ワンネス 1055号  2023/04/09発行

さくら満開の中で
ふれあいの森さくら祭り

 4年ぶりの開催となった、第15回ふれあいの森さくら祭りが3月25日(土)、菊陽町ふれあいの森公園と研修センターで行われました。
 ステージではみどり園のダンス「恋のダイヤル6700」や鉄砲小路区の手話ダンス、3B体操、着付け教室の発表などがありました。また、研修センター内では、絵手紙や創作アートクラフト、メディカルアロマなどの講座展示もあり、来場者は感心して見入っていました。祭りの最後にはバナナのたたき売りや抽選会もあり賑わいました。

 

 


楽しく交流
女性の会三里木支部

 菊陽町地域女性の会三里木支部(鬼塚支部長)は3月24日(金)、お花見会を行いました。
 当日は、桜の花がきれいに咲き誇った富士フイルムの敷地内でお花見の予定でしたが、残念ながら雨天のため、肉のまるよしでのお花見食事会となりました。
 鬼塚支部長は「本来なら桜を愛でながらの食事会でしたが残念です。でも、皆さんと楽しく過ごすことができました」と話されました。

 

 


部落差別のない
社会を目指して

人権のまち菊陽フェスタ

 人権のまち菊陽フェスタが2月25日(土)、菊陽町図書館ホールで開催されました。
  開会行事の後、オープニングでは、2011年に菊陽町人権のうた「こころ」を制作したシンガーソングライターちひろさんのコンサートが行われました。
 その後開会行事があり、次に、近畿大学名誉教授の奥田 均さんが「差別意識のカラクリ」と題し講演されまた。

 


近畿大学名誉教授 奥田 均さん


3年ぶりの発表
公民館大会

 令和4年度菊陽町公民館大会が2月18日(土)、菊陽町図書館ホールで開催されました。
 菊陽武蔵剣豪太鼓の力強い演奏で始まり、ステージ発表では、子どもチアダンス教室や子ども体操教室、フラダンス、大正琴教室などの講座が発表しました。高齢者スポーツクラブの皆さんは「久しぶりに皆さんの前で発表することができました。年は取っても気持ちは若く楽しんでいきます」と話されました。
 また、ロビーにはスーパーフラワー教室や油絵教室、着物リメイク&洋裁教室、書道教室、短歌教室などの展示発表もありました。

 

 


心を届けよう
絵手紙展

 絵手紙を学ぶ一語一絵の会(講師 瀬尾先生)の会員の皆さんの初めての作品展が2月17日(金)〜19日(日)の3日間、あさひヶ丘区のギャラリー「クロストークL&E」で行われ、たくさんの来場者がありました。
 絵手紙は、画仙紙はがきに下書きなしのぶっつけ本番で描きます。筆の持ち方も少し変わっていて筆を真っ直ぐ立て、集中していねいに、はがきからはみ出るように描きます。描いているときは無心になれます。
 来場者の方は「皆さんお上手ですね。恥ずかしくて言えない言葉や感謝の気持ちが書いてあり感心しました」と話されました。瀬尾先生は「上津久礼の自宅で教室を開いています。上手、下手にかかわらず、一生懸命相手を思い、素直な言葉を添えた心を届ける手紙です。私も嬉しいとき、悲しいとき絵手紙に支えられ元気をいただいたように思います」と話されていました。

 

 


(226)脚のストレッチ

   

 足をそろえて立ちます。息を吐きながら膝を曲げます。このとき足のかかとが床から離れないようにします。息を吸います。写真@のように、手をついて息を吐きながら体重を前方へもっていきます。息を吐き終わったら吸いながら写真@の姿勢へ戻します。このストレッチを2回行ってください。

 足をそろえて立ちます。足を交差します。写真Aのように息を吐きながら体を前へ倒していきます。このとき膝が曲がらないようにします。息を吐き終わったら吸いながら体を起こします。交差する足をかえて同じ要領で左右2回行ってください。
 脚(アキレス腱)が伸びるのを感じながらゆっくり行ってください。


  三里木区 たわらや酒店 宇野功一

(189)広島サミットに先駆けて
今年注目の酒蔵『龍勢』

◆日本における吟醸酒の歴史は「龍勢」からはじまる・・・。
 明治40年開催 第1回清酒品評会最優秀賞受賞蔵
 この小さな国・日本は、明治という新政府を樹立して開花期を迎えようとしていました。これといった基幹産業はありません。敢えて上がるとすれば、シルク・生糸を海外に輸出することで、ほそぼそと生計を立てるという具合でした。明治政府の財源は酒税が1/3を占めており、健全な清酒醸造は、富国強兵を断行する明治政府にとって喫緊の課題でありました。
 政府は、国立醸造試験所(東京都北区滝野川・のちの独立行政法人酒類総合研究所)を開設して、国をあげて、酒類の品質向上に取り組むこととなりました。
 清酒の酒質向上を目的として、明治40(1907)年に第1回全国清酒品評会が開始されました。それ以後、隔年開催で、戦前昭和13年まで開催されることとなりました。
優等賞は1〜3位に格付けされ
優等1等が広島県「龍勢」藤井酒造
優等2等が広島県「三谷春」林酒造
優等3等が福岡県「富の壽」2009年廃業
でした。

◆2023年広島酒が再び世界へ羽ばたく
 これから記すことは、私の個人的な創造でしかありませんが「こうなるといいなぁ〜」との想いで書きすすめて行きたいと思います。
 2023年5月に、岸田文雄内閣総理大臣は、広島で、G7−先進7か国首脳会議が開催されます。
 前回、伊勢志摩サミットでは、故・安倍晋三総理大臣の計らいで、山口酒が晩餐会などで出品され、日本じゅうに山口酒のブームが起こりました。
 さて、今回、広島サミットでは、間違いなく広島酒が晩餐会で出品され、世界中に広島酒のことが報じられ、広島酒のブームが起こると思います。広島県内には数多くの酒蔵がありますが、その中でも、「龍勢」のこれまでの実力と酒質は、イチオシの日本酒に選ばれること間違いありません。じわじわと「龍勢」人気が高まる2023年になると思います。
 総じて、「旨い」食中酒であります。私は、個人的に、八反35号で醸した「ゆらぎの凪」が大好きです。いくらでも飲めちゃう酒質です。

龍勢 リミテッドシリーズ「ゆらぎの凪」 
生もと純米ヴィンテージ2022
令和4BY(醸造年度)
1800ml 3,300円(税込み)
  720ml 1,760円(税込み)


  矢原正治

(191)ハヤトウリ  ウリ科

   

 今月はウリ科植物の中の『ハヤトウリ』にしました。隼人瓜(ハヤトウリ)を、知らない人も多いのでは? 皆さん如何ですか?
 ハヤトウリは、アメリカから大正時代に鹿児島県に入り、栽培されたことから隼人瓜の名前がつきました。蔓は角張っていて10mぐらい伸び、旺盛に成長し、秋になると、一株に100個ぐらいの「沢山の実をつける」ので、別名「千成瓜」とも言われています。食用には、緑色の洋梨型の果実を用います。果実の中には柔らかな大きな種が入っています。あまり料理のレシピが無いのと、甘みが少ないので、余り食べられていませんが、健康に優しい美味しい食材です。
 果実には、不溶性植物繊維が多く、腸を刺激し便通を良くします。また、高血圧、利尿、美肌、ストレス緩和、免疫力UPなどがあると言われていますが、如何でしょうか。お試しください。
 苗の準備は、種子を果実から取り出さないで、春になると果実の中から芽を出してきます。4月〜5月上旬ごろ、果実を横に向け、半分を土に埋め植え付けてください。溝がある部分から芽と根が出します。芽が10cmぐらい伸びるまで水はやらない方が良いと言われています。ウリ科ですので雌花、雄花の花を咲かせます。収穫しやすい高さの棚にはわせるのがBestです。一個の果実を植え、上手くいくと、9月ごろから沢山収穫が楽しめますので、余ったら、皆さんに差し上げてください。
<料理、家畜の飼料に>
料理:皮をむいて種を取り除き、果肉を刻み酢の物に。果実の二に割り、種子を除き、粕漬け、味噌漬け、塩漬けなどの漬物に。煮たり炒めたりして食べても美味です。甘味がほとんどないので、好きな味付けができ楽しめます。 
家畜の飼料: 根、蔓&葉の全草は、家畜の飼料に利用できます。
 人口が増え過ぎて、食糧難が、日本にも訪れる可能性が十分あります。家畜が食べられる部位は、人も食べられるはず。ただ、牛のように胃を4個持っている動物は、セルロースを微生物が分解し、回り回ってタンパク質に、牛の体(肉)を作る元になります。牛は草から肉(タンパク質)を作ります。人が消化できないセルロース(不溶性植物繊維)から肉(牛の体)が出来ることになります。(すごいことです)
 外国から輸入したトウモロコシなどの飼料で霜降り肉を好んで食べるのを考え直し、少し硬いですが、阿蘇の草原の草を食べた牛の肉を、キノコ、植物のタンパク分解酵素を巧く利用、柔らかく調理し、環境に優しいSDGsの生活することも考えるべきではと。如何でしょうか?


  田中悠

(40)春爛漫!たけのこの豚バラ巻き丼

 皆様こんにちは♪桜も満開になり、ポカポカと気持ちの良い日が続いていますね。
 今回は春のご馳走であるたけのこを使った、ボリュームたっぷりなご馳走どんぶりのレシピをご紹介します。お弁当のおかずにもぴったりですよ(*^-^*)

春爛漫!たけのこの豚バラ巻き丼

【材料】(2人分・調理時間目安15分)
たけのこ(茹でたもの) 100g / 豚バラスライス 6枚 / 焼き肉のタレ 大さじ3
水 大さじ6 / ご飯 適量 / 木の芽 お好みで

【作り方】
@たけのこは繊維の方向に沿って縦長に薄く6つに切る。
A切ったたけのこに豚バラスライス肉をたけのこが隠れるようにまんべんなく巻く。
BフライパンにAを並べ(油はひかない)両面こんがりとするまで焼く。
C焼き肉のタレ、水を加えて強火でとろみがつくまで煮詰める。
DCをフライパンから取り出し、斜めに半分にカットする。
E丼にご飯をよそい、切ったDとフライパンに残ったタレを回しかけ、お好みで木の芽を添えて出来上がり。
 

★Instagramで料理の写真公開しています。レシピのリクエストも受け付けています。★

Instagram ⇒ https://www.instagram.com/nekodemotsuku

 

編集後記

 

 我が家の近所の公園で咲き誇る桜です。犬の散歩をしながら毎日愛でました。心が癒されました。(N.T)