ワンネス 1107号  2025/05/11発行

華やかに舞う
春秋の舞

 SAN企画(坂本代表)主催の第2回春秋の舞が4月6日(日)、菊陽町図書館ホールで開催されました。
舞台は「長唄 獅子の乱曲」で幕を開け、各流派の日本舞踊が舞われ、日本橋やかがり火、花吹雪などの舞台演出もあり、素敵なステージとなりました。 
また、二胡の演奏もあり、素敵な音色を響かせていました。

 


念願の三冠を達成しました
青葉台区 外村信子さん

 3月2日(日)、福岡県大川市で開催された「第42回古賀政男記念 大川音楽祭」で古賀政男の作曲した歌で競う古賀メロディー部門で最優秀賞を受賞しました。
 同音楽祭には1995年から挑戦し続け、2001年には民謡部門で、2015年には一般部門で最優秀賞を受賞し、今回の受賞で三冠を達成。史上2人目です。
歌った曲は「無法松の一生(度胸千両入り)」。荒くれ者の人力車夫の男らしさと切なさが見える曲で、20代の頃より歌ってきた十八番です。
 最優秀賞を受賞した古賀メロディー部門には14歳から70歳までの10人が出場。若い世代の人たちと一緒の
ステージで歌えることが嬉しく、受賞した時は応募し続けた30年の思いが込み上げて涙が止まらなかったです。
 過去の最優秀賞獲得者は次回以降その部門に出場できないという規定があり、同音楽祭への出場は一区切りです。
 「継続は力なり」これからも声が続く限り心を込めて歌い続けたいと思います。

 

 


きれいになりました
ボランティア大会

 菊陽町ボランティア連絡協議会(佐々木会長)主催の令和6年度菊陽町ボランティア大会が3月20日(木・春分の日)、三里木駅側のサンリーカリーノ菊陽店周辺で清掃活動が行われました。
 参加したのは、ボランティア連絡協議会に加入する団体や個人、菊陽町社会福祉協議会の職員など76人。回収したゴミは、ポイ捨てされたタバコや空き缶、傘などがありました。

 


親睦と融和の大会
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センターの第67回グラウンドゴルフ大会が3月13日(木)、なかよし近隣公園で行われました。
 開会式では、矢野さんが「ルールを理解し、日頃練習されている方々もホールインワンを目指し、親睦と融和を図りながら最後まで一人の故障者もなくプレーすることを誓います」と選手宣誓し試合開始。会場では「あーいかん、おしい」や「ナイース!ホールインワン」などの声も聞かれ、参加した皆さんはグラウンドゴルフを楽しみました。

 

 


春休みの
子どもたちへ食の提供

地域女性の会

 菊陽町地域女性の会(酒井会長)は3月26日(水)、地域女性の会の活動の一つ「キャロッピー食堂」を行いました。
 今回は、菊陽中部小学校校区の子どもたちと学童クラブのみんなへ昼食のカレーを提供しました。そして交通安全の話をし、交通安全啓発グッズを配りました。

 


   (251)腸腰筋のストレッチ

  

 四つんばいになります。膝を曲げて、曲げた膝がお尻の高さになるようにします。写真@のように片手で足を持ち息を吐きながら足先を自分の方へ引きます。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢へ戻します。反対も同じ要領で行います。交互に2回行ってください。

 腰をおろし膝を立てます。左の膝に右の足首をのせます。写真Aのように右足の間から手を入れ、左手は左足の外側から手をまわし両手を組みます。息を吐きながら右足を持ち上げます。この時背筋が曲がらないようにします。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢に戻します。足を替えて同じ要領で行います。交互に2回行ってください。
 このストレッチをすることで足の歩幅が広くなり、階段の上り下りが楽になります。足の衰えを感じる方はぜひ行ってみてください。


   矢原正治

(216)ノカンゾウ  ワスレナグサ科

 3月から借りている畑で新芽が出始めました。一緒に、ヤブカンゾウ、ユウスゲ、ヒメヒオウギスイセン、ミシマサイコが植えてあり、6月〜8月に花が咲いています。希少植物のノカンゾウ(野萱草)、熊本県内でもほとんど見かけませんが、花が八重で同じ属のヤブカンゾウ(藪萱草)は、鉄砲小路の畑の畔、阿蘇などのあちこちで見かけます。
 ノカンゾウの根の味:甘い、性質:涼、水を利し、血を涼めるとの作用で、水腫、排尿困難、鼻出血、血便などに利用すると中薬大辞典に記されています。また民間薬で、蕾&花を解熱に、根&葉を利尿に煎じて飲む。腫れ物には根を砕き外用に用います。ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ユウスゲは食用に、蕾&花、新芽を天ぷら、酢の物、和物などに利用されますが、食べる量はホドホドに。新芽の白部分は、酢味噌など生で食べても美味しいです。ただ新芽を食べると花が咲きませんので、余りいじめないようにしてください。
 今年は2月〜4月、気温差が大きく、4月の終わり熊本県内でも30度を越す日の後に、また冷え込んでいますが、今年の夏はまた暑いのでしょうか?
 サツマイモの成長か今年も良いではと期待しています。朝夕の気温差が大きいので、スイカの糖度も高く美味しいようです。
 冷え込んだ日も多かったので、植物は少し開花が遅れているようです。鉄砲小路の借りている畑のノカンゾウ、ヤブカンゾウの新芽も順調に伸び、花が今年も6月から綺麗に咲いてくれそうです。
 タケノコが裏年なのに、鉄砲小路のモウソウ竹のタケノコが一杯出て筍堀を楽しみました。冷え込んだこともあり筍の成長が遅く、味は良かったようです。5月中旬からはハチクの細い筍を切らしてもらいます。筍の先端には成長ホルモンのジベレリンがあり、1日に数十センチ伸びます。楽な柔らかい筍のうちに切っていくか、手間ですが、竹を1mぐらいから切っていけば駆除できる可能性があります。試した方々に聞いてお試しください。
 菊陽町で半導体の工場が稼働しだし、熊本市内の地下水などにPFAS(PFOSとPFOA)(有機フッ素化合物)が増えているようですが、現状では基準値以下だと安心しているようです。脂質組織に蓄積しやすいPFOSが有明海の海産物に蓄積、地下水を水道水(飲料)に用いる熊本市内の方々に10年後、体内に蓄積し影響はないのか。また、地下水が減り菊陽町の湧水の減少も心配しています。如何でしょうか?
 免疫アップ、脂溶性有機毒素を出す植物繊維を多く含む「最強の野菜スープ」(前田 浩著)もいいです。お試しください。皆様の益々のご健康をお祈りいたします。


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(214)地酒途中下車 JR東海・東海道本線
静岡駅(静岡県)
「萩錦」純米 ナイショのかすみ酒

  

 大江戸日本橋から、続く東海道。江戸幕府を開いた徳川家康は、晩年、静岡(駿府)で過ごしました。
駿府は富士山の麓に広がり、南は太平洋が広がっています。見事、THEニッポンの絵にかいた景色が広がります。
先日、萩錦酒造鰍訪問。静岡市に熊本とご縁のある美酒を発見。その酒蔵の話題をお伝えします。
「萩錦」ってブランドご存知でしょうか?。ご家族3人で醸す静岡でも小さな酒蔵ですが、すっきりとした緻密な酒を醸しています。創業は、明治9(1876)年。熊本は、不平士族が発起した神風連の乱が起こった年。翌年の西南戦争へと繋がります。初代・萩原新吉は、富士山や南アルプスから伏流する鮮烈に湧き出る地で酒を醸すことを決意して、今年で149年を数えます。現在では、5代目夫婦が日本酒を醸しています。
妻・綾乃さんは美大を卒業して美術の仕事をしてこられ、夫・知令さんは一級建築士の資格を持ち、設計士の仕事をされ、御縁で、二人はご結婚。紆余曲折あり、二人は妻・綾乃さんのご実家の酒蔵を継ぐことに。夫・知令さんは、菊池市隈府「菊の城」酒造の御曹司。ご縁とは言え、設計の道から酒づくりの道へ。
先代の名杜氏・小田島健次杜氏(岩手県南部杜氏)から手ほどきを受けた静岡型吟醸酒を伝授。
派手さはないが、スルスルと喉を通るスッキリとした上品な辛口の酒を醸しています。静岡市は、目の前の駿河湾で獲れる海の幸、富士山の裾野でとれる山の幸が集まり、美味しい食材が集まる場所。そんな海と山の食材にぴったりなのが「萩錦」。
ご夫婦の「夢」は、静岡や熊本にゆかりのあるお米や酵母を使って、新しい香味を醸してみたい、と語ってくれました。一度飲んでみて欲しい、熊本と静岡ゆかりの日本酒です。

「荻錦」純米 ナイショのかすみ酒

原料米   長野県産 ひとごこち
精米歩合  麹米65% 掛米65%
日本酒度  +5.0
酸  度  1.60ml
度 数    17%(前年数値)
酵 母    きょうかい9号
価  格 720ml ¥1,250-(税別)   1800ml ¥2,500-(税別)


イキシア アヤメ科

 花言葉は「団結」「秘めた恋」などです。
球根植物です。 南アフリカが原産で、原種が40〜50種ほどあります。4〜5月頃に、針金のようにしなやかで細い茎に白やピンク、黄色、青、複色などの花を穂状または円錐花序にたくさん咲かせます。また、花は夜や雨の日には閉じて、晴れの日には開く性質があります。
(撮影場所 上津久礼区)