかにクリスマス会が開催されました

  

12月8日(水)、津留区ふれあいサロンが同区公民館で行われました。参加者は公民館に集まると、血圧測定などの健康チエックのあと音楽ボランティアぐるぐるのクリスマスコンサートを楽しみました。

 

 12月11日(土)、障がいをもつ方たちとその保護者やボランティアの方と一緒に遊ぼうと活動をしている、たゆやか(南代表)のクリスマス会が菊陽町南部町民センターで行われました。シャンパンで乾杯の後、本を読んだり、クリスマスコンサートで楽しい時間を過ごしました。

 

 12月25日(土)、あさひヶ丘区にあるギャラリー「クロストークL&E」の目いっぱいクリスマスが行われました。
 昨年は新型コロナウイルスの影響で開催できず2年ぶりのクリスマス会となり、久しぶりのコンサートを楽しみました。


自慢の芸を披露しました
菊陽町老人クラブ連合会

 菊陽町老人クラブ連合会(酒井会長)の第27回芸能大会が12月3日(金)、菊陽町老人福祉センター大広間で行われました。
 ステージでは、歌やダンス、サックスの演奏があり、日頃の練習の成果を披露しました。「夫婦坂」を歌った酒井さんは「初めて出演しました。緊張して震えましたが頑張って歌いました」と話されました。

 会場では、マスク着用や手の消毒、会場換気などの新型コロナ感染予防対策を行い開催されました。


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(177)2022年飛躍する注目の酒蔵
長崎県平戸市巨X酒造場『飛鸞』(ひらん)

 新年、明けましておめでとうございます。早速、今年、全国的に注目されて、飛躍する酒蔵の話題を書いてみました。飛鸞とは、平戸のことで、その昔、平戸島は飛鸞島と言われていたそうです。

◆江戸時代の酒造製法に挑戦・若き蔵人が醸す森酒造場『飛鸞』
 私が森酒造場の森雄太郎(31)専務兼杜氏を訪ねたのは、昨年3月のことでした。若き森雄太郎氏は、地元産の酒米にこだわり、伝統技法による独自の酒造りを研究していました。それは、(きもと)づくりによる酒造りでした。私が訪ねた時も、何本かの醪(もろみ)が蔵内にあり、独自のづくりによる酒づくりを見学させていただきました。
 現在の酒造りでは精製した酒造用の「乳酸」を醪の中に入れて作る速醸法(酒母)が大半を占めていますが、づくりは、乳酸菌が乳酸発酵をして自然に作り出す乳酸を使うため、アルコール発酵前の醪に乳酸発酵の期間があるために、通常の仕込み日数の2倍ほど30〜40日ほどの日数がかかります。出来上がった日本酒は、とても複雑な香味や酸味が醸し出され、たいへん個性的な日本酒になります。
 令和2BY(酒造年度)で森雄太郎氏は、初めてづくりに挑戦をして、2017年よりフランスで7月に開催される「蔵マスター」で金賞を受賞した「飛鸞」は一躍、新進気鋭の銘柄として脚光を浴びることとなりました。

◆『飛鸞・純米』クラマスター金賞受賞
 2017(平成29)年からフランス人トップソムリエ58名による日本酒コンクールが始まりました。審査委員長はホテルクリオンのシェフソムリエのグザベエ・チュイザ氏。彼は、ソムリエでありながら、シェフであることから、常に食事の中の日本酒を意識して品質を厳しく見極めると言われています。第5回目の昨年、全国の312場の酒蔵から、銘酒960品の中から、『飛鸞・純米』が、見事、金賞を受賞することになりました。飲み飽きのこない、香味のバランスがとれた食中酒として、フランスの一流のソムリエ達から高く評価されました。たいへん喜ばしいことです。初チャレンジのづくりで金賞受賞するとは、森雄太郎氏は非凡な酒造りの才覚を身に着けておられ、今後の活躍が楽しみです。卓越した伝統的で、それでいて新鮮な香味の酒は、今年、間違いなく、全国的なセンセーションを巻き起こすのではないかと期待しています。皆様にも是非、令和の新時代の日本酒を飲んでいただきたいと思います。


  矢原正治

(176)ヤブツバキ ツバキ科

 明けましておめでとうございます。今年は少しでも良い楽しい年になりますように、神社に参りお祈りします。
 年末の寒波で小雪が舞った日(
12/26)、立田山に、3月から始まる「くまもと花博」の薬用植物観察会の観察路を決めるために、講師の人と出掛けました。林の中にヤブツバキの花が沢山咲いていました。12月〜1月が花盛り、花が終わると実になり、晩秋には種子が採取でき、椿油を搾ります。
 薬用では、椿油は軟膏基剤、頭髪油などに。葉は関節痛や寝違えに服用。毒虫に刺された時は若芽をすり潰して患部に塗る。夜尿症には果実を黒焼きにして飲む(夜尿症には漢方薬の六味丸)。乾燥した花に熱湯を注ぎ、滋養強壮の健康茶用いる等と、記されています。
 九州では海の近く、熊本市内の里山等に多く自生する、常緑高木で、毛が全体に無く、葉には光沢があります。球形の刮ハで果皮は厚く、割れると黒褐色の数個の種子が入っています。
 サザンカ(山茶花)も今咲いています。椿と山茶花の花の見分け方は、椿は花が丸ごと落ちるのが主ですが、山茶花は花弁が別々に散ります。花が無い時期に見分けるには、葉の葉柄に毛が有るか無いかで、見分けることが出来ます。品種により当てはまらないことがあり、全てではありません。
 ヤブツバキの新芽を虫刺されに用いると書きましたが、秋には新芽は少ないので、別のものを用います。また人により効果が異なります。虫刺されには、身近な植物で、ヤブガラシ、アサガオ、ドクダミ、スベリユリ、エビスグサ、アロエ、アイ等が利用されます。私の、虫刺されの特効薬は、地上部も地下部も効果のある「ヤブガラシ」です。採取できる部分を良くモミ、ヌルヌルする部分を患部に塗り、イラガ、チャドクガなどの虫刺されに遭った時に用いています。ただヤブガラシも1/3〜1/2ぐらいの方にしか効果はありません。
 7日に七草粥を食べられましたか?旧暦では2/7です。2月の初旬になると、七草も田畑で収穫できます。七草粥は、年末年始の飲食で疲れた胃腸を休ませ、調子を整えてくれます。「胃」は、車に例えれば「エンジン」、胃のチューンアップをし、免疫を落とさないよう普通に保ち、新型コロナ(COVID-19)に負けないように、今年一年を健康にお過ごし下さい。


   田中悠

(25)とろ〜り もち明太子グラタン

 あけましておめでとうございます。
【ネコでも作れる簡単おもてなしレシピ】も、有難いことに3年目に突入です。新年一品目はお餅を使ったあつあつ和風グラタンをご紹介します。

 

とろ〜り もち明太子グラタン

【材料】(2人分・調理時間目安★20分)
切り餅 2個 / 玉葱  50g / バター 20g / 小麦粉 20g
牛乳 400cc / コンソメ  5g / 辛子明太子 50g
ピザ用チーズ 50g / きざみ海苔 お好みで

【作り方】
@タマネギは皮を剥き薄くスライスし、切り餅は1cm程度に切り、辛子明太子は薄皮のまま細かく刻んでおく。
Aフライパンにバター、タマネギを入れて中火で軽く炒め、小麦粉をまぶし入れ、弱火で焦げないように注意しながらタマネギと絡めるようにして1分程炒める。
B牛乳を半量(200cc)加え、ヘラでダマを潰すようにしながら弱火で煮込む。
Cとろみがついてきたら残りの牛乳(200cc)、コンソメ、切った餅も加え、ヘラでよく混ぜながら弱火で1分程煮込む。
D耐熱皿に移し、刻んだ明太子、ピザ用チーズを乗せ、180度のオーブン(トースターでもOK)で5分程度焼き、表面に焦げ目が付いたらお好みできざみ海苔をかけて出来上がり。
 

★Instagramで料理の写真公開しています。レシピのリクエストも受け付けています。★

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