ワンネス 1119号  2025/11/09 発行

安心できる地域づくり
福祉・防災フォーラム

 菊陽町社会福祉協議会法人設立50周年プレ記念 福祉・防災フォーラムが9月27日(土)、菊陽町福祉センター交流室で行われました。
 シンポジウム「熊本地震発生時のボランティア活動を振り返る」と題し、熊本地震時に活動した、株式会社東築建設代表取締役 甲斐浩二さん、菊陽町地域女性の会会長 酒井さん、なないろネットワーク代表 神田みゆきさんが当時の活動の様子を話しました。また「災害に“も”強いまちづくり」と題し、福岡県朝倉市社会福祉協議会 福祉課地域係長 矢野奈緒美さんが基調講演を行いました。終了時には非常食体験としてハイゼックス米も配布されました。

 

 


歌と踊りで賑やかに
歌と踊りの祭典

 SAN企画(坂本ゆきのり代表)主催の第1回歌と踊りの祭典が9月21日(日)、菊陽町図書館ホールで行われました。
 舞台は日舞「藤は紫」で開幕。歌や踊り、カントリーダンスなども披露され、賑やかで華やかな舞台となりました。


9月・10月
菊陽ゆるサロンの活動

 菊陽ゆるサロン(遠藤代表)は、9月27日(土)、28人が参加し、江津湖で「秋の夕景と共に屋形船を楽しもう」を実施しました。
 プロによる三味線と太鼓の演奏で、お座敷が一挙に高級な雰囲気に包まれました。和食の老舗「梅の花」からのお弁当や銘酒の数々がテーブルに並べられ、宴会も質の良い雰囲気で盛り上がりました。湖面をすべるように走る屋形船の窓からは、湖畔の明かりとともに暮れなずむ江津湖をながめることができました。


ニュースポーツに挑戦
囲碁ボール大会

 菊陽町スポーツ推進委員協議会(森田会長)主催の第1回菊陽町囲碁ボール大会が9月28日(日)、菊陽町総合体育館サブアリーナで開催されました。
 囲碁ボールとは、碁盤に見立てた人工芝の専用マット上で、白と黒のボールをスティックで打ち、縦、横、斜めのいずれかに五目並べを行うニュースポーツです。戦略性が高く、年齢を問わず楽しめます。
 開会式で森田会長が「この囲碁ボールを各地区で普及させていきたいと思います」と挨拶のあと競技開始。
 菊陽町で初めての大会で参加したのは63歳から88歳までの27人。「あー強か。横さん行った」や「狙って並ぶもんじゃなか」「やった!並んだ」などの声も聞かれ、和気あいあいと囲碁ボールを楽しんでいました。

 

 


あさひタイム

 10月1日(水)、あさひヶ丘区のあさひタイムで音楽ボランティアぐるぐるによるミニコンサートが行われました。参加した皆さんは知っている曲が演奏されると一緒に口ずさみました。


戦後80年 縁尋機妙多逢勝因 米村 邦昭さん

 表題は「えんじんきみょう たほうしょういん」と読み、昭和の歴代首相・財界トップの指南役だった人間学の泰斗、安岡正篤師のご著書の中で私が出会った言葉です。その意味は「よい縁がさらによい縁を尋ねて発展してゆく様は、誠に妙なるものがある。人はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えねばならない」と説かれています。
 実は、この言葉を再認識させてくれたのが、去る8月17日パレアホールで開催された「火の国平和祈念さくら館」を建設する県民の会発会記念講演会でした。「『戦後80年歴史の真実と英霊の願い』〜ルーズベルトに与える書の現代的意味とは〜」との演題で、講師のノンフィクション作家・門田隆将氏の講話の概要はこうでした。
 大東亜戦争の末期、あの硫黄島の激戦で、総指揮官・栗林忠道陸軍中将同様に自決を前にした海軍航空隊指揮官・市丸利之助海軍少将は時の米国大統領ルーズベルトに宛てて大東亜戦争の大義を諭す内容の日文・英文の遺書を通信参謀村上治重大尉(高森町出身)他1名に託します。村上大尉はそれを腹に巻きつけて突撃し戦死します。米軍の検死の際にその遺書が発見され、報道機関によって世界中に報じられますが、日本側は知る由もなかったわけです。
 戦後、村上治重大尉の遺児健一氏(熊本高校8回卒)は、九州大学卒業後、通産省から在米日本大使館の一等書記官として出向し、昭和50年訪ねた海軍兵学校内アナポリス博物館で父親の形見ともなる「大統領へ与える書」との奇跡的出会いを果たしたのでした。この話をホールの前席中央で聴講し感激したのが、通産省在任中に村上健一氏にお世話になった熊本ソフトウェア(株)相談役の足立國功氏(熊本高校15回卒)だったのです。足立氏とは同期で、この講演会の主催スタッフである私にも繋がるご縁の妙を感じたことでした。


  (257)腰のストレッチ

   

 仰向けに寝ます。息をゆっくり吐きながら、写真@のように両足を両手で抱え込み、頭を膝にくっつけるようにします。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢へ戻します。両足を抱え込むときはできるだけゆっくり息を吐いてください。このストレッチを3回行ってください。

 仰向けに寝て両手を真横に開きます。写真Aのように両膝を抱え込み息をゆっくり吐きながら右方向へ膝を倒します。この時顔は上を向いたままにしてください。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢へ戻します。左方向も同じ要領で行い、2セット行います。できる方は、倒した膝を床にくっつけないようにしてください。
 朝起きてからのモーニングストレッチとして行うと日常活動がスムーズにできます。お布団の上でもできるので毎日行ってみてください。


  矢原正治

(222)ナツメ クロウメモドキ科

 急に寒くなってきました、冷たい空気(風邪(ふうじゃ)、寒邪(かんじゃ))で、風邪(カゼ)を引いていませんか?
今月は、葉を良く噛んで舌の上を転がすと、砂糖の甘みを感じない、ナツメ(棗)を紹介します。ナツメの仲間のサネブトナツメ(酸棗)の葉も同じような作用を示します。ナツメの木には長い棘(とげ)が多く、棘の漢字を縦にしたのは「棗(そう、なつめ)」です。
 茶道で抹茶を入れる容器を「棗(なつめ)」といいます。ナツメの果実に似ているので、名付けられたと言われています。
 ナツメの果実を乾燥した物を、大棗(たいそう)といい、糖分が多いことより、疲労回復、胃腸の働きを助けるなど効果が、他に、精神不安、緊張緩和、不眠解消、食欲不振の改善などの効果を目的に漢方薬に配合されています。
 大棗は、葛根湯、桂枝湯、柴胡桂枝湯、小建中湯、大柴胡湯など厚生省が認定した一般漢方処方210処方中67処方に配合されています。例えば、小建中湯(芍薬、桂皮、大棗、甘草、生姜、膠飴)は、虚弱体質で疲労しやすく、血色がすぐれず、腹痛、動悸、手足のほてり、冷え、頻尿及び多尿などのいずれかを伴う次の諸症で、小児虚弱体質、疲労倦怠、神経質、慢性胃炎、小児夜尿症、夜泣きなどに用いる。お心当たりの方はお試しください。
 ナツメの花は、2〜3mmのうす緑の目立たない花ですが、いつの間にか花が終りびっしりと実を付けています。果実は、夏の暑さのエネルギ−を一杯もらい大きくなり、9月には少し黄色みを帯びてきます。少し茶色くなったくらいが生食するには良く、ナツメの果実の甘さは格別です。甘さの成分はフルクト−ル(果糖)で、ナツメの実を焼酎につけると何と抗アレルギ−活性が現れます。元々ナツメの果実には無い化合物が、アルコ−ルとフルクト−スの反応で、エチルフルクト−スが出来ます。これが抗アレルギ−活性を示します。大棗中に含まれるサポニンのZizyphus Saponinは交感神経節等の神経成長因子(NGF)による神経線維の修復、成長を促進するとの報告があります。薬用人参に大棗を加えた焼酎漬けは、滋養強壮作用があり、血圧を上げないと言う方もいます。
 インフルエンザが流行しています。漢方薬の「麻黄湯」を、罹ったかなと感じたら、すぐ、一包飲んで、酷くならないようにしてください。タミフルと麻黄湯の効果は同じだとの研究結果があります。
 風邪を引いて漢方薬(葛根湯、麻黄湯)を飲んでもあまり効果がありません。理由は飲み方にあります。風邪に罹ったかなと感じたら、『すぐ』、一包を頓服で、次は2時間後にお飲みください。早い対応で、元気で、楽しくお過ごしください。


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(220)11月1日は本格焼酎の日
美味しい焼酎・お湯割りの作り方を教えます

◆11月1日は焼酎の日
  本格焼酎の歴史は古く、九州地方で焼酎が造られ始めたのは、鉄砲伝来と同じく戦国時代のころとされています。江戸時代には、焼酎を製造・販売する「茶屋」(焼酎の造り酒屋)が勃興して、九州各地で、広く焼酎が飲まれるようになりました。
 本格焼酎(旧・乙類焼酎)は、単式蒸溜と呼ばれ、一度だけ蒸溜した焼酎をさします。一度だけの蒸溜ですので、原料の風味がストレートに表現されます。
・鹿児島・宮崎は「芋」焼酎
・熊本の人吉・球磨地方は「米」焼酎
・大分や福岡や壱岐対馬は「麦」焼酎
といった具合に、各地の穀物を焼酎にして楽しむ文化が根付き、今日に至ります。
 同じ焼酎でも、蒸溜を数回行い、ほぼ精製されたエタノール分だけを抽出させた焼酎=連続蒸留式焼酎=新式焼酎=旧・甲類焼酎=ホワイトリカーの焼酎もあります。余談ですが、戦前は、新式焼酎を、航空燃料として利用した経緯もあり、甲類・乙類と分類した時代もありました。
 さて、秋に仕込みはじめた焼酎が、だいたい11月1日ごろから新酒になります。日本酒造組合中央会では、昭和62(1987)年に、11月1日を「本格焼酎の日」と定め、本格焼酎の普及活動にがんばってきました。

■寒い時期は、お湯割りが旨い
〜美味しい焼酎・お湯割りの作り方〜
 本当に旨いお湯割りは、原料由来の甘味と香りが程よく混ざり合ったような、なんとも言えないものになります。ロックや水割では、決して味わえない甘味と旨味。特に、芋焼酎はその香味が如実に表れます。
 プロが作るお湯割りの方法をお教えします。簡単ですので、おうちで実践してみてください。

 まず、焼酎・お湯割り用のお湯の温度は、70〜80度です。現在では、ポットの温度設定されるものがあるので便利です。決して、沸かした沸騰した湯を使わないでください。沸騰した焼酎で割った焼酎は、苦みが出て美味しくなくなります。きっと焼酎が火傷をするのでしょうね。
 グラスにお湯から注いでください。おおよそ焼酎:お湯の割合は5:5もしくは6:4が一般的です。ご自分の好きなアルコール度数になるように調整してみてください。
 次にお湯の入ったグラスに、焼酎を注ぎます。勢いよく注ぐと美味しくなくなります。グラスを傾けて、焼酎をゆっくりとお湯に馴染ませる感覚で注いでください。
 最後にマドラーで攪拌をして、出来上がりです。

 この方法で、お湯割りを作りますと、ワンランク上の焼酎になります。
 飲食店では、1杯が2杯、2杯が3杯になり、売上がアップします。お試しあれ!