ワンネス 1101号  2025/02/09発行

楽しい一日
西小いいハートデー

 菊陽西小学校(根本校長)の令和6年度いいハートデーが1月12日(日)、同校運動場と教室、体育館で行われました。
 どんどやは、前日、小学校PTAと地域の方々が協力して約20mのやぐらが出来上がりました。児童たちが午前9時に点火するとあっという間に燃え上がり、「バーン」という竹のはじける音にビックリしていました。どんどやの残り火で焼き芋やマシュマロなどを焼き、おいしくいただきました。  また、教室や体育館では、遊びイベント・手作りイベント・義足体験が行われ、参加した児童は楽しんでいました。

 

 


伝承行事を受け継ぐ
津留区

 津留区(坂本区長)では1月13日(日)、昔ながらの伝承行事十五夜の綱引きともぐらうちが行われました。
 十五夜の綱引きは、午前中に区のグラウンドで綱練りを行い、14m程の立派な綱が練り上がり、区の菅原神社に奉納。地蔵堂前で、東対西、子ども対子ども、お母さん対子どもなど、区民総出の綱引きが行われました。
 もぐらうちは午後5時、子どもたちが区の地蔵堂前に集まり、各家庭を回り「十三日のもぐらうちは田畑行け」と掛け声をかけながら、もぐらうちで地面を力いっぱい叩きました。
 頭の恵哉くん(中2)は「綱練りは大変でした。綱引きは、自分は東組で、西組が強くて悔しかったです。もぐらうちは、みんなの家を回って叩いてきました」と話してくれました。

 

 


自慢の芸を披露
労連芸能大会

 菊陽町老人クラブ連合会(堀川会長)の第30回芸能大会が12月11日(水)、菊陽町福祉支援センター大会議室で開催されました。
 開会行事では、国歌斉唱や物故者に対する黙祷のあと、ラジオ体操で体をほぐしました。この後、各地区の会員より歌や詩吟、フラダンス、大正琴演奏など、日頃の練習の成果を披露しました。

 


みんなが幸せに暮らせる社会を
よかつれフェスタ

 菊陽町と菊陽町男女共同参画さんさんの会(村上会長)主催の令和6年度よかつれフェスタが12月21日(土)、菊陽町図書館ホールで行われました。
 オープニングイベントとして菊陽中学校合唱部によるNHK合唱コンクール課題曲「僕らはいきものだから」など3曲を披露。開会行事の後、標語&フォトコンテストの表彰式が行われました。また、2020年4月、県警初の女性警視に就任し、2022年4月熊本東警察副所長、2023年4月機動捜査隊長を経て、2024年4月菊池警察署長に就任した三宅晶子さんによる講演会「トライ〜私の巡査奮闘記」がありました。

 

 



みんなでつくろう安心の街

 年末年始の忙しい中、防犯や特殊詐欺などに防犯について考えてもらおうと12月21日(土)、サンリーカリーノ菊陽店で防犯グッズの配布を行いました。
 防犯グッズの配布を行ったのは、菊陽町セーフティパトロール隊の皆さんと大津地区菊陽安全協会女性の会・菊陽町地域女性の会の皆さん。電話でお金詐欺や闇バイトなどの注意書きの入ったチラシやライト付き防犯ブザーなどを買い物客に手渡し、防犯を呼びかけました。

 



    (248)イスを使ったストレッチ 上半身のストレッチ

     

 イスに腰を下ろし姿勢を正し両足を開いて座り、写真@のように手の甲を合わせます。息を吐きながら体を前へ倒します。息を吐き終わった吸いながら写真Aのように両手を握りひじを後ろに引きます。子のストレッチを10回行ってください。

 右の太腿に左手の甲を乗せます。息を吐きながら写真Bのように耳の横から倒していきます。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。反対も同じ要領で行ってください。交互に3回行ってください。
 大変寒いのでゆっくり時間をかけて行うと体が温まります。試してみてください。


  矢原正治

(213)カイソウ(海藻)

 海藻の消費が、この30年で半減しているとか?その原因は水銀&ヒ素問題なのかな?マイクロプラスチックかな?空気の環境汚染も問題ですが、水の環境汚染も、気になりますね。ただ気にし過ぎると自然からの食べるものがなくなります。
 今月は「海藻(海草)」にします。海藻は総称で、大きく分けて@紅藻類、A緑藻類、B褐藻類の3つに分けられます。オニギリの海苔、海苔の佃煮の海苔は「紅藻類」、アオサ、青のり、海ぶどうは「緑藻類」、ワカメ、昆布。ひじきは「褐藻類」です。海藻は、浅いところから、大きく「緑藻類」「褐藻類」「紅藻類」の3つのグループです。
〇緑藻類 アオサ類、アオノリ類、クビレズタ(海ぶどう)等があります。浅いところにあるので陸上の植物と同じ光合成をする緑の色素を持っているため緑色です。
〇褐藻類 ワカメ、昆布、メカブ、ヒジキ、モズク類等があります。体の色は黄色や褐色です。
〇紅藻類 テングサ(寒天に)、トサカノリ、オゴノリ、フノリ、海苔(ノリ)等があります。赤い色素を持ち、体の色は紅色、黄紅色、暗紅色です。
 成分として、ビタミンA、E、B2、B6、B12、葉酸などで、特に紅藻に多く含まれます。ミネラルとしては、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などが多く、特に紅藻は亜鉛を多く含みます。
 難消化性の植物繊維が多いので便秘解消には良いでしょう。また、海藻には体内脂肪の減少作用があり、肥満予防に良いと言われています。わかめ、めかぶ、ひじき、もずくは、カルシウム、マグネシウムが、多いので、骨、歯を強くする、骨粗鬆症の改善にも良いかもしれません。
食事の最初に、海藻を食べると、減塩効果があると言われています。高血圧の人はいかがでしょうか?

 1/20〜、ネパールのカトマンズの南のパターンに滞在。気温は毎日20℃位です。街を歩くと随分と立派な野菜が売られています。こちらの価格を紹介します。1.15倍して円に計算してください。1kg当たりの価格です。
<野菜> キャベツ:50〜60Rs、カリフラワー:50Rs、ブロッコリー:60Rs、ニンジン:50Rs、ダイコン:40〜50Rs、キュウリ:50Rs、ナス:50Rs、サヤエンドウ:50Rs、ほうれん草などの葉物野菜:20〜30Rs、コリアンダー:20Rsぐらいだそうです。
<果物> リンゴ:200〜350Rs、オレンジ:200Rs、バナナ(12本で):100〜200Rs、アボガド:350Rs、パパイア:150Rs、イチゴ:300〜400Rs/1パック位だろうと、泊まっているゲストハウスの前で、いつも日向ぼっこをするメンバーの男性が教えてくださいました。

 私がネパールに初めて来た2002年に比べ、野菜や果物もずいぶん立派になりました。バナナの苗木は、組織培養で作られ、2年弱で実が出来たと、私が講義と実習をしている大学の先生が、伺ったらすぐに写真を見せて下さいました。


 ダルバールスクエアからランタンを見る


   三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(211)初春を彩る「泡」の美酒
龍勢『八反35号』『活濁酒』
生もと純米活性にごり酒

◆泡と酒の歴史
 酒というものは、簡単にいうと、糖分を酵母が取り込んで、アルコールと炭酸ガスに分解し、アルコール分を人間が飲むというものです。つまり、糖→(酵母菌の代謝)→アルコール+二酸化炭素(炭酸ガス)で表現できます。
 世界的に見て、酒と炭酸ガス(泡)が融合した酒と言えば、「ビール」があります。原料は麦です。高級でエレガントな泡酒と言えば、「シャンパーン」があります。1650年ごと、盲目の修道僧=ドン・ベリニョンによって生み出されました。原料は葡萄です。
 さて、人類はこの「泡」の出る酒に多くの人々が魅了されてきたといっても過言ではありません。2年前・2023年5月に開催されたG7広島サミット・ワーキングディナーにおいて、広島県竹原市・藤井酒造鰍ェ醸した「泡」の出る酒=龍勢『活濁酒』生もと込み純米にごり酒が、各国の要人たちを魅了しました。
 今回は、この酒について、ご紹介をしたいと思います。

◆立春・泡酒
 梅の花が咲き始める「立春」。春は名のみの風の寒さやかもしれませんが、着実に春の息吹きを感じるこの季節にぴったりの酒が「活濁酒」(かつだくしゅ)です。
 製造元の藤井酒造鰍ヘ、瀬戸内海に面した竹原市にあります。創業は1863(文久3)年。品質第一の日本酒を醸し続けています。1907(明治40)年、日本最初の全国清酒品評会では主席(第1位)に輝きます。100年後の2007(平成19)年、ロンドンで開催されましたインターナショナルワインチャレンジ(IWC)・純米吟醸・純米大吟醸部門での最高金賞を受賞。その10年後の2017(平成29)年にフランスで初めて開催された「蔵マスター」(Kura Masuter)の純米部門でプラチナ賞を受賞しています。世界の名だたるコンテストの第1回開催の時に、輝かしい成績を修めている酒蔵です。
 その、藤井酒造鰍ナ、壜内2次発酵をさせて酒が「活濁酒」(かつだくしゅ)です。

 蔵元のコメントには、2月初旬頃に蔵出しし、3月〜4月のお祝いの席や花見など、乾杯酒としても最適で、華やかな席で映えるデザインとなっています。その華やかさに目が行きがちですが、酒質はしっかりと設計されており、この時期にしか楽しめない瓶内二次発酵による微炭酸日本酒として、日本酒好きの方にも堪能していただきたいお酒です。とのこと。私もまだ飲んだことがありません。龍勢「活濁酒」の入荷がとても待ち遠しいです。
 

 龍勢 活濁酒
 生もと純米活性にごり酒
 価格 720ml      2,570円(税込み)