熊本市北区在住 キャンプケイスケ

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979号 2020年2月16日

(1)キャンプに最適な時期は?

 今月より、キャンプに関する記事を書かせていただく事になりました「キャンプケイスケ」といいます。よろしくお願いします。
 さて、キャンプも色々なスタイル、いろいろな楽しみ方がありますが、みなさまはキャンプといえばどのシーズンを思い浮かべますか?やはり夏を思い浮かべる方が多いかと思います。
 私は1年中キャンプをしていますが、実は夏は最もキャンプに向かないと思っています。理由としては、まずとにかく暑い。寒い時期は暖を取る方法が色々とありますが、暑さ対策にはやはり限界があります。山の方に行けば多少涼しくはなりますが、やはり暑いものは暑いです。そして暑いと食材が痛みやすいので注意が必要です。涼しい時期であれば自宅で仕込みを済ませて、キャンプ場についてから料理を仕上げるだけ、といった事もできますが夏にこれをやってしまうと痛みやすくなってしまいます。そして虫です。夏のキャンプは虫との戦いでもあります。蚊、ブヨ、ヒル、スズメバチ、ムカデなど注意が必要な物が沢山活動しています。
 では、冬はどうかというと、最近は折り畳みの薪ストーブが流行っていたりストーブを持ち込んだりと暖を取りやすくなっています。しかしこれで注意が必要なのが一酸化炭素です。中毒を起こすと最悪死亡事故につながります。また、冬の屋外の寒さは想像以上です。冬キャンプにチャレンジしたい方は一度、庭かベランダで一晩過ごしてみると良いかもしれません。さすがに熊本の平地で凍死することはないと思いますが、それなりの冬準備が必要になります。ですので、最適な時期は3月〜6月、9月〜11月辺りなのではないでしょうか。もちろん、冬に焚火に当たりながら食べるお鍋、なんていうのも最高ですが、まずは過ごしやすい時期から始めていただければと思います。


985号 2020年4月26日

(2)焚火のルール&マナー

 キャンプの醍醐味といえばやはり焚火ですが、焚火にも正しいやり方があります。 
 まず、直火(地面の上で直接燃やす)ができる場所は一部キャンプ場のみで非常に限られています。理由は様々ですが、一番大きな理由は正しく行わないと地面へダメージを与えてしまうことです。芝生敷きの場所などいうまでもありませんせんが、露出した地面や河原などでも、許可されていない限りやってはいけません。地面が焼けるとその周辺で生きている昆虫や微生物、近くの木から伸びてきた根などが死滅し、環境に影響を与えます。地面の下の根が焚火の熱で燃えて、そこから幹に火が移り森林火災に発展したケースもあります。仮に直火が許可されている場所でも利用前の状態に戻さなければいけません(原状復帰)。掃除をして、組んだ石などは綺麗に元にもどします。
 焚火を行うには正しい道具と作法があります。まず、地面の上に枯葉等の燃えやすいものがある場所では行いません。移動するか、片付けましょう。場所の確保ができたら次は地面の上に、熱を遮断するスパッタシートというものを敷きます。そのうえに焚火台を設置します。その上に薪を置いて燃やします。燃やすものですが、当たり前のことですがゴミを燃やしたりしてはいけません。プラスチックごみなどはもってのほかです。紙類などは火の粉が舞いやすく危険なので、焚付け(最初に火をつける)場合など最小限の利用にとどめましょう。風がある場合は、風上にリフレクター(風防)を設置し、場合によっては焚火を行わないという判断も必要です。焚火の後始末ですが、燃え残った炭は必ず持ち帰るようにします。誤解している人が多いのですが、炭は自然には還りません。火消壺を持って行けば消火も簡単ですし、次の焚火の時に利用できます(消し炭といって火が付きやすくなっています)。処分してしまう場合、燃えるゴミとして出します。次回のテーマは「薪」です。


986号 2020年5月17日

(3)焚について

  焚火に使う薪ですが、通常はアウトドアショップやホームセンター、キャンプ場などで購入します。薪を拾っていい場所は限られています。必ずキャンプ場で確認しましょう。また拾う場合も基本的には落ちている物を拾うだけです。絶対に立っている木の枝を折ったり切ったりしてはいけません。薪を集める場合は、一緒に松ぼっくりや枯れた針葉樹(杉など)の葉を集めます。松ぼっくりは燃えやすく着火剤の代わりに使えます。松ぼっくりは湿っていると閉じてしまう性質があるので、乾燥していて傘がしっかり開いているものを使うようにしましょう。針葉樹の葉も同じように燃えやすいです。
 火起こしの手順ですが、基本的に燃えやすい物ほど、すぐ燃え尽きます。燃えやすいものから少しずつ燃えにくいものに火を移していき大きな炎へと育てていきます。
 まず、松ぼっくりや杉の枯葉に火をつけます。そしたら小枝から段々と太い枝を燃やしていきます。針葉樹の方が広葉樹よりも燃えやすいので最初は針葉樹を、最終的に広葉樹の太い薪を燃やすところを目指しましょう。針葉樹は燃えやすく入手も容易ですが、煤が多くでますので、焚火で調理を行いたい方は注意しましょう。まだ炎が上がっている状態は煤が付きやすいです。炎が上がらず薪が赤く燃えている状態(熾火“おきび”といいます)を維持できるようになると焚火一人前といえるでしょう。薪の種類や組み方で炎の大きさ燃焼時間が変わってきます。焚火の専門書もでているので興味のある方は読まれてみるのも良いでしょう。
 最近はブームでキャンプ人口がどんどん増えています。その分、正しい焚火の知識をもたずに行い、マナー違反からのテント火災がも増えています。それらが原因で閉鎖されるキャンプ場まで出てきています。焚火は楽しいものですが、一歩間違えれば、自然に悪影響を与え、事故にもつながります。正しい知識をもってやっていきましょう。


990号 2020年7月12日

(4)キャンプで使う燃料(ランタン)

 前回、前々回と焚火についてお話しましたが、キャンプはそれ以外にも色々と燃料を使います。目的やキャンプスタイルに合わせて使い分けます。キャンプに欠かせない道具にランタンとバーナーがあります。
 ランタンは照明、バーナーは調理器具です。これらで使用する燃料についてお話します。まずランタンからお話したいと思います。
 最近はLEDランタンが普及してきました。充電式が多いのですが、安くて安全、コンパクトで明るいとメリットが多いです。特にテント内に持ち込める点が最大のメリットでしょう。LEDランタン以外は燃料を燃やして明かりにします。大きく分けるとガス、ガソリン、オイルの3つに分けられます。ガスランタンはカセットボンベ(CB缶)やアウトドア缶(OD缶)を使用します。ガスが充填されているボンベをランタンにセットして使います。CB缶はスーパーやコンビニでも入手できますが、OD缶は大き目のホームセンターやアウトドアショップで購入するのが一般的です。ボンベをセットするだけで使用できるので便利です。デメリットとしては寒い時期になると中の液化ガスが気化しなくなり使用できない(ドロップダウンといいます)状況がおきます。また発生する光量/熱量に対して体積が大きくかさばります。身近で扱いやすいですが、CD缶でも使用するときに向きが決まっていますのでしっかり確認してから使いましょう。次にガソリンです。主にホワイトガソリンという専用の物を使います(通常の自動車用ガソリンも使用できる物もあります)。ガスに比べて光量/熱量共に勝り、かさばりません。その分、扱いが難しく、ポンピングやプレヒートと呼ばれる使用前の作業や、メンテナンスなどが必要です。どちらかというと上級者向きといえるでしょう。ガスランタン、ガソリンランタン共にマントルという網をセットして使用するのが一般的です。マントルは脆いので定期的に交換します。最近はマントルではなくプラチナ触媒を使ったメンテナンスの要らないガスランタンもあります。最後にオイルランタンですが、灯油やパラフィンオイルという専用の物を使います。ガスやガソリンに比べると扱いやすい部類の燃料になります。綿でできた芯材に燃料をしみこませて火をつけます。光量はガスやガソリンに劣りますが、扱いやすいさと雰囲気の良さで人気がありますが、灯油は煤が出やすく定期的に清掃や芯材の交換などメンテナンスが必要です。また内部で蝋燭を燃やすキャンドルランタンなども雰囲気が良く人気があります。メインランタンとしてガスやガソリン、サブのランタンでオイルやキャンドル、テント内で使用するLEDランタンと使い分けると良いでしょう。間違ってもLED以外のランタンをテント内で使用してはいけません。死にます。
 次回はバーナーについてお話します。


991号 2020年7月26日

(5)キャンプで使う燃料 その2

 さて、ある程度燃料のことが分かってきたところでバーナーの話をしたいと思います。調理に使う機材でCB缶をセットして使うカセットコンロはみなさんご存知かと思います。それのアウトドア仕様の物、と思ってもらえばいいかと思います。一人用のシングルバーナーや、火を同時に2個使えるツーバーナーなど色々な種類があります。燃料はランタンでお話したガスとガソリンを使用する物がほとんどです。また燃料用アルコールを使用するアルコールストーブも人気があります。非常にコンパクトで燃料も扱いやすく、メンテナンス等もあまり必要ないので、人気です。ただし、アルコールの炎は青く、日中はほとんど目視することができません。液体に直接火をつけるので、万が一こぼしてしまった場合など危険です。その他、固形燃料なども手ごろでおススメです。
 このように、照明と調理器具だけで様々な燃料が存在します。自分のキャンプスタイルに合わせて、どれを持って行くか、どう組み合わせるか考えるだけでも楽しいものです。ただし、どれも使い方を間違えると危険ですので、使用方法を事前に確認し(できたらキャンプに行く前に1度練習で使ってみてください)安全に使えるようになりましょう。
 キャンプブームのおかげでキャンプ人口が増えていますが、その分、慣れてない方の事故も増えています。最近もカセットボンベの向きを間違えたまま使用し爆発させたり、オイルランタンに知らずにガソリンを入れて炎上させたりと、いうのを見ました。また先ほども書きましたが、基本的にテント内に持ち込める物はLEDランタンだけ、とお考えください。 
 YouTubeなどにテント内でかっこよく焚火や薪ストーブ、ランタンなどを使用している動画がありますが、あれはきちんと換気をしながら、一酸化炭素警報器などを設置して十分な体制を整えてやっているので可能なことなのです。
 ちなみに私はソロキャンプの場合、CB缶のシングルバーナーとランタン、LEDランタン、アルコールストーブを持って行きます。成形炭という使いやすく加工してある炭を持って行くもことあります。楽しいキャンプをするために正しい知識をもって道具を使っていきましょう。


994号 2020年9月13日

(6)色々なテント

 テントには色々な種類があります。細かく説明するときりがないので大まかな種類をご説明いたします。
・ロッジ型テント
  大人数で使う時にはこのタイプが多いです。背が高く、広く、前室部分が広くタープがいらないツールームタイプも多いです。家族向けという感じですね。快適ですが、設営が大変なのと、収納時もかさばる物が多いです。

・ドーム型テント
  テントの布部分に湾曲するポールを通して設営します。ロッジ型に比べると天井が低く、小型になります。その分、設営は楽ですし収納時もコンパクトです。お値段も手ごろな物が多いです。

・ティピーテント
  テント内部の中央にポールを立てて設営する、円錐形をしたテントです。インディアンテントなどとも呼ばれます。設営が比較的楽でコンパクトでありながら、背が高く中で立つこともできます。最近人気のタイプです。
 
 他にも取り出すだけで立ち上がるワンタッチテントや、パップテント(軍幕と言ったりします)も人気です。
 テントは上記のタイプと別に区分けがあります。まず床面の有無があります。床がない物をフロアレステントといい、テント内も地面が露出したままになります。次に壁部分ですが、シングルは1枚だけ、ダブルだとインナーテント(内側のテント)とフライシート(インナーの外にかけるシート)で2重になっている、といった区分けもあり断熱性能が変わってきます。また、自立式、非自立式という区分けもあります。自立式はテントだけで立ち上がってくれるので後からの移動もできます。非自立式はロープの張力がないと立ち上がらない物などで、後から移動できなかったりします。
 また最近はテントを持って行かずにハンモックとタープだけで過ごす、ハンモック泊も人気が高まっています。ハンモックは宙に浮いているので地面の状態に影響をうけないのが強みです。ただし、ハンモックを設営するためには、引っ掛けるための木が必要です。しっかりとした木が2本、4mほどの間隔をあけて生えている必要があり、事前に設営ができるか確認が必要です。また木を傷つけないようにする知識も必要です。その他タープのみを張って地面にマットやコット(アウトドア用の折り畳みのベッド)を置き、そこで寝るタープ泊というスタイルもあります。テントを持って行かないハンモック泊やタープ泊は荷物をかなり減らせるので、徒歩キャンプやツーリングキャンプをする人にも人気です。他にも様々な宿泊スタイルがあります。一緒にいくメンバーや場所、季節によってもどれが最適かも変わってきます。自分に合ったスタイルを探していくのもキャンプの楽しみの一つです。ぜひ、色々とチャレンジしてみてください。


999号 2020年11月22日

(7)様々なキャンプスタイル@

 キャンプブームと言われるようになり、だいぶ経ち色々なスタイルのキャンパーさんを見かけるようになりました。今回は様々なキャンプスタイルについてご紹介したいと思います。

●グランビング
 グランピングはキャンプではない!と言う人も居ますが、私は良いと思っています。手ぶらでグランピング施設に行って、豪華なバーベキューを楽しみ、快適な部屋で寝る、一昔前のキャンプのイメージとは違いますが、手軽に豪華なキャンプが楽しめます。
●グループキャンプ
  友人や仲間たちと集まってキャンプをします。料理を持ち寄ったり、みんなでバーベキューをしたりします。また、ソロキャンバーが集まって各々好きにキャンプを行うのもグループキャンプの1種と言えるでしょう。
●ソロキャンプ
  完全にひとりでキャンプを行います。完全に自分のペースでキャンプを楽しむことができます。
●ファミリーキャンプ
  その名の通り、家族で行くキャンプです。子供向けにアウトドアのアクティビティが楽しめるキャンプ場を選ぶと良いでしょう。
●野営
  もはやキャンプと言っていいのかわかりませんが、キャンプ場ではない山の中で行うキャンプです。山は私有地であることも多いし、トラブルが起きても誰も助けてくれません。十分な経験と道具と知識を持って挑みましょう。
 このように様々なキャンプスタイルがありますが、それに合わせて移動手段も変わってきます。
  次回Aへ続く

 

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